社労士を今の会社に勤務しながら開業することは可能ですが、現実的ではないです。
勤務しながら社労士として開業することは可能ですが、現実的には、かなり困難です。
勤務しながらの社労士「開業」自体は可能
一般企業で働きながら、副業として社労士の仕事を受注することができます。
社労士法では、会社員として勤務しながら社労士として開業することを制限する規定はありません。
社労士協会に登録時に「勤務社労士」を選択して所定の手続きを踏めば開業は可能です。
現実的には、かなり困難
ただし、現実的にはかなり困難です。
社労士業務は、机に向かってやるだけではありません。
問題解決のために客先に向かってお客さんの要望を聞いたり、所定の書類を作成して関連役所に提出する業務などがあります。
なので、勤務しながらそのような業務を行うのは現実的ではなく、かなり勤め先に融通が利かないときびしいです。
未経験で開業が怖い場合は、税理士法人か社労士法人で勤めながら準備する
社労士試験に合格したばかりで実務経験がなく、いきなり開業するのが怖い場合は、税理士法人か社労士法人で勤めながら開業の準備をするのが一般的かと思います。
安定した収入を得ながら、実務の経験と、お客作りのノウハウを得ることができます。
その後、徐々に顧客を獲得しながら、将来の完全独立に向けて準備するのが良いですね。
ただし、本当にハード
勤めながら社労士として開業というのは、本当にハードです。
目の前の業務をこなしながら、自分のお客の作業もしないといけないので、時間がいくらあっても足りないと思います。
また、業務自体はこなせても、新規のお客を獲得する営業活動をする時間がありません。
新規客を取れなければ開業しても、あっという間に廃業です。
その時間配分をどうするか？ですね。
安定した収入が得られているうちに準備すること
現実的は、勤務社労士として登録し、勤めながら開業の準備をする流れになります。
安定した収入が得られているうちに、
集客に関しての勉強
自分の事務所を経営していくための経営戦略の習得
さらに、顧問契約を取るために指導できるレベルまで経営戦略の知識を深める
ということをやっていきましょう。
そうすれば社労士として開業しても十分やっていけます。
社労士に合格した後に、今の会社に務めながら開業準備するための社労士の開業塾があります。
ぜひ、一緒に開業に必要な経営スキルを高めて行きましょう。
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