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渋谷ハルさんというVTuberを推しています


最近、渋谷ハルさんというVTuberの方にハマっています。いわゆる推しってやつですね。

以前からVTuberの存在はキズナアイさんの活躍などで知っていました。特に気に留めていなかったのですが、Apex Legendsの動画を観ているうちに渋ハルさんのチャンネルが目に留まり今に至ります。

渋ハルさんを頻繁に観るきっかけはなんだったかなーと思い返すと、VTuberでありながらゲームのプレイ実況をしていたことでしたね。VTuberといえばただただ3Dモデルが中の人と連動しておしゃべりしているなーという認識だったので、配信中に中の人の性格が見えたりすることがあって衝撃を受けたのでした。

VTuberってオタク向けじゃないの?

渋ハルさんを語る前にVTuberについて触れておきましょう。

VTuberはオタク寄りな存在であることは紛れもない事実なのですが、渋ハルさんをきっかけにVTuberのコンテンツに触れてみると、真っ当な内容が多く消費者として安心して観ることができるなと感じました。SNSでの誹謗中傷など眉をひそめるような出来事が続いている中で、これだけ「優しい世界」が広がっていれば、VTuber文化が一気に花開いたことは当然と言えそうです。

VTuberは素行がよい方ばかり(僕の認識の範囲だけですが)。配信に誹謗中傷コメントが来たとしても、冷静に対応している印象です。

3Dモデルやアニメ風アイコンでも中に人はいる
VTuberといえば3DモデルですがSNSの世界を代表する顔が2次元アイコンなのか3Dモデルなのかという違いでしかないです。動きや表情が連動することで中の人の性格や雰囲気が感じられるので感情移入しやすいですね。VTuberごとに人物設定があったりしますが(ゴリラとか、吸血鬼とか、〜歳児とか)、完璧にその役を演じていることは少ないです。渋ハルさんも「〜へ出かけた」とか「実家に帰った」とか言ってますし。

ひとくちにVTuberの活動といっても千差万別で、渋ハルさんのようにゲーム配信や歌を歌う方もいれば、企業の商品PRの活動、オンライン飲み会をしていたりします。VTuberだけが所属するグループや企業専属VTuberもいます。

VTuberと投げ銭

VTuberは世界に誇れる文化なのかもしれません。

最近話題になっていたYoutubeのスーパーチャット(投げ銭)の累計獲得額ランキング。このランキングで全世界の有名Youtuberを抑え上位7人がVTuberだったそうです。ちょっとにわかには信じられないことが起きてます。

投げ銭の文化は主に欧米で見られます。いわゆるチップというやつですね。

日本でもお芝居の世界で『おひねり』の文化があります。私たち日本人は、個人ではなく役者という別の人格に向けておひねりを渡すことに躊躇しないように感じます。推しのためにお金を惜しまない人も多いのでは。一方、紹介したスーパーチャットのランキングは全世界で集計したものなので投げ銭したユーザは日本国内に限りません。欧米以外の国からも投げ銭されていたでしょうし、ご贔屓の人に何かプレゼントしたいという気持ちは全世界共通なのでしょうね。

紹介したツイートにもある通り、新興文化のVTuberがYoutubeスーパーチャットの獲得額ランキング上位を独占しているということは、ネット社会における日本のコンテンツ力を証明しているといえます。

VTuber『渋谷ハル』

渋谷ハルさんはTwitterフォロワー数12万人、Youtube登録者数26万人を抱える個人勢VTuber。個人勢というのは企業やグループに属していない独立して活動するVTuberのこと。

コロナ禍による引きこもり需要とともに注目されているeスポーツですが、その中でもゲーム実況で人気なのが『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』です。

渋谷ハルさんはVTuberでもありながらバトルロイヤルゲーム『Apex Legends』の配信者でもあります。2018年5月に活動を始めた当初はバトルロワイヤルゲーム『PUBG(プレイヤー アンノウン バトル グラウンド)』を中心にゲーム配信されていました。2019年にApex Legendsに転向され今に至ります。

渋谷ハルの実績

2019年から2020年前半はeスポーツチーム『ハンドメイドポーション(HP)』のメンバーとしてApex Legendsの大会に出場していました。メンバーの移籍もありHPのApex部門は解散となりました。

優勝を飾ったのは、渋谷ハル、白雪レイド、一ノ瀬うるはの3人の「VTuberチーム」。
2試合目時点では18チーム中10位と苦しい戦いをしていたVTuberチームは、最終3試合目に3人合計で19キルを記録。
1位との15キルポイント差をひっくり返す奇跡の大逆転劇となりました。
中でも渋谷ハルは、3試合目に12キルの圧巻プレイ。渋谷は個人キルポイントでも優勝しています。

HPのApex部門が解散した後、フリーとなった渋ハルさん。7月にはRAGEの大会で怒涛の活躍を見せて優勝。一躍時の人となりました。


また企業とタッグを組み、参加者をVTuberに限ったApex Legendsの大会『VTuber最協決定戦』も主催しています。ゲームにかけるバイタリティすごすぎます。

渋谷ハルとKNR

彼を語る上で外せないのが「KNR」。

KNRとは『Knot Not Rank』の略で、ランクに縛られないという意味が込められています。ただKNRの由来はBobSapAimさん(ゲーム配信者)が、ApexLegends内のイベント『古の理(いにしえのことわり)』を「このり」と読み間違えなんです…笑。「このり」略して「KNR」

この読み間違いを面白がった渋ハルさんが「このり」をチーム名に採用してチームを立ち上げました。

KNRのメンバー
渋谷ハル
CR_Kawase
BobSapAim
admin
バーチャルゴリラ
kinako
はつめ

悪ふざけが発端で結成したKNRですが、所属するメンバー全員がApexプレデター級の腕前でめちゃんこつよいです。なのでKNRメンバーによる配信は見応え十分。


そんな渋ハルさんがVTuberとして活動する目的があります。

渋谷ハルが目指す場所
僕自身が今後もやっていきたいこととして「カジュアルシーンと競技シーンを繋げる橋渡し行為」があります。
これはかなり前から色々と試してはいて、PUBGの最協決定戦であったり、スクリムの実況、最近だとAPEXにおける競技シーンへの出場等があります。

定期的なゲーム配信、ゲーミングチームメンバーとしての活動、RAGEでの優勝、VTuberの大会主催と堅実な活動で実績を伸ばしてきています。

ゲーム動画の視聴時間はYoutuberの中でも上位をキープ。

Youtubeチャンネルの視聴回数、視聴時間もとんでもないことに。

渋谷ハルにかけられた疑惑『渋谷ハルはチーターと一緒にランクを上げていたのではないか』

順風満帆に見える渋ハルさんですが、過去にはこんなこともありました。

それは「チーターキャリー事件」。

チーターというのはゲームで簡単に敵を倒せるツールを使っているユーザのこと。いわゆるズルですね。ゲームのプレーヤーとして徹底的に排除されなければならない存在です。キャリーというのはチーム内で率先して敵を倒す役割のこと。

事件の発端は SNSで「渋谷ハルはランクポイントを貯めるためにチーターと一緒にパーティを組んでいた。SNSで晒してやる」と書かれたこと。

もちろんこの疑惑は晴れています。

・疑惑のプレーヤーがチートを使っていた →過去に別ゲームで使っていた
・チーターだと知っていたか →知らない。プレイ中もそういうそぶりはなかった
・継続的にパーティを組んでいたか →組んでいない

これを持って疑惑は晴れたわけですが、特筆すべきは渋ハルさんの対応です。見事すぎました。トラブル対応もプレデター級か?!と思わせるほど笑

「渋谷ハルはチーターにキャリー(率先して敵を倒す役割)をさせている。晒してやるからな」というツイートがあった
そうツイートした本人が「渋谷ハルはチーターをチーターとして認識していなかった」と言っている。
ツイートの中にはチーターの名前はなく「渋谷ハル」の名前がいくつも書かれていた。事実無根を世に広められるのはとても迷惑でやめていただきたい。

疑惑を投げかけられたツイートでは、チーター本人の名前は書かれておらず渋ハルさんの名前だけが載っていました。これではチートを使用していたのは渋ハルさんだという誤った認識が広まってしまいます。この疑惑に関してご本人が動画を上げてしっかりと否定していました。

20/3/27 20:51:疑惑のツイート
20/3/27 21:56:渋ハルさん「チーターの名前も出ていないので渋ハルの名前を出されるのは大変迷惑」
20/3/27 不明:上記の風評被害についての動画投稿

すごくないですか? 普通だったら慌てふためいてるところをしっかりと論点を整理してとんでもない早さで動画を作って反論していました。

ゲームの上手さだけではなく、こういった社会人として大人としてしっかり対応できるところに渋ハルさんの魅力があります。もうこれはVTuberとか全然関係ないですよね、ただただ"人間力"です。


最後に

渋谷ハルさんはVTuberという枠に囚われず、ゲーム業界・ApexLegendsへ貢献しようと取り組んでいて、推しがいのある人です。

ぜひ彼の想い・コンテンツにみなさんも触れてみてください。ご紹介したVTuberやApex Legendsなどに興味を持っていただけたらとてもうれしいです。

渋ハルさんのYoutubeチャンネル

渋ハルさんのTwitter

ちなみに渋ハルさんは8月29日18時10分からApex Legends大会CRカップにチーム『トロールアイス渋谷店』として出場していました! 大会概要をnoteにまとめていますのでぜひご覧ください! TISWIN !!

僕の夢は渋谷ハルさんと同じパーティでApexLegendsをプレイすることです。叶えばいいなぁ。

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