ぼっち旅#3 美肌と労働と再会と「嬉野温泉」
時間も予算も限られているけど、やりたいことは全部やりたい!・・ということで、友達が住んでる温泉地へワーケーション。夜は地元グルメに連れて行ってもらって元気100倍です!
【滞在日程】
3泊4日。初日は日曜だったので、嬉野市民のともだちが車を出してくれて、お隣の武雄市までプチツアーも♪。平日はいつもの旅と同様で、午前中に労働、午後は半休。
嬉野はいわゆる「温泉街」的なものはないのだけれど、かえって徒歩圏内に地元の人が利用する「普通の店」がいろいろあるので、散歩も楽しい。ほかの旅館の立ち寄り湯や公共の湯を堪能するのはもちろん、嬉野名産の日本茶を堪能したり、豆腐ソフト食べながら公共の足湯で休憩したり。
【お宿+】
嬉野のバスセンターからすぐの「入船荘」さん。朝ごはん付き一泊7,100円のリーズナブルさと、仕事のしやすさを重視してチョイス。部屋ではネットが安定しないのだけど、休憩室でのネット速度は74Mbps。
温泉地ワーケーションで仕事用のデスクなどを提供してくれるお宿はまだまだ少ないし、それなりのお値段だったりするのだけど。こちらには宿泊者だけが使える休憩室があって電源とWiFiが使えます。ここなら次回は忙しい時期の長期滞在も大丈夫そう。 ちょっと古めだけどコインランドリーもあります。
温泉旅館でワーケーションをすると、ちょいちょい悩ましいのがお昼問題。でも嬉野は観光地度がそれほど高くないので、普通の食堂もいろいろあって困ることはありません。お宿の向いにあるお蕎麦屋「人気亭」さんは文字通り地元の人で賑わう人気店で、かけそば410円。宿から100mくらいの「温泉食堂」さんはボリューム満点の定食で土木作業員の方々までも満足させていました。
【周辺ぶらぶら】
嬉野温泉は3大美肌の湯の一つで、美肌の神様「豊玉姫」を祭った神社があります。その豊玉姫のお使い「なまず様」は、さすが驚きのつるつる美白肌です。関東からわざわざ訪ねてきた中年女の願いをきいてくれたようで、最終日久々に化粧したとき、化粧ノリの違いに一人部屋でうわっと声がでました。すごいよほんと。
※個人の感想です。
【車で遠足】
今回は友達の車でいったのだけど、西九州新幹線でひと駅お隣の武雄市も有名な温泉地です。中華風の楼門を持つ武雄温泉には領主・武雄鍋島氏専用だった大理石の湯小屋もあります(特別料金あり)。
もちろん庶民用の風呂に入りましたが、雰囲気のある昭和レトロな内観です。お湯は激熱、入口に「あつ湯45℃、ぬる湯42℃」と表示が・・・。長く入っていられないせいか、それほど混んでないし、人の回転も速いです。
わたしは結構読書もします。せっかく武雄に来たので、蔦屋書店が共同管理している武雄市図書館にも行ってきました。手前に売り物、奥と上に借りられる本があります。館内にスタバもあるので建築を楽しみながらぼんやりできました。別棟でこども用の図書館もあって、秘密基地を思わせる高さ130cmくらいの小部屋に、にじり口から入ると推理小説や怪奇小説なんかがあったのはクスリとさせられる趣向です。
【プチグルメ】
「ワラスボ」。干潟にいる魚らしいですが、顔がエイリアン。
友達がぜひ食べてほしいと連れて行ってくれたのでご紹介しますが、ししゃものようなほろ苦い味でお湯割りの芋焼酎にあう感じ。でも干物的な硬さがあるのでやや食べずらく、わざわざ探して食べるほどじゃないかもしれない(笑)
お店ではそのほかにもめずらしい食材の料理を提供していて「ウミタケ」「ホージャ」なんてのもいただきました。
【アクセス】
今回は飛行機で長崎へ。そこからまだまだ新しい西九州新幹線をつかって25分で嬉野温泉駅。駅からお宿のあるエリアへは15分に一本程度のバスがあるのでそれほど困りません。