『終身雇用が当たり前ではない』

本日のテーマは、
『終身雇用が当たり前ではない』です。

先週末、私は定期開催している『起業ロードマップセミナー』を開催しました。

今回は2名の参加者がお越しになり、それぞれ異なる理由で起業や副業に関心を持っていました。

一人の方は、給与の伸び悩む会社に勤めながらもウェブのスキルを習得し、副業を始めたいと考えている女性。

もう一人は、会社員として働き続けるには65歳という年齢の壁があるため、自身のスキルを活かし、年金をもらいながらも働ける環境を確保したいと考えている男性です。

このセミナーを通じて、自分で稼げるスキルを身につけたい方が多いのだと感じました。

ひと昔前まで多くの人が、企業に勤めることで安定を手に入れると信じて疑わなかった時代がありました。

しかし、現代では多くの方がリスクを理解し、自分自身で新しい選択肢を模索するようになっています。

例えば、今日の報道によると、日産自動車が従業員の約7%にあたる9000人を削減することを発表しました。

日産という、日本の経済において重要な位置を占める自動車産業の代表的な企業がこのような事態に陥るとは、多くの人にとって驚きだったと思います。

さらに、日産が発表した2024年4月から9月の決算によると、最終利益は前年同期比で9割以上減少しています。

北米や中国市場での販売不振が主な要因で、特に中国ではEVの開発が加速していることが背景にあります。

このような報道を見るたびに、大手企業だからといって未来が約束されているわけではないと痛感します。

長年企業に依存して働き、家族を養っている人々にとって、突然のリストラは生活を直撃する可能性があります。

私は個人事業主として活動を始めてから、自分で安定した収入を確保する重要性を身をもって実感しています。

自分の力でお金を稼ぐスキルを持っていること、そして収入源を複数持つことは、安定した生活を築くうえで必要不可欠です。

スキルを磨いて副業を始めることはもちろんですが、資産形成を行い、経済的基盤を築いておくことも大切だと強く感じています。

重要なのは、職を失ってから動き出そうとしても時間的・精神的余裕がないことです。

スキルや資産形成は、余裕のあるときに少しずつ始めておくことが大切です。

このブログを読んでいる皆さんも、将来の自分を守るために今できる準備を進めておくことを強くお勧めします。

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