
『ゼロ金利解除で意識しておくこと』
資産形成をするにあたり、グローバルな視点で見ることが大切です。
私自身も、積極的に資産運用は実践していますが、国内だけではなく世界の金利や金融商品を比較して決めるようにしています。
世界と比較しても、日本で普通だと思っている水準は、『低すぎる』という印象です。
日本も『マイナス金利解除』へ向かっている中、意識しておくべきことを共有します。
本日のテーマは、
『ゼロ金利解除で意識しておくこと』です。
来週の18日19日に行われる日銀による金融政策決定会合でマイナス金利を解除する可能性が高まっています。
市場にお金を出回らせ、景気を良くするために行われた『マイナス金利政策』
約17年ぶりに『金利のある世界』になるこることは、世間の期待は高まり、注目されるイベントです。
『マイナス金利』を解除するかの決断の要素は、2024年の賃上げ率が5.28%の33年ぶりの高水準となる見込みだということと、物価目標の2%が安定的、持続的に達成できる環境が整っただろうという判断から、決定される予定です。
金利が上がることで、預金の利息が増え、更にアメリカとの金利差が縮まることで、円高に転じれば、食料やエネルギーの殆どを輸入に頼っている日本にとっては、輸入物価が安くなるため物価上昇を抑えられることも期待できます。
また、デメリットとしては住宅ローンやマイカーローンなど、負債に対する金利も上昇するため、ローン負債がある家計にとっては更なる負担増となる可能性があります。
どちらにしても、メリット、デメリットが両方ありますが、私自身は『マイナス金利解除』には賛成です。
長期的な出口の見えないデフレから、どこかで脱却し景気を上げていく努力をしていかなければならないと考えるからです。
とは言っても、長らく金利を上げてこなかった背景から、急激には世界基準の金利には戻らないと考えています。
具体的には、預金金利が預貯金だけで物価2%目標をカバーできるくらいの金利になるかというとあまり期待はできなさそうです。
『金利がある世界』の方向へ進むとしても、日本人は預金信仰からの脱却を自らがしていく必要があります。
そして、なるべくマイナスにならないように負債を持たないようにすることが大切です。
明日、明後日に行われる金融政策決定会合をウォッチしておきたいと思います。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
『自分のお金と向き合い、人生をより良くしていきたい!』
という方におすすめのセミナーを開催しています。
『資産形成』を実行するための第一歩としてぜひ活用ください(^ ^)
■人生100年時代に備えるお金のセミナー
詳細はこちら↓