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未来商店「小型USBウーハー」

えんじろうが日頃の生活の中でふと思いつく「こんな製品あったらいいな」というものを具体的かつ実用的に想像し、新製品の紹介という形でお話してみます。
現在の技術でほぼ実現できそうなことなので、どこかの企業が実際に叶えてくれることがあったら素敵だなあと。

では早速、始めましょう。


CM STORY

画像 リビングのノートパソコン

ある中年男性が言いました。
うちでメインで使っているパソコンはノートパソコンなんです。家に持ち帰って仕事をするにもエンターテイメントを楽しむ際にもこのパソコンを使っているんですよね。
でもノートパソコンのスピーカーの音質ってあれじゃないですか?一応ステレオのスピーカーは付いているんですけど、なんか迫力に欠けるというか、ペラペラしてるんですよね。

そんなあなたにオススメな機器をご紹介します。超安価で超無駄のない機材。それではご紹介しましょう、小型外付けUSBウーハー「SWF-UP」です。

USBウーハー SWF-UP

画像 商品イメージ

接続    USB2.0以降
      バスパワー駆動方式
      独立ケーブル
ドライバー インストール不要
スピーカ  再生可能範囲(50~250Hz)
音量ツマミ PC本体との相対音量
音域ツマミ PC本体とのクロスオーバー値
      範囲(80~250Hz)
免震構造  ゴム足

仕様

使い方

使いかたは非常にシンプル。あなたが普段使用しているノートパソコンのUSB端子に、付属のケーブルを接続するだけです。ドライバーのインストールなどは特に不要です。

普段パソコンのスピーカーからなっている音に加え、足りない重低音部分をこのウーファーが担当するという格好になります。つまり、ノートパソコンと協力して音楽を完成させるという仕組みなので、最初にバランスを取る作業を経ることで、より良い環境が作れます。

仕組み

USBバスパワー駆動で動作するため、1本のケーブルで音信号と電源を送れます。また本体内で効率よく音が響く設計のため、消費電力が少な目で、USB2.0を含むほぼすべてのUSB規格に対応します。上からだと見えない下面に振動板がついており、重力の影響を受けにくくなっています。
もしケーブルが断線しても、取り替えられるように本体側も差し込み式にしています。これ地味に重要。

また本体側面にある2つのツマミを使い、音量と音域を調整できます。
音量はPC本体の設定に連動し、それに対しどの程度の比率で再生するかを決定する仕組みになっていますから、1度設定してしまえば後は本体から全体の音量を変えるだけで済みます。
音域つまみでは、ウーハーが担当する音域(クロスオーバー周波数)を指定します。パソコン本体のスピーカと音域が被らないようにすることで、バランス良い再生を楽しめます。こちらも最初に設定するのみですので、ツマミは昔の時計の針を合わせるように、引っ張りながら回すようになっています。

具体的なイメージ

ノートパソコンをお仕事で持ち歩いている時にはこれまでどうり普通に使い、家に戻ってリラックスモードに入るときには、本機を接続することで上質な音楽を楽しむことができるようになります。
ノートパソコン本体のスピーカーと協力する形を取っているので、それほど大きな音は出せませんが、バランスを考えて十二分な音量は確保しています。本格的なスピーカーを買ってまでというところではないが、ノートパソコンのペラペラの音よりは雰囲気ある音が聞きたいなあと思うアナタ。そして必要最小限のエネルギーとお資金で済ませたいと考えているあなたには、最適な一品となるでしょう。

感想

今回の記事は割と真剣に考えた上で作りましたよ。これが2400円台で実現できていたら、自分は買うと思います。
特にポイントになるところは、音域ツマミ(クロスオーバー周波数の指定)が自分で行えるというところで、それを昔の時計の針をいじる感覚で引っ張りながら回すという方式で実現するところなど、面白いと思えるギミックではないかと考えます。もちろんこれは初期設定の部分だから、ちょっと触れただけで変わってしまわないようにするためのギミックなんですけどね。

上位モデル SWFA-UP

実は上位版の「SWFA-UP」というものも考えまして、そちらはつまみの代わりにドライバーをあてがうことでパソコン側で音量と音域を指定する仕組みになっています。
こちらには内蔵マイクも搭載されていて、実際にどのような音がなっているかをモニタリングすることで、音域指定を自動調節できるようになっています。自分でやることに面白みを感じず、面倒だと思う人はこちらを購入することがおすすめとなる仕組みです。もちろん自動化する分、少しお値段は張ることになりますが。

画像 大きなハテナ

ところで適当に再生可能周波数を50から250Hzとしてしまいましたが、実際、この大きさのスピーカーで50Hzの再生ができるのかよく分かっていません。だって利用者の知識しか持ち合わせていませんからね。だからこそ、思い切り「こんなのあったら面白そう」という視点で描けるのかもしれませんが。
クロスオーバー周波数の上限が250Hzというのは、自分のノートパソコンの再生を耳で聞いた時に感じた、ノートパソコン搭載スピーカーの下の限界地が200Hzぐらいでしたので、そこに少し余裕を持たせたという設定です。本当に作るとなれば、いろんなノートパソコンを視野に入れて研究する必要があると思いますね。

でも全部を外部に委ねるというよりも、本体スピーカーも活かしながら再生するという方がなんだか夢があってワクワクしちゃうんですよね。しかも、それを最小限のエネルギーとコストで実現させるというところも。

まとめ

左右のスピーカーとウーハーが加わって2.1チャンネルスピーカーとして販売されている製品はたくさんあります。その2チャンネル部分をあえてノートパソコンのスピーカーに担当させ、追加の0.1チャンネルのみを販売するという発想でございました。

秋の日にこういう妄想をするのは楽しいですね。こういったニッチな小物を作って、ぼちぼちと生きて行く会社が作れたのなら、そして、それが上手く回っていけたらそれも幸せなのかもしれないなあとも思いました。



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