有馬記念データを紐解く
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
有馬記念の見解は昨日アップした通りです。
私の個人的見解はこちらをご覧ください。
本日は有馬記念公開抽選会でも表示されていた馬番別データを紐解いていきます。
まずは2000年以降の有馬記念馬番別成績はこちら
成績だけ見ても仕方がないので、馬番別に過去を振り返っていきます
1番
3勝と勝ち星は1位タイで枠としては良い枠なのかと思います。ただ、3着がないというのは、内枠を利して思い切ったレースができれば。といったところでしょうか。
過去にはシンボリクリスエス、ゼンノロブロイ、ヴィクトワールピサが勝っています。いずれも外国人騎手で狭いスペースを抜け出してこられる腕のあるジョッキーの方が良さそうですね。
2着には外国人以外では武豊騎手がキタサンブラックで、江田照男騎手がアメリカンボスで連対しています。
今年の騎手は幸騎手。果たしてどうでしょうか。
2番
1勝2着1回3着4回と安定した成績を残しています。内枠で偶数番号という有利さが出ています。勝ったのはキタサンブラック1頭。その他すべてが先行馬で、後方から馬券圏内に入った馬はいません。やはり内枠で馬群をさばくのは難しいのでしょう。
今年はイズジョーノキセキ。後方待機の馬で厳しいかもしれません。
3番
1勝2着2回という成績。この馬番も先行馬しか馬券圏内に入っておりません。マツリダゴッホは3番手から、クイーンズリングは5番手から2着、リンカーンは4番手から4角先頭で2着。
今年はボルドグフーシュ。後方からの馬ですが、前回同様にまくり気味に4角で上位に取り付ければチャンスはありそうですね。
※少し希望的観測が入っています
4番
3勝2、3着各1回。ジェンティルドンナが先行して勝利。ディープインパクト、マンハッタンカフェは後方からレースを進めて勝利と動きやすい番号ですね。馬券圏内には絡んでいないもののヤマカツエース(8人気)が4着など有利な番号と言えそうです。
今年はアリストテレス。近走を見る限り苦しいように思いますが、ブリンカーを初めて着用するようで、どこまで変わってくるか。
5番
2着2回3着1回。この番号は2000年以降1、2番人気が入ったことがなく、3番人気だったダイワメジャーが3着と頑張っており、有利な枠だと思います。
今年はジェラルディーナ。前々日オッズ3人気。当然上位の可能性はあるでしょう。
6番
2勝2、3着各3回。かなり馬券圏内に絡んでいます。先行するよりも後方から良い着順に入っている馬が多く、先行・差しどちらにも有利といえるでしょう。9番人気10番人気が2着しているように、人気薄でも要注意の枠順です。
今年はヴェラアズール。うーん。人気サイドの馬ですね。競馬はしやすいと思いますので、あとは乗り替わりがどう影響するかですね。
7番
2勝2着2回3着3回。この番号もかなり馬券には絡んでいます。
ゴールドアクターが先行策から8人気で勝利をしたり、9人気のトゥザグローリーが後方から追い込んだり。人気薄でも十分チャンスはある番号です。
今年はエフフォーリア。復活には願ってもない枠といえるでしょう。あとは状態だけですね。
8番
1勝2着1回ですが、1、2番人気がこの番号に入ったことはなく、力のある馬ならばチャンスはありそうです。
今年はウインマイティー。展開も向かないかもしれませんので、厳しいそうです。
9番
3勝2着2回3着1回と好成績。先行・差しどちらも上位に入着しており、有力な馬番です。1番人気で馬券圏外に敗れたのはアーモンドアイただ1頭。中山コース問題ない馬ならば力は出せそう。
今年はイクイノックス。中山コースは皐月賞の2着があります。能力はこのメンバーでもかなり上で動きやすい馬番は良かったのかと思います。
10番
2勝2着1回3着1回。人気馬も多く入っておりますので、それを考えると、このあたりから外枠は少し不利になりそう。
勝った馬は昨年の1人気エフフォーリア、奇襲戦法でディープインパクトを破ったハーツクライの2勝。2着も3人気馬、3着も3人気馬。
今年はジャスティンパレス。力は少し劣りますので、苦しいかもしれません。
11番
1勝3着2回。勝ったのはサトノダイヤモンド(1人気)ただ1頭。14人気で3着したトゥザグローリーがいますが展開が向けばというところでしょうか。
今年はラストドラフト。先行馬がやりあえばというところですが、それでも少し厳しいかもしれません。
12番
1勝2着1回3着1回。1番人気が過去22回で4回あったにもかかわらずこの成績。やはりふりな枠ですね。
今年はポタジェ。距離も少し長い気がしますし、厳しいでしょう。
13番
2勝2着1回3着1回。ダイワスカーレットが逃げて勝利しているだけに、すんなり逃げられればチャンスはあるといったところでしょう。もう1勝はゴールドシップ。2頭とも1人気で力がある馬でないと上位には食い込めません。
今年はタイトルホルダー。ダイワスカーレットのように逃げ切れるでしょうか。
14番
2着2回3着3回。人気の馬が馬券圏内まであと一歩という結果もあり、うまく乗っても枠が不利な分、馬券に絡めないというところでしょう。
今年はボッケリーニ。ジャパンCでの大敗もあり、厳しいですね。
15番
過去16頭で3着が1回のみ。世界最高レーティングになったジャスタウェイも敗れている馬番。距離が長かったとはいえ、難しい番号ですね。
今年はブレークアップ。上がり馬ですが、ここでは厳しいかもしれません。
16番
3着以内なしの馬番。昨年はタイトルホルダーがこの枠でしたが4着。上位人気馬もこぞって敗れており、やはり大外枠は厳しいでしょう。
今年はディープボンド。能力的には足りる馬だと思いますが、枠順の分上位まであと一歩になるかもしれません。
やはり4番枠から9番枠あたりの真ん中が動きやすくレースは
しやすそうですね。
皆さんの気になる馬番がどの番号でしょうか。
参考までにしていただけますと幸いです。