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2024夏 四国ロードトリップ②


夏休みにまるまる1週間使って四国に行きました。
真夏の四国車中泊旅行、自然満喫大満足プランです!
今思い返してもなかなかベストな旅ができたのでは、と思う2024夏だったので記録がてら振り返ります。

↓①はこちらから

今回は3日目から5日目までを振り返ります。

3日目: 沈下橋と朝風呂、土佐の道の駅巡りとかつおのたたき、念願の南国製菓の塩けんぴ、雲の上の図書館

目が覚めて一歩外に出るとそこは自然!!という環境で起床し、起きたてコーヒー牛乳を。
この旅には希釈されているポーションタイプのコーヒーを持ってきていたんだけど大正解。水やコーヒーで薄めるだけでコーヒーが出来上がるので無駄な出費をせずにコーヒーを楽しめました。

前日に道の駅で買ったシューラスクがコーヒーとの相性抜群

前日にお風呂を諦めたので、身体を洗わないまま真夏の車中泊をしてさすがに気持ち悪かったけど、まずは朝の空いている時間を狙って沈下橋めぐりへ。

途中で見えた綺麗な四万十川の景色
車の整理。車の中の写真これしかなかったので記録まで。
銀マット✖️2に敷布団。枕はいつもの枕を持ち込み。
クーラーボックスが車を傷つけないよう緩衝材で保護

まず最初に行ったのは勝間沈下橋。
ひー!!こわい!と思いながら渡りましたが地元の人と思われる車はすいすいと難なく渡っていて、この自然災害を見越してつくられた橋が地域に馴染んでいることを実感しました。

わたしが車ならへっぴり腰

続いて訪れたのは岩間沈下橋。こちらは観光名所にもなっているようで、手前の観光用の駐車場に車を停めて向かいました。

もちろん地元の人は車で通行可
勝間沈下橋よりは少し幅広の印象

わたしたちが行ったときには人も車も全然いなかったけど、帰る頃にはどんどん増えていたので早めがおすすめかも。
立っているだけで汗がでてくるのに散策までしてしまったので汗だくでさすがに今すぐ風呂に入りたいということで朝からやっている四万十いやしの湯へ。


新しい綺麗な施設で時間帯もあってか人も少なくてよかった


隣にキャンプ場もあり、海が見えて気持ちよさそうだったのでいつか泊まるのもいいな。
その後は道の駅を巡りながら塩けんぴを買いに行くことに。
まずは道の駅おおがた。ここでは海を見ながらゆっくりした時間を過ごせました。

ビオスおおがた くじらが有名みたい
遠くに見えるけど実際はすぐそこにある海岸
駐車場にも海にもサーファーがたくさんいて、眺めていたら時間はあっという間。
海を見ながらグミを食べる
鯨の模型?があった

次に行った道の駅はなぶら土佐佐賀。通り過ぎようとしたけどせっかくなら行ってみる?くらいのテンションで行ったら大当たり。ひろめ市場でも有名な藁焼きかつおのたたきの明神丸の店舗があってフードコートになっていたのでお昼ごはんを食べました。
ここでかつおを食べられたから市内に寄るのをやめたくらい、日程に影響を及ぼした場所です(笑)
市内はちょうどよさこい祭りの時期だし、人もすごく多そうだったのでこちらで並ばずに食べられたのはラッキーだったかかも。

かつおの塩たたきと、かつおのはらんぼ。
卵かけご飯用の卵も注文。
道の駅の物販ブースで購入した佐賀のいよかん飯400円。
これもめっちゃおいしかったな。

その後は絶対に行きたいと思っていた南国製菓 水車亭へ。ネットで評判だったので芋けんぴ大好き人間としては行くしかないと思い、次の目的地からは少し離れていましたが行ってきました。

店内に並べられた芋けんぴ・芋けんぴ・芋けんぴ!
念願の塩けんぴ

車の中で手が止まらなくなり、最終的には簡単に取れない場所にしまいこむほど美味しかったです。
とはいえ確実に自分の過失だけど、テンションが上がりすぎて1kgや500gの大量の芋けんぴや芋チップスをいくつか買ってしまったのはミスでした。
どうしても日にちが経つと油がまわっているのが気になって食べられなくなってしまい、気にしない夫に食べてもらうという悲しい状況に。
いつもおなかがすいていたりテンションが上がると買いすぎる傾向があるので注意しなきゃな。

芋けんぴをぼりぼり食べながら向かった先は檮原(ゆすはら)。

道の駅ゆすはらのくさぶき屋根

以前友人と行って最高だった図書館に再訪しにきました。檮原は隈研吾設計の建物が多く、図書館もそのひとつ。なつやすみの宿題をしている地元の子どもたちもいれば、観光客も多く、なんだか不思議な光景でした。
宿題をしていた彼らは、観光客が来るほどの図書館があることを誇りに思うのか、それとも自分たちの場所が邪魔されたような嫌な気持ちになるのか、どっちなんだろうな。わたしは心が狭いからちょっと嫌かも、なんて考えていました。

気づいたら本を一冊読見終えるほど滞在してしまって(読んだのは檮原も舞台になっている原田マハさんの「旅屋おかえり」)、夫も気に入ったらしく本気で次の日また来ようか悩みました。
最寄りの図書館、外観や内装はいいとしても選書センスをもう少し寄せてくれ、、と切に願う。
予約した本を取りに行く場所だけじゃなくて、やっぱりその場でおもしろそうな本に出会える空間であってほしいんだよなぁ。

インパクト抜群な内装。本の並べ方も面白い
檮原の街並み
道の駅ゆすはら

その後は近くの道の駅ゆすはらに併設された温泉に行き、前日の残りのピーマンやトマト、芋けんぴを食べてそのまま道の駅の駐車場を借りて就寝。

4日目: 四国カルスト散策と中津峡谷国立公園、四万十ブルーの宮崎の河原キャンプ場とにこ淵の自然満喫の1日

翌日、道の駅ゆすはらの近くのカフェでコーヒーとスコーンを購入し、向かった先は四国カルスト。
ほんとうは天狗高原にある姫鶴平キャンプ場で夜を明かす予定が、人が多すぎるという話を聞いて断念。だけど朝イチで四国カルストには行かなきゃ!ということで散策してきました。

コーヒーはほどよい酸味があってアイスにぴったり!

四国カルストまでの道路はかなりの山道かつ狭く、本当にたどり着くのかな、、と不安になりましたが無事到着!
案内所にいたおじさんに「早くここを抜けないとすごく渋滞するよ」と教えてもらったのでさくさく散歩へ。

カルストがどうやってできるか、などが展示されている
視界が開けていて、散策するにはちょうどよい
カルスト特有の岩がぽつぽつ。
山口の秋吉台も北九州の平尾台も行ったから3大カルスト制覇!
帰り道はめちゃめちゃ狭いところを通った!

早歩きで散策を終えた後は車に乗ってカルストを東へ抜けるべく出発。
おじさんの言う通り、片側通行の道もありかなり車が混雑してきていたので早めに出たのは大正解。
途中、ザ・カルスト!というような景色の場所を通ってわざわざ写真も撮ったけど霧がすごくてただ車と写真撮った人にしか見えなかった、、ざんねん

霧がすごい
風車もあった

カルストから市街地に抜けるまでもかなり大変で、かなりの山道かつ片側しか通行できない狭い場所も多々ある中、お盆で車も多くて、運転していない私でさえ疲れるほどでした。
カルストから市街地に抜ける、私たちと同じ向きの車は比較的少なかったのですが、まだ午前中だったのでカルストに向かう車は渋滞しており、そんなに年齢も違わないけれどすれ違う車に乗った若いカップルとかを見て喧嘩しないでね、とおせっかいに願ってしまうほど。笑

続いては中津渓谷県立公園へ。ここも私が以前来たときによかった思い出があるので夫を連れてきました。

見えますか?左のちょっと上にいる竜神七福神様が。
それにしても無加工で綺麗すぎる
子どもも大人も水遊び
滝に向かう橋

暑かったけど、綺麗な水の色に癒され、ひんやりとした水に足をつけて、豪快な滝を見て心なしか涼しげな気分になりました(滝汗は止まらなかったけど)。

次に向かったのは宮崎の阿原キャンプ場。
SNSで「仁淀ブルーが綺麗!」というのを見て気になっていた場所。
実はここでカヤックのアクティビティをする話もあったのですが悩んだ末に初日のキャニオニングをすることになった経緯もあり、必ず見に来ようとおもっていました。
SNS効果か人もすごく多かったのと、外が暑かったのでその場には行かず近くから眺めてそそくさと退散。

賑わっていた!
たしかに綺麗だけどSNSで見るほどブルーではないかも。



さすがに朝スコーンをふたりでひとつ食べたきりでおなかが空いていたので、次の目的地に向かう途中の道の駅で小腹満たし。
広い駐車場なのに駐車場に入る車列ができるほど混雑しておりお盆効果を感じながらも、いい匂いにつられて屋台で豚バラ串を1本購入。

もう今日は出ているだけで売り切れだよーとおばちゃん談
塩味が汗をかいた身体にぴったり!


少しだけ食べてしまってむしろお腹が空いたなぁ、なんて思いながら次に向かったのはにこ淵。こちらも仁淀川の支流で、綺麗なブルーが見れるということで気になっていた場所。
車で向かいながら助手席の人がその場所について説明する(web情報を読み上げる)というのをやるのがわたしたちのお決まりなのですが、ここは地元の人にとっては神聖な場所で近寄らないということで少し身が引き締まりました。実際は観光客だらけだったけど。

90段ほどの急な階段をおりると
きれいなブルーの滝壺!
カメラではうつしきれない、綺麗なブルーに感動

にこ淵は山の上にあるのですが、にこ淵に近い駐車場に入るための渋滞もすごかったので下の方の駐車場に停めて、暑い中にこ淵に向かって坂を登り、急な階段を降り、もちろん帰りは急な階段をあがるということで汗がとまらない、、
もちろん私たちだけでなくまわりのみなさんも汗だくで、お高め値段設定の自販機に列ができていました。わたしたちは水筒をもってきていたのですが階段をのぼりきったあと一気飲みしてしまいました。夏に行く人はご注意を。

とにかく汗を流したい!ということで最寄りの温泉施設で日帰り入浴。

さっぱりしたらやっぱりおなかがすいたということで道沿いにあった商店みたいなスーパーをたまたま見つけて折り返してお惣菜を購入。空腹効果もあってかめちゃめちゃ美味しくてびっくり!

いかのメンチカツだったかな
日替わりのビビンバ弁当
別のスーパーで購入したドリンク
リープルはさっぱり系の乳酸菌飲料


山道をすすむあいだにあっというまにあたりも暗くなり、疲れからか眠気もピークに。
先に車で寝てしまったわたしをよそに夫が運転を頑張ってくれて、翌日観光したい徳島のかずら橋近くの道の駅で就寝。
実は大歩危の道の駅に一度車を停めたのですが車通りが多く明るかったらしく、近くの別の道の駅に変えたようです。本当に感謝!


5日目: 祖谷のかずら橋とおあげが美味しい祖谷そば、渓谷堪能のあとは香川でこんぴらさん参りと一鶴の骨付鳥、スーパー銭湯みたいな温泉施設で就寝

朝イチ、ポーションと水で作ったコーヒーを飲みながら向かった先は祖谷のかずら橋。
8時半にも関わらず想像以上に観光客がいて驚きでしたが、まだ人が少ない時間でゆっくり楽しめました。
かずらを編んで人がとおれるほどの橋を作るってすごい技術だな、とあらためて感動。最初に通った人、怖かっただろうな。

橋自体がまあまあ揺れて怖いのと、足元がすかすかなので物を落とさないか心配で、そういう意味でも人が少ないのは安心できました。

朝の光が綺麗
祖谷(いや)の読み方忘れて「そや」って読んじゃう
みんな手すりを持ってそろそろ歩き
この木が倒れたらおわり、、、


続いては向かったのは祖谷そばが食べられるおそば屋さん。甘辛く煮たぼけあげが美味しいと聞き、ぼけあげのそばを冷と温でそれぞれ注文。
暑い夏の日だったけどぼけあげが合うのは温かい方かな、だけど気分的には冷たいのもいいね、などと会話をして、誰もいないテラス席で目の前に広がる祖谷渓谷を見ながら朝からそばを食べたのは贅沢な時間でした。

隣に旅館もあって、店内には朝食を食べにきた人もちらほら。
冷たいぼけあげそば
あたたかいぼけあげそば
しょんべん小僧ならぬしょんべんたぬきがいるチャーミングなお店でした

その後はしょんべん小僧やひの字渓谷といった祖谷渓谷の観光名所をめぐり、道の駅大歩危から大歩危峡を楽しみました。
しょんべん小僧やひの字渓谷はぐねぐねの狭い山道の途中にあって、駐車スペースも狭かったので、ささっと見てささっと退散。

ひらがなの「ひ」の字の渓谷
しょんべん小僧。下に見える川の色がきれい
道の駅の地下駐車場からいける大歩危峡
昭和の雰囲気ただよう道の駅大歩危
道の駅に併設されていた石の博物館で購入した指輪
きらっきらでかわいい
わたしのお行儀が悪い

実質半日程度でしたが、徳島をあとにしてところどころ休憩を挟みながら向かった先は香川の金毘羅神宮。
わたしは大学生ぶり、夫は初めての参拝ということで真夏の階段におびえながら行ってきました!

のぼる
まだのぼる
まだまだのぼる、全部で785段
途中で降ってきた雨。
屋根の下のベンチで休憩して雨があがるのを待つ。
雨にふられる社殿
途中にいた神馬(しんめ)
白馬って初めて見たかも。

しばらくすると雨は上がったけど、またすぐ降りそうな気配だったので旭社で折り返し。
熱中症対策にたしか書院が開放されていて、館内でしばし休憩したあとは階段を降りて車に戻りました。

マンホールの絵柄も金比羅さん参拝している

続いては向かったのは骨付鳥一鶴。高校生のとき友だちと旅行で香川に来て(今考えるとすごい)、食べた思い出の味。

お盆だし並びそうだなということで開店と同時を目指してかなりはやめにむかい、無事並ばずに入れました。

ひなどりとおやどりを一羽ずつとお通しのキャベツ
にんにくと塩胡椒がきいていてビールが飲みたくなる味
ふたりでノンアルビール1瓶たのんだよ
鶏飯はやさしいお味
店を出たら建物の周囲を半周するほどの行列

さすがに市内に出てきたので夜は寝苦しそうだな、ということでスーパー銭湯みたいな温泉施設で就寝。
まんがもたくさん置いてあり、わたしはNANAを読むのに夢中になりました。わたしももう29歳なので、NANAの中で起きる出来事には「おいおい」ってつっこみたくなるところもあるけど、奈々のかわいらしさとか登場人物のファッションのこだわりとかは見ていて楽しい!いつか完結してほしいな。

無事、お風呂に入り、大部屋の畳スペース(私たち以外には夫婦1組しかいなかったから広々だった)でぐっすり就寝できました!

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