
できる?できない!Facebook360
Facebook 360パノラマ投稿ガイド
概要
Facebookで360パノラマ画像を投稿する際は、画像内のGPanoタグを検出して360度パノラマとして認識されます。このタグはJPEG画像フォーマットの発展とともに、デジタルカメラの普及期に実装されたEXIF、その後のXMPフォーマットなど、複数の規格と関係しています。
確実な投稿方法
1. パソコンのブラウザから投稿
最も確実な投稿方法です。ほぼ100%の確率で360パノラマとして認識されます。
Facebookをブラウザで開き、通常の写真投稿と同様に画像を選択
画像選択直後から右下に360度マークが表示される
アップロード完了後すぐにグリグリと見回せる状態になる
画像サイズは公式には6000×3000ピクセル以下となっているが、実際にはそれ以上でも認識される場合がある
複数枚同時にアップロードすると一枚だけ認識される

2. スマートフォンアプリから投稿
Facebookアプリから直接投稿する場合、以下の手順で行うとうまくいく場合が多いです。
アプリから写真を選択
360度マークが表示されない場合は一時保存
保存した投稿を再度開く
ほとんどの場合、この時点で360度パノラマとして認識
この現象はオフライン状態でも発生することから、アプリ側の画像解析の仕様によるものと考えられる
アプリのバージョンアップで改善される可能性もある

3. スマートフォンの写真アプリから共有
スマートフォンの写真アプリからFaccbookに投稿したい360写真を選んで行う方法です。
iPhoneやAndroidの標準写真アプリからの共有機能を使用
写真アプリで360度画像を選択し、共有メニューからFacebookを選択
この方法では一時保存が不要で、直接360度パノラマとして認識されることが多い
写真アプリでの表示が早く、操作がスムーズ
Facebookアプリ内での写真選択より処理が速い
ただし、古い写真の場合、クラウドからのダウンロードが必要になる場合がある

4. スマートフォンブラウザのPC版表示で投稿
パソコンのブラウザでなく、スマートフォンでパソコン用ブラウザを使う方法です。
スマートフォンのブラウザ(SafariやChrome)でFacebookを開く
ブラウザの設定でPC版表示に切り替え
パソコンと同様の手順で投稿可能
確実に360度パノラマとして認識される
ホーム画面にショートカットを作成することで、次回からの操作を簡略化できる
画面が小さく操作がやや煩雑だが、確実な方法として有効
Wi-Fi環境下での使用を推奨

まとめ
360パノラマ写真のFacebook投稿において、最も確実な方法はパソコンのブラウザまたはスマートフォンブラウザのPC版表示からの投稿です。
Facebookアプリからの投稿では一時保存が必要になる場合が多いものの、写真アプリからの直接共有で回避できることもあります。これらの現象はFacebookアプリの仕様によるものと考えられ、将来的なアップデートで改善される可能性があります。ユーザーからの改善要望が多ければ、アプリの更新で対応される可能性も高まります。
補足として、撮影時の位置情報やメタデータなどプライバシーに関わる情報は、投稿後の表示では削除されているようですが、投稿前にご自身で削除、確認すると確実でしょう。
この記事は2024年2月時点の情報に基づいています。OSやアプリのアップデートにより内容、操作方法が変わることが考えられます。