『世界株式は今後も高利が期待できるのか!?』
本日のテーマは、
『世界株式は今後も高利が期待できるのか!?』です。
先日、とある保険営業マンと話す機会がありました。
その際、最近どのような保険商品を勧めているのかを聞いてみたところ、「積立型で『海外株式』を運用する商品がおすすめ」との答えが返ってきました。
理由は、過去5年間で平均年間利回りが17%と高く、保障をつけながらも高利回りが期待できるからだそうです。
「今後もプラス運用が続く見込みなので、運用付きの商品を提案しています」と話していました。
私自身も資産形成において、経済成長が続くことを前提にした長期的な株式運用を勧めています。
しかし、営業マンの言うように、この過去5年間の結果をそのまま将来にも当てはめて「高い利回りが続く」と考えるのはやや楽観的すぎるのではないか、と感じました。
この5年間は日経平均株価やNYダウが異例ともいえる高値を更新し続けた、非常に好調な期間でした。
こうした市場環境が続く保証はありません。
私の予測では、株高は一旦落ち着く時期が来ると思っています。
そしてその後、再び緩やかに回復していく流れが想定されます。
そのため、今後10年間の平均成長率としては、過去の実績を踏まえても年率8%~10%程度を見込むのが現実的ではないかと思います。
保険商品の場合、死亡保障なども含めた手数料を考慮すると、実質的な利回りは3%~6%程度が妥当なラインではないでしょうか。
特に日本の銀行預金が低金利であることを考えると、17%という数字は非常に魅力的に映ります。
しかし、これは過去の一部のデータを切り取った結果にすぎない可能性もあり、それが今後も続く保証はありません。
むしろ、こうした高い利回りが「なぜ実現できたのか」、そして「今後も実現可能なのか」を自分で考える力が重要です。
もちろん、すぐに判断力が身につくわけではありません。
そのため、日頃から経済指標を確認したり、資産運用や金融に関する書籍を読むなどして知識を蓄えることが大切です。
まずは、金融商品だけを売る営業マンの話を鵜呑みにしないことから始めましょう。
情報を精査し、自分で判断するスキルを磨けば、怪しい話や過剰なセールストークを見抜けるようになります。
高利回りは確かに魅力的ですが、冷静な目で長期的な視点を持つことが大切です。
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