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『自分の消費傾向を把握しよう』

本日のテーマは、
『自分の消費傾向を把握しよう』です。

資産形成セミナーでは、参加者が自身のお金と向き合い、支出と人生のキャッシュフロー(お金の流れ)を把握するためのワークを行っています。

特に、老後の生活費について計算する場面がありますが、65歳以降の生活費は体力の低下により消費が減ると考える人が多いようです。

『自分の老後はそこまでお金がいらないだろう』と。

しかし、それは本当に正しいのでしょうか。

まず、インフレの影響を考えてみましょう。

現在の円安の影響もあり、物価は上昇し続けており、家計費も増加しています。

将来もこの傾向が続くとすれば、生活費は減るどころか、むしろ増加する可能性が高いです。

さらに、シニア世代の消費傾向についても考慮が必要です。

私たちの祖父母世代は戦前を生きたため、質素倹約の生活を送っていました。

しかし、私の両親のような戦後生まれの世代は高度成長期を経験し、物が重要な時代に育ったため、比較的浪費傾向が見られます。

例えば、私の母親はおばちゃん達の井戸端会議で得た情報に影響され、最新の家電を次々と購入します。

ホームベーカリーや豆乳メーカー、水素水発生器など、、、

きっと、3回程使用後は収納棚の奥底に眠るだろうと想像がつきます。

確かに、子供も自立し、仕事の時間が減ったことで、自分の趣味や興味に時間とお金を使いたいという純粋な欲求は理解できます。

実際のデータもこの傾向を裏付けています。

例えば、平成生まれの20代とシニア世代の食費を比較すると、シニア世代の方が外食は少ないものの、食費全体では1.4倍も多くかかっています。

また、こだわりのあるシニアが多いので、家具や家事用品にも多くのお金を費やし、平成生まれよりも1.4倍の支出をしています。

このようなデータを見ると、シニアになっても消費が減るかどうかは疑問です。

そのため、老後の生活費を見積もる際には、自分の消費傾向を正確に反映させることが重要です。

消費が減ると楽観的に見積もるのではなく、インフレの影響も考慮して、少し高めに設定することをお勧めします。

資産形成においては、現実的な見積もりを行い、計画を立てることが非常に重要です。

セミナーでは、このような視点を持って老後の生活費を考え、しっかりと準備することを目指しています。

まず自分を理解し、適切な計画を立てていきましょう!

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