セドナからはじめまして
こんにちは。
私は、現在セドナ在住でヒーリングと宿(セドナの癒しの家)をやっている、旅するデザイナー&フォトグラファーのRaRaです。どうぞよろしくお願いします。
写真は、夏至の時間ピッタリにベルロックから差し込む光。この日の強い太陽エネルギーがぎゅっと詰まった写真を見るだけで、輝きがチャージされる。ありがたいことに、セドナでは年間を通してほぼ毎日が晴天で、青空に燦々と燦めく太陽エネルギーの恩恵を受けながらのんびり暮らしています。
ここに至るまでの経緯を・・・
放浪どんぶらこ
ヨーロッパに住みたいと思ってイギリス、アイルランド、フランス、ベルギー、スペイン、モロッコ、ポルトガル、イタリアなどなど約1年かけて移住の下見放浪。ノマドワーカーという言葉もエアビーも存在しなかった当時、退職金で買ったPowerBook G4 Titanium(歳がバレる!)で、滞在先の宿のウェブサイトを作りながら宿泊費をタダにしてもらいながらの旅。
どの国でも親切な人々(時には怖い人)に出会い、美味しい食事や美しい景色を楽しんでいましたが、なかなか「ここに住みたい!」と感じることはありませんでした。しかし、帰国直前に立ち寄った大嫌いだったアメリカ、ニューヨークで「ここなら住めるかも!」と感じ、3日で確信に変わり、1年後に移住。
ニューヨークでは、Webデザイナーと写真業しながら、マンハッタン→ブルックリン→クイーンズで暮らし、あっという間の12年。都会的な暮らしを楽しみつつも、少しずつ精神世界の道へ。空海と般若心経、ジーザスと聖書とアッシジの聖フランシスを経て、ラマナ・マハリシの教えに辿り着く。ノンデュアリズムにハマって、長年住んだマンハッタンが一望できるアパートから、アシュラム(お寺)に引越し、静寂の中で瞑想生活をし始める・・・かと思いきや、クセの強い人々に囲まれて思わぬ人生修行に。
通常は人生修行が辛いからお寺に来るものなのに、私の場合、それまでは順風満帆だった人生が、お寺に来て苦難が始まるという・・・アイロニックな展開。でもこの苦しみのおかげで瞑想が深まり(深めるしかなかった)、アシュラムと旅先の南インドとヒマラヤで神秘体験することになりました。
圧力釜の中にいるようなアシュラムの人間ドラマから少し離れるため、2回目のセドナ旅に。カセドラルロックの頂上でひとり瞑想中にハミングバードが目の前に2度現れて顔をじっと覗かれた後、レッドロッククロッシングで偶然に出会ったフォトグラファーと意気投合。アメリカの国立公園とネイティブアメリカンの名所を車で点々とする住所不定有職の生活に。
絶景を撮るため、早朝、まだ暗闇の中で競歩でのハイキング、熊との接近遭遇(人生終わったと思った)、40度超えの真夏のデスバレーでハンモックで寝たり(寝れんわ!)、洗濯は川、シャワーは2〜3週間に一回、携帯は基本オフ、完全グルテン・シュガーフリー生活(木の実とドライフルーツばっかり)の山伏のような修行時代。ワイルドな生活に慣れない頃は、帯状疱疹が出るほど。
その後、人生で一番恐れていた「結婚」修行を4年頑張るも、やっぱムリだ・・・となって、ニューヨークからセドナにセルフリトリートに来たのが一昨年。
セドナに行くと人生が変わる
良いふうに変わるか悪いように変わるかは別として・・・
と、友達が怖いこと言ってたけど、本当に毎回何らかの不思議が起きて人生がシフトする。今世での初めてのセドナは2011年。その直前に、通っていた医者に「帰ってきたら手術ですよ」と紹介状も渡され、痛み止めを飲みながら強行セドナ旅。
滞在中、毎日ハイキングを楽しんでいるうちに、いつの間にか痛み止め薬が要らなくなり、結局ニューヨークに戻ったら手術しなくても良くなってて医者もビックリ。それ以来、セドナに通うことになり、5回目のセドナで縁あって移住することになり、あっという間に1年半。
ベルロックの隠れ家
そんなこんなで現在は、4大ボルテックスのひとつ「ベルロック」から車で3分のところにある家で、パンを焼き、エナジーヒーリング&サウンドヒーリングと民泊をしたりながら平和に暮らしています。自分で住んでて言うのもなんですが、朝から昼までずっと鳥の美しいさえずりが聞こえ、時折、コヨーテや鹿、ボブキャット、ハベリナなどがひょっこり現れたりするサンクチュアリー(聖域)です。家に来てくださった方は皆、とても良いエナジーと仰ってくださいます。
海外やセドナが初めてという日本人の方、セドナで静かに独りリトリートをしたい、安心してセドナを満喫したいという皆様のお役に立てれば嬉しいです。→”セドナの癒しの宿”
とりとめもない長文を読んでくださり、ありがとうございます。
これからもセドナのこと、サウンドヒーリングについてなどを発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。