TOMBOW RUNNER ゆるふわレビュー
概要
メーカー、名称…
トンボ鉛筆 RUNNER Automatic
価格…
300円
機構…
クリップスライドノック方式・オートマチック機構 ガイドパイプはハーフスライド&ロック機構付
レビュー
ラバー系の表面仕上が施されたプラスチックの軸は滑りにくく手に馴染む。デザインは至って普通で、特殊なのはクリップスライドノックであるという点くらいだ。
バラしてみた。安価帯ということもあり、最低限のパーツで構成されている。機構はグレーの樹脂で覆われており、分解はできない。芯タンクには、最大6本入る仕様である。
この機構は広く使われているものであり、芯タンクが金属のバージョンがTikky Automatic(rOtring)などに搭載されていることが確認されている。
次にオートマチック機構の使用感について。
プラスチックチャックを搭載し、ペン先のガイドパイプもプラスチック製である。戻り止めは非常に弱いため、筆記時に感じる抵抗は最小限に抑えられている。この点は素晴らしいと思った。ただ、初期芯がカッサカサなので書き心地には不満を感じた。ワンノックでは1.8mm程度繰り出されるので、これは芯を出して書けということなのだろうか…?
10段階評価
★★★★★★☆☆☆☆(6/10点)
安価帯オートマチックは無理をしているものが多いが、本作も例に漏れず若干詰めが甘い部分が見受けられる(しゃーなし)。
百均のものよりも明らかにオートマチックの安定性が上がっているため、オートマチックをちゃんと試したい場合にオススメである。
大きなクリップのせいでバランスが若干悪くなってしまっているのが最大の欠点だろうか、決心がついたらクリップをへし折って使ってみたい(多分かなり良くなる)。
お読みいただきありがとうございました。