XV-02シャーシに3セルLipoバッテリーを乗せたい
この記事を書いている1ヶ月ほど前、2年ほど愛用していたxv-01シャーシを手放しました。
理由は大きく2点あります。
まず1つ目の理由。
XV-01に対して特段不満もなかったのですが、2024年5月に静岡ホビーショーで開催されたトヨタチャレンジカップに出場してからハマった私は
「レース楽しい、勝ちたい..!」
と思うようになりました。
今後レースにも出る事を考えてレギュレーションに対応するために、XV-02に入れ替えたというわけです。
2つ目の理由は、
「苦手意識だった組み立て作業をやってみたい..!」
という好奇心があったからです。
XV-01はヤフオクで中古の完成品として買ったもので、自分では組み立てしていません。
なぜかとうと、幼少期にはじめて父親に買ってもらったヨコモのバギー車を自分で組み立てて、まともに動かなかった経験があったから。
ベルト駆動4WDだったのですが、なぜか全然動かない。オイルも塗ったのにガチガチ固定された駆動系に仕上がってしまったのです。笑
これにより、組み立てる事に対する強烈な失敗トラウマが完成してしまいました。
あれから約20年。
苦手意識を引きずっていた自分が
「ちゃんと自分で組み立てて苦手意識を克服したい」
と思うようになった事が嬉しくなり、XV-01からのステップアップのタイミングで未組立のXV-02を買った…というわけです。
前置きが長くなりましたが、早速秋葉原にあるスーパーラジコンで新品未組立のXV-02 proを購入。
黒背景に薄茶色と白で統一されたイラストと文字。
箱だけでワクワクしつつ
「未組立を買うなんて、大人になったなぁ」
「しかも自腹で3万円。 大人になったなぁ」
なんて、沁みじみ感じておりました。
話が脱線してしまいましたが、無事組み立てが完了。
今回は自分でもびっくりするぐらいスムーズに駆動系が動きます。完全に苦手意識は克服できました…!
しかし、完成品を見てある事に気づきます。
「バッテリーを入れるスペースがシビア(狭い)..!」
3セルバッテリーを搭載しようとすると、サーボやセンターギアカバーと干渉してシャーシに収まりません。
良く考えれば分かるのですが、タミヤさんも一企業なので、お客さんにはなるべく自社の製品を買って売上を上げたいですよね。
タミヤさんには自社開発の「LF2200-6.6 V レーシングパック」があるので、このバッテリーが入るスペースにすればよいわけです。
タミチャレやタミグラなどのタミヤ公式レースでも、このバッテリーが指定されているので、XV-02でもこのバッテリーがピッタリ入る設計になっているんですね。
僕も先日のトヨチャレ大会に出場した時に使っていた「LF2200-6.6 V レーシングパック」を持っているので、10.5TモーターとこのバッテリーをXV-02に搭載して公園を走ってみました。
走った感想ですが、
「サーキット上だったら必要十分な速さ。むしろ自分のスキルだったら扱い切れないかも知れないくらい速い」
という速度だと思います。
しかし急カーブやシビアなライン取りを気にしない公園や野良で走らせると、なんだか眠たくなってきます。
たぶん過去に遊んだ海外製の
「4セル6セル当たり前」
「速ければ速いほど良い」
「パワーは正義」
なマシン達に触れてしまった経験が、XV-02にもパワーを求めてしまっているのでしょう。
「モーターのターン数やギア比を変えれば速度上がるよ」
というご意見もあるかと思います。私はまだそれらの知識が少ないのですが、XV-01でモーターを替え、ギア比を変えた以上にバッテリーを3セルにした時の方が走りが見違えりました。
レースに出る場合は高速ストレートで伸びのあるマシンにするのか、テクニカルコースをトルクフルに走るマシンにするかなど設定が必要ですが、公園ではスピードもトルクも高い方が楽しいんです。
そんなわけでXV-02になんとかして3セルバッテリーを搭載したいと思うようになります。
はい。ここに載っけました。
「シャーシの外側に取り付けて外れない?」
と心配になるかと思いますが、Amazonで購入した両面テープ式マジックテープを使っているので安心です。こちら相乗以上に強力にくっついてくれるマジックテープなのでおすすめです。
シャーシを削ってバッテリーを搭載した場合、いざレースに出場する際にレギュレーション違反になりかねないし、削る工具もなければ作業も面倒に感じます。なのでシャーシを削る方法は却下。
シャーシを無加工で3セルバッテリーを載せる方法は、シャーシカバーに貼り付ける方法が一番簡単かなと思いました。
「重量バランスがおかしくなりそう」
というツッコミはごもっともでございます。
もちろんレースに出場する場合は、「いかに高速でカーブを攻めても地面に吸い付くように走るか」が大事である、と素人ながらに思っています。
でも今回は公園で海外ラジコンのように爆速で楽しむ事を目的としているので、重量バランスについては厳密に考えないようにしています。
でもちょっと考えているとするなら、例えば「実写はエンジンが前輪付近にあるからバッテリーもフロントに置こうかな」というレベルです。
XV-01シャーシが前輪よりも前にモーターがある事で超リアルな動きを魅せてくれたので。XV-02も前に重量を増やそうかと思いました。
しかしバッテリーが入るスペースがなかったので断念。結局「ここ空いてるじゃん」という理由だけでリア側に設置しました。
でも良く考えれば、ドリフトシャーシもバッテリーを後ろ上部に持ってきているんですね。これは私もXV-02でもターマックラリーのようなかっこいい走りを魅せてくれるに違いない…!
バッテリーの設置場所を正当化しながら、さっそく公園で走らせてみました。
2セルの時と比べて、明らかにトルクが増して加速力が上がりました。ラリーブロックタイヤを履いているにもかかわらず、カーブを曲がる時も「ギュイー」と音を鳴らしながらカーブしていきます。
まさに大迫力!
そして
「バッテリーが上にあるのでカーブでロールしすぎてコロコロと転がるのでは?」
と心配していた点については、びっくりするくらい全然転びません。むしろ転びそうになったらドリフトしてくれるので、そこはXV-02シャーシの作りのおかげなんだと思います。
というわけで、レースに出場する際はすぐに「LF2200-6.6 V レーシングパック」に載せ替えられますし、普段公園では3セルリポバッテリーを積んで爆速マシンを遊べるし、一石二鳥なマシンに仕上がりました。
もしこの記事を見て3セルリポを搭載したいと思っているXV-02ユーザーの方は、ぜひトライしてみてください♪
もっと他に良い方法をご存知の方は、コメント欄で教えてくれたら幸です。
ラジコンの楽しみ方は無限大ですね♪
ご精読ありがとうございました。
追伸:
Instagramでラジコン動画をシェアしています。
ぜひ遊びに来てください♩
(画像クリックでInstagramページに飛びます)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?