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時事問題解説:日本でお米の値段が上がった理由と「備蓄米」の問題(2025年3月3日執筆)

みんなが毎日食べているごはん(お米)の値段が、2025年にすごく高くなってしまったよ。どうしてそんなことが起こったのか、わかりやすく説明させてください!


① お米の値段が上がった理由

  1. お米を作る人が減った
     お米を作る農家(のうか)のおじいちゃん、おばあちゃんが年をとって、お米を作るのをやめる人が増えたんだ。でも、新しくお米を作る人があまりいなかったから、お米の量が少なくなってしまったよ。

  2. 暑すぎてお米が少なくなった
     2024年の夏はとても暑かったから、お米がうまく育たなかったんだ。おいしいお米がとれる量が減ったから、少ないお米を買おうとする人が増えて、値段が上がってしまったよ。

  3. お米を食べる人が増えた
     最近、日本に旅行に来る外国の人が多くなって、日本のおいしいお米を食べる人が増えたよ。さらに、家でお米を食べる人も増えて、みんながたくさん買うから、お米の値段が上がったんだ。


② 「備蓄米(びちくまい)」があるのに、どうしてすぐに売らなかったの?

**「備蓄米(びちくまい)」**っていうのは、日本の政府(せいふ)がもしもの時にそなえて、ためておくお米のことだよ。お米が足りなくなったり、値段が高くなった時に、少しずつ市場(しじょう)に出して、みんなが困らないようにするんだ。

でも、2025年のお米の値段が高くなった時、すぐに備蓄米を売れなかった理由がいくつかあるよ。

  1. 本当にお米が足りないのか、時間をかけて調べていた
     政府は「本当にお米が足りなくなったのかな?」と確認するために時間がかかってしまったんだ。

  2. 急にたくさん売ると、お米を作る農家さんが困る
     もし政府がすぐにたくさんのお米を売ると、お米の値段が急に下がってしまって、お米を作っている農家さんが困るかもしれないから、ゆっくり出していくことにしたんだ。

  3. どれくらい売るか決めるのがむずかしかった
     最終的に21万トンのお米を売ることにしたけど、「それでは足りない!」という意見もあったよ。


③ これからどうするの?

お米の値段を安定させるために、いろいろな対策を考えているよ。

お米を作る人をふやす
 お米を作る農家さんを応援して、お米をたくさん作れるようにするんだって!

お米を買いやすくする仕組みをつくる
 政府が「お米をためておく→必要な時にすぐ出せる」というしくみをもっと良くすることを考えているよ。


まとめ

2025年にお米の値段が上がったのは、「お米を作る人が減った」「暑すぎてお米が少なくなった」「みんながお米をたくさん買うようになった」 という理由があったからだよ。そして、お米をためておく「備蓄米」がすぐに売れなかったから、さらに値段が上がっちゃったんだね。

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