外壁張りのつづきと森の道づくり
やっと暑さが遠のいたと思いきや急に寒さが訪れた。
一番好きな秋が少し飛んだ感じでちょっと残念…
樹々の葉が色づきはじめた。
このフィールドは黄色とオレンジ色がほとんど。
赤が少ないのでトウカエデやハウチワカエデなど植えたい。
自宅近くの歯医者に通ったり、その他所用で作業が滞ってしまった。
またガッツリ取り掛からねば、あっという間に冬になってしまう。
カラマツの外壁張りの続きから。
私がいない間、夫がひとりで二面目を完成させてくれた。
なので三面目からスタート。
板の上下が多少ずれるので一枚一枚調整しながら張っていった。
ん~これが結構むずい。
二階の足場で作業しているとき、遠くのほうから「ブ~~~ン」と気になる羽音が。
大きなスズメバチが手元に近づいて来た。
こういう時は目をぎゅっとつぶり、じっと動かず「私はあなたに何もしませんっ」と心の中でつぶやき、過ぎ去るのを待つのだ。
驚いて動いたり手で払おうものならブスっと一撃されるだろう。
我々をコイツは攻撃するやつかどうか偵察しているようだ。
何もしませんっとお地蔵さんのように固まるのがベストのような気がする。
目をつぶれば多少怖さが軽減されるが羽音だけは耐えるしかない。
慌てると足場から落ちてケガどころか帰らぬ人になってしまう。
冷静になることが大事。
窓周りと天井近くにある母屋(もや)周りの加工に時間がかかったが、三面目が完成した!
残る一面は電気屋さんの作業が終わってからでないと張れないので、いったん家づくりはお休み。
他に木の伐採や道づくりなど、やることは山ほどある。
フィールドの下の川辺にちょっとしたカタクリの群生地があるが、たどり着くまでに急な斜面を降りないといけない。
開花時期に近隣の人たちにも見に来てもらえるよう、近所の人と一緒に道(歩道)づくりをする話をしていた。
ある日、わたしたち夫婦を含み4人で作業した。
道づくりのベテランさんからスコップ一本で斜面の道のつくり方を教わった。
バラ園、ドッグラン、ショートコースのマレットゴルフ場などつくってしまうスゴい方。
なだらかに歩けるよう、大きく曲がる道を作る。
スキーで左右に大きくターンするような感じだ。
おおまかなコースを決めたら山側にある地面の土をスコップで堀り、谷側へ移動させ平坦な歩道をつくっていく。
根がかなり這っているので簡単に掘ることができない。
根を切りながら進めて行く。
けっこうな重労働。
一緒に作業をしている方の年齢は80歳前後だが、10歳ほど若く見える。
背筋がスッと伸び、斜面をサッサッと歩く。
すごいっ!
自分が同じような歳になったとき、こんなに元気にしゃんしゃんとしていられるだろうか。
体を動かすことの大切さも学んだ。
1時間ほどの作業だったが、あっという間に数メートルの道ができた。
道の途中に花を植えると素敵な散歩道になりそう。
地道な作業だがとてもたのしみになった。
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