ラジコンのオイルダンパーが引っかかる?スムーズに動かすための原因と対処法
どうも!しょーです。
ダンパーを変えるだけで、ラジコンの走りが劇的に良くなります。
地面の凹凸が無いかのように走破性が高まったり、スピードを出してもカーブで曲がりやすくなったり、格段にリアルな動きになりす。
私もTT-01インプレッサを公園で遊んでいた初期の頃から、純正ダンパーからオイルダンパーに入れ替えたほど。
まず最初にアップデートすべきパーツはどこですか?
と聞かれたら、「ダンパー」と答えるでしょう。
しかし私ははじめの頃、このオイルダンパーに悩まされた過去があります。
奮発して買ったアルミ製のオイルダンパーを組んだ時に
「100%沈み込まない。50%までしか縮まない」
「引っかかってスムーズに動かない」
という壁に当たりましたし、アメリカ産の巨大ラジコンのダンパーを整備した後で
「なんか動きが硬いなぁ」
「もっと柔らかく動いて欲しいんだけどなぁ」
という悩みも抱えたこともありました。
試行錯誤をした結果、納得のいくレベルまで解決出来たので、同じように悩んでいる人の参考になったら嬉しいと思い情報共有していこうと思います。
超絶スムーズなオイルダンパーにして愛車に磨きをかけていきましょう!
ダンパーが硬いケース①オイルをパンパンに詰め込んでいる
ある日のこと。
いつものように公園でアメリカ産の巨大ラジコンで遊んでいると
「ん?」
「なんか車高が下がっているような気がする」
「ダンパーがずっと沈んでいる感じ」
「ダンパー内部のオイルが抜けたのかな?」
と思うようになってきたんですね。
いきなりボディがグンと沈んだのではなく、箱から出したての頃の記憶と比較して、ボディの位置が常に低いんじゃないかと気が付いたんです。
ボディを持ち上げているパーツはダンパーくらいしか思いつかなかった私は、早速ダンパーを分解して見ることに。
案の定、オイルが抜けておりました。
本当は最初から封入されていた純正のダンパーオイルを入れられたら良かったのですが、輸入するのも手間だしメーカーから純正ダンパーも売ってないみたい。海外のサイトを漁っても知りたい情報にはアクセス出来ませんでした。
だったら日本で手に入るオイルを代用しちゃえという話になりまして、私が持っていたタミヤの200番を出してきました。
タミヤの中では1番柔らかいオイルで、これ以上柔らかいオイルは無いんじゃないか?と個人的には思っています。
(もっと柔らかいオイルを知っている方はコメント欄で教えてください)
このオイルをトラクサスのダンパーに注入していきます。
ダンパーの構造自体は国産も海外製品も同じなので、メンテナンスにかかった時間は5分ほどでサクッと出来ました。
リフレッシュできたオイルダンパーを装着し、さっそく公園で走らせてみたところ
全然沈み込まない!
ホントに200番!?
硬すぎる!
なんで!?
もう、びっくりしましたね。
いやサスペンションが動くことは動くんですよ。
でも20%くらいしかダンパーが沈まず、途中でガチっと止まってしまうんです。
今まで本物のようにリアルに動いていた愛車が、オモチャのような動きに変わってしまったのを見て、とてもショックを受けたのも今でも覚えています。
ですが海外から13万円も払って輸入した我が愛車。
ここで諦める訳にはいきません。
心の中で号泣しながら急いでピットイン(帰宅)をして、ダンパーから200番のオイルを抜きました。
すると...動く。
新車当時と同じくスムーズな動きになったんですね。
その時、私は思いました。
「え、オイルってパンパンにいれるんじゃないの?」
と。
ですが、どうやらそうではないようですね。
説明書や他の方の動画ではダンパーの鏡筒からオイルが表面張力するレベルまでオイルを注入し、上からキャップを被せていたような気がしたのですが、私はそれ以上にパッツパツにオイルを封入してしまったかも知れません。
オイルには適切な量がある。入れ過ぎては逆効果かも
という事を学んで瞬間でした。
ケース② シャフトと軸受けが引っかかっている
これは私が愛用しているタミヤXV-02シャーシであった事なのですが、
買ってきたオイルダンパーを組み上げた時に
シャフトが全然ピストン運動しない
という問題が発生した時があったんですね。
まだオイルも入れていない状態でシャフトをピストン運動させてみたのですが、全くスムーズでかなくむしろ固まっている感じ。
いやちゃんと説明書通りに組み上げているんですよ。でもシャフトが硬いのはなぜ...?
と思って色々ネットで調べてみましたが、どうやら「Oリング」とシャフトが引っかかっているようでした。
そのブログによると、Oリングをダンパーに装着する時にたーーーっぷりのオイルを付ける必要があるとのこと。
このOリングというパーツは、シャフトの動きをブレなく真っ直ぐにする役割がありますが、ホコリがダンパー内部に侵入しオイルに混在するのを防ぐ役割もあります。
なのでこのOリングは、シャフトに密着するような大きさに設計されているようなのです。
しかし、密着したままではシャフトがOリングによって固定されてしまうだけで動かなくなってしまうので、オイルを付けて動きをスムーズにする必要があるとのこと。
でもそれはオイルダンパーの組み立て説明書に最初から記載されていたんです。私もそれ通りに組み上げたつもりでした。
しかし確かにOリングに付けるオイルの量までは記載されていなかったなと。どうやら私はこのオイルの量が少なかったようです。
Oリングとシャフトの間にダンパーオイルをたっぷりと注入し直したところ、驚くほどスムーズにピストン運動するようになったので、ダンパーの引っかかりがきになる場合はぜひこの部分をチェックしてみてくださいね。
ケース③オイルの番号が高い、硬い。
初心者の方(少し前の私自身)からしたら、何番が柔らかくて何番が硬いのか?すら分かっていませんよね。
業界的には「数字が低いものが柔らかく、高いものが硬い」なのですが、その柔らかさの感覚は人それぞれ。
「私のラジコンには何番のオイルを入れたら良い!?」
というお悩みにズバリお答えしたいのですがブログ記事という性質上それはできません。
なので何番のオイルが最適な柔らかさなのかは、色々と試すのが最短の方法になります。
ですが
・公園でリアルな動きを楽しむ
・ラリーカーやバギーで遊ぶ
のでしたら、タイヤの#200オイルを使えば大丈夫です。これをオススメします。
柔らか過ぎてカーブを曲がる時に車体が大きくロールし過ぎると感じるかも知れませんが、ロールに関してはスタビライザーを使えば抑えられますので使ってみてください。
それよりも柔らかダンパーにする事によって、ラジコンにとっては大きな凹凸の上を走っても、ヒョコヒョコ跳ねずにスムーズに走っていきます。
この動きがリアルで堪らないんですよね〜♩
そんなわけで、オイルの硬さに悩んだらとりあえず柔らかいオイルを入れて試して、少しずつ硬いオイルも試してベストな硬さを探ってみたらよいと思います。
まとめ
ダンパーはラジコンの動きを左右するとーーっても大事なパーツです。
この動きが変だと一気にテンションも下がってしまいますので、この記事でスッキリ解決してくれたら嬉しいです。
今回もご精読ありがとうございました。
追伸:
Instagramでラジコン動画をシェアしています。
ぜひ遊びに来てください♩
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