虚像を愛する人ならば
(2024.12.26)
やっほーえんじてゃだよ
今日はアイドルプロデューサーの顔つきでおおくりします!
えんじてゃはお歌が幼少期から苦手です。有り体にいうと音痴って訳ですね。
そんなわたくしですが、アイドルとして歌を歌うときには、いくつか拘りがあります。一番声を大にして言いたいのはこれ。
思ってないことは歌いたくなーい!!!!
かわいい♡すきすき♡と日々歌ってるアイドルさんたちって本当に毎日そう思ってるのかな(やめなさい)
アイドルをアーティスト的な側面で好きな私はそう思えざるを得ません。
いやなんか突然、アイドルって体のいい水商売でしょ?って昔言われたことを思い出して腹が立ってきました。アーティストなんだってば。ねえ?
私がプロデュースしているアイドル失格の歌詞は基本的に私が思っていることだし、メンバーにもそう思ってもらいたいことです。何故ならお客さんと世界に届けたいメッセージなので。
各自のパートをふるときも、できるだけその子のイメージにあったものにするし、私なんかちゃっかり自分が一番共感できるところを涼しい顔してもらってます。職権乱用とも言えますね。
ただぁ!
一箇所だけ、私の歌割りで共感してない歌詞があります。
それは、アイドル失格の表題曲「微笑みのアンチテーゼ」の2番のBメロ
いやいやいや。虚像を愛してほしいに決まってるでしょうが。
本当のメタ的な私なんてしょーーーもない人間に決まってるやろがい。一人の人間のキャパなんて、脳みその容量がだいたい一緒なんだからほぼ同じだし、昔から変わってないのよ。人間なんて等しく無力です。特別な人なんてきっといるようで、いません。
それでも、美しくあろうとする姿がかっこいいから、アイドルって虚像が素敵なんじゃないですか。
100回心で復唱しましょう⤴︎︎
そのままでいいなんて発言はそもそも無責任です。その人の成長可能性を否定しているのでよくないです。甘やかすな!!!
ファンたるもの、自分の応援している人はもっとできるぞと背中を押し続けましょう。少なくとも私のこと好きな人はそうしてほしい。こんな今のちっぽけな私なんか認めてくれるなよ!君が好きな私の可能性は無限大なんだから…
まあ裏返せば、歌詞の一文にこんな文量使って反論している時点で、私自身「本当の私が愛されるのか」ということをかなり気にしていることの証明だと思いますね。俺は…弱い……がしかし、私の理想とするアイドル像は「灯台のように、無限に広がるように思われる暗闇の中に輝く、道しるべとなるような存在」なので、アイドルやってる間ぐらいは去勢をはっていきたいですね。強くあれ、えんじてゃ。最強!!!
ちなみにここの歌詞を私が歌ってる理由は、ここのパートのダンスが腰への負荷が強いので、ヘルニアに悪いから歌って回避しよう!という抗えないカルマによるものです。人生って苦しいぜ。
最後にえんじてゃが作詞した「虚像」というワードが付いてる歌詞のフレーズを一緒に見てみましょう。
なんてひどいいいようだ!