見出し画像

八重山諸島旅行#4 西表島、石垣島

6月中旬に行った八重山諸島旅行記、最終日です。
前日の日記はこちらから。

この日は午前中の船便で西表島から石垣島に向かう予定、逆に言えばそれしか予定がない状況だったので、まずは朝起きてしっかりと朝ごはんを食べました。
ふだん朝食を食べないわたしたちですが、家の外で食べる朝食は大好き(特にわたしが)。
前日はツアーの時間の関係上、ホテルの朝食を食べられずもったいないことをした気分だったので、前日の分を取り戻すがごとく、たらふく食べました。

手前はもずく。点心美味しかったなあ。
たくさんサーモン食べた。

船の時間まで時間があったので、ホテルの敷地内を散策。
秘密基地という場所があるらしく、行ってみることに。

秘密基地の入り口
ちょうどホテルのオプションのジャングルツアーをしていた。
八重山諸島に関連する本がたくさん
鬱蒼としたジャングルの中にある空間


木漏れ日がきれいな椅子に座り、各々読みたい本を読んでいたところ、なんか足がかゆい。
見てみると結構な数の蚊がいたので慌てて部屋に避難。
ロビーで無料のコーヒーを淹れて、涼しく蚊もいない部屋の中、デイベッドでごろごろしながら本を読むのは最高でした。
なお、わたしが読んでいたのは20年前ごろに刊行された石垣島への移住記。
コミカルな文調で石垣島のリアルが知れて大変面白かったのだが、それ以上にびっくりしたのは20年前と今の当たり前が全然違うこと。
電話線がなくて大変!という章があったのだが、今はそんなこと気にしなくていいんだろうなあと思うと、もちろん島自体が都会の人にとって住みやすくなったのもあれど、文明の発達によってかなり移住のハードルが下がったのでは?などと思いました。

途中、かなりゆっくりできたし船を1本早める?という話にもなったのですが、既に港へ向かうシャトルバスは出発したとのことだったので、思う存分ごろごろだらだらタイム。

早めにロビーに行き、ロビーに併設されたお土産屋さん(かなり立派)で初日からずっと気になっていたけど迷っていた文庫本カバーと栞を購入しました。
初日の日記でちらっと紹介したのですが、西表島はアウトドアブランドkeenと取り組みを行っているらしく、店内には西表島にちなんだkeenのTシャツやグッズがずらり。そしてどれもすごく可愛い。
わたしはTシャツを悩んで購入しなかったのですが、夫はイリオモテヤマネコの描かれた水筒を購入していました。わたしたち、二人暮らしとは思えないほど水筒を持っているのですが、まあ水筒は何本あってもええですからね。

満足のいくお土産が買えたところでシャトルバスに乗って港へ。
シャトルバスが出発する時、ホテルの人たちが暑い中外まで出てきてくれて、手を振ってくれたのがなんだかすごく嬉しくて、でもしばらく来ることはないんだろうなと思うと切なかった。

6月にして夏の雲
ほんとうに綺麗な海の色
可愛い柄の船のシート



西表島に別れを告げ、石垣島へ。
1時間くらいしか時間がなかったので、荷物は預けずに持ったままゆらてぃく市場へ。
実はもともと夫だけがゆらてぃく市場に行き、わたしフェリーターミナルで荷物番の予定だったのですが、「最終日に何もしないなんていやだ!わたしもゆらてぃく市場に行きたい!」とごねたのでふたりで行くことになりました。
ただ、外に出て3分、荷物は重いし歩いているだけで汗が吹き出るしでもう無理帰りたい…となったのですがなんとかゆらてぃく市場に辿り着き(徒歩10分くらいの道のり)、着いた瞬間クーラーでひんやりした店内と旬のパイナップルの甘い芳香で癒されました。

西表島でもパイナップルは買っていたものの、食べ比べ用や人に渡す用でピーチパイン(甘味と酸味のバランスが良い)やゴールドバレル(とにかく甘い)を購入。
他にも冬瓜やもずくを購入してフェリーターミナルへ。
ターミナル内でゆっくりしようと思っていたのですが思いの外ゆらてぃく市場に時間を使ってしまい、そのままターミナル前のバス停へ向かいバスに乗って飛行機に乗ってあれよあれよという間に福岡に着いていました。

家に着くのは19時ごろか。朝ごはんをたらふく食べてお昼を食べていないからおなかはすいているけど今からご飯作るのも面倒だなあ。と思っていたところ、気が付いたらサイゼリヤに行くことになっていました。
学生のときぶりだなあなんて言いながら、メニューを見てあらためて安さにびっくりして、気になったメニューを片っぱしから頼んでテーブルいっぱいに料理を広げて旅の振り返りとしておいしかったごはんランキングなどを発表してとっっっても満足でした。

スマホに残っていたメモ



日頃の疲れをリフレッシュしにいこうなんていいながらも、まあわたしはアクティブレスト派だもんねなんて正当化していつも通りアクティブに動き回った4日間。
自然に癒され、自然と共生することについて考え、暑さに悶え、おいしいご飯に舌鼓をうち、楽しかった!
石垣島はともかくとして、きっと西表島や竹富島に行くのはもう一生ないか、もしくはかなり先だろうなと思うと、少し切なさも感じるけど、胸を張って遊び尽くしたと言える旅ができて嬉しいな。


購入品。水筒の蓋ないけどちゃんとあるよ。


あとは「九州にいる間に行きたい場所、やりたいこと」として常に頭にもやっと残っていたものがしっかりと消えていくのを実感するのはなんだかほっとする。
まだあとちょっと、やり残したことがあるからもう少し福岡で仕事もプライベートもがんばりたいな。と思いました。ちゃんちゃん!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?