『児童手当の拡充。上手く活用するには!?』
本日のテーマは、
『児童手当の拡充。上手く活用するには!?』です。
9月も終わり、今年もあと3ヶ月となりました。
10月から、お金に関する制度がいくつか変わりました。
特に注目されているのが、児童手当の大幅な拡充です。
今回の改正で、支給期間が高校生年代まで延長され、第3子以降の児童手当は月額3万円に増額されます。
これまでは、3歳未満の第1子と第2子は月額15,000円、3歳以上高校生になる18歳までは1万円の支給でしたが、今回の改正により第3子以降については一貫して月額3万円が支給されることになります。
また、第1子と第2子の支給額自体に変更はないものの、支給期間が中学卒業までだったものが高校卒業年齢まで延長されました。
この改正により、特に第3子以降を持つ家庭にとって大きな支援が拡大されたと言えます。
この制度改正は、子育て世帯にとって非常にありがたいものです。
私自身は子供がいないDINKS(子供なし夫婦)ですが、日本の少子化問題や将来の社会を支える子どもたちの存在を考えると、次世代を育む家族が支えられることは社会全体にとても重要だと感じています。
実際、18歳を迎えると同時に、大学進学にかかる教育費の負担が一気に増加する時期がやってきます。
多くの親は、この時期の教育費に備えるために何かしらの対策を講じていますが、学資保険を選ぶ方も多いでしょう。
しかし、学資保険の利率はそこまで高くなく、18年間積み立てても良くて104%〜109%程度にしかならないのが現実です。
中には元本割れの可能性が高い保険商品をすすめられることもあり、教育資金を効率よく増やすためには適切な判断が必要です。
そこで、児童手当の使い方について考え方は、児童手当を消費に使うのではなく、将来の教育資金や資産形成のために運用することを検討してみるのも良いかもしれません。
例えば、毎月の手当を活用してコツコツ積立投資を行うことで、子供が大学に進学する頃には手元の資金が増えている可能性があります。
投資信託などの積立投資は、長期的に見れば学資保険よりも高いリターンが期待できる場合があります。
もちろん、リスクは伴いますが、時間を味方につければ有効な手段となり得ます。
このように、児童手当をうまく活用し、教育資金を効率的に準備することで、将来の負担を軽減しつつ、子供の未来をサポートできると考えています。
せっかくの手当を無駄にせず、最大限活かしていきましょう。