『高齢化社会にどう対応していくか』
本日のテーマは、
『高齢化社会にどう対応していくか』です。
私自身、今年40歳を迎えるので、介護保険料の徴収が始まります。
いよいよ、若いとは言えない年齢に差し掛かったことを実感しています(笑)。
昨日、ちょうど厚生労働省から介護保険についての発表がありました。
2024年から2026年の65歳以上の介護保険料が全国平均で月6225円になるとのことです。
これは、少子高齢化を考えると今後も増えていくことはあっても減ることはないでしょう。
介護保険料は市町村によって異なりますが、最も高いのは大阪市で月9249円です。
大阪市は一人暮らしの高齢者の割合が高く、家族で支えることが難しいため、介護サービスの利用が多くなっていることから、介護保険料が高いそうです。
私も大阪に住んでいますが、確かに自宅周辺でも一人暮らしの高齢者をよく見かけ、デイサービスなどの介護施設も多くあります。
将来的に地方の人口が減り、都心に人が集まることを考えると、高齢者率がさらに高くなるため、介護保険料の地域間格差は広がりそうです。
老後の負担を少しでも軽くするために介護保険料の安い地方に移住することも一つの選択肢ですが、地方では病院やスーパーが近くにないことが多く、高齢者になると生活に不便です。
老後も便利な生活を続けるためには、それなりの負担を覚悟しなければなりません。
一方で、働き世帯の減少により年金の受給額が減少し、介護保険料が上がると、老後の生活を維持するのが難しくなる可能性があります。
現在では想像しにくいかもしれませんが、いわゆる『下流老人』が増えることは避けられません。
そうならないためにも、老後のお金のことは今からきちんと考えておく必要があります。
「老後も働き続ければ大丈夫」という意見もありますが、ずっと働ける健康体でいられるとは限りません。
誰でも老いは避けられないのが自然の摂理です。
特に20代や30代の若い世代は、医療の進歩により100歳まで生きることが現実的になってきているので、長生きするのであれば不安や苦労のない生活を送りたいものです。
そのためには、自分の人生をしっかりと見つめ直し、お金の問題に真剣に向き合っていきましょう。
高齢化社会に対応していくには、資産形成を通じて将来の経済基盤を築くことがとても大切です。
何もしてないという方は、今から動いていきましょう!
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