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9/6 今、揺れたのなら。

2018年9月6日。
北海道が揺れた。

ガタガタガタ…
ゴロッゴロンロロン

戸が揺れる。物が落ちる。

正直、揺れている時は記憶にない。
それは、揺れた時刻にある。

3時7分

夜中だ。
外は真っ暗の中、テレビをつける。

「震度6強の地震が発生しました。津波の心配はありません。」
(その後最大震度7に変更)

これを聞いて、ほっとした人も多いだろう。

しかし、その数分後。

パチン

まるでブラックホールに入り込んだような。

周りの世界が暗闇に包まれた。

電気もない世界。

幸い、私の住んでいたところは断水やガスが止まるなどの被害はなかった。

しかし、これだけでは終わらない。

夜が明けてみたら、大混雑。

乾電池を求める人、食料を求める人など様々。

特にガソリンスタンド。
最後尾が見えないくらいの行列。

私も、母親と一緒に1時間くらい並んだ記憶がある。

このまま懐中電灯での生活が続くのかな、とも思っていただろう。

そんなことを思っていた時、外の街灯が光った。

おっ!?

と思いながら電気をつけてみると、光った。

比較的私が住んでいる地域は復旧が早かった。
ただ、もちろん復旧していないところもある。
節電を心がけた。


そして月日は流れ2023年9月6日。

5年前の出来事になる。

備えあれば憂いなし

という言葉があるが、その通りだろう。

何事も無理のない範囲で備えることが大切だと、地の神様が教えてくれたのだと思っている。


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