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今日はおごったるけん!

実は今日、30日から数回に渡りライブ「ノスタルジア」でご一緒する井手氏とりょうこさんと3人で、夕飯を食べに行ってきました。
毎回お忙しい中で時間を作り出して通ってくださる井手氏に、我々と合わせるのを楽しいと言ってくださる井手氏に、感謝の気持ちを伝えたいと思い、夕飯をおごらせていただいたのです。ライブについて詳しくはこちらをどうぞ。

おごることを決めたとき、、ふと疑問が浮かびました。
おごるって本来はどういう意味合いの言葉なのだろう?使い方はあっているのだろうかと。

おごるに抱くイメージは?

テーブルに水とおしぼりの写真

皆さんはおごるって言葉、どんなイメージがありますか?

あいつ調子に乗ってるよなと言う意味で「奢り高ぶっている」なんて言いますし、今日は「僕が奢るよ」という上記の意味でも、この言葉が出てきます。
成り立ちが違う言葉が偶然同じ発音なのかなと思っていたのですが、なんと漢字まで同じだったことに驚きました。

意味を調べると

検索してみたら、こんな結果になりました。

おご‐る【傲る・驕る・奢る】
1.身分以上にぜいたくな生活をする
2.自分の金で人に飲食させてやる

Google検索 結果より

一見方向が違う意味合いの言葉のように思うのですが、どちらにもおなじ漢字があてがわれていて、元は同じみたいですね。そして両方とも何故か「生活」と「金」の臭いがしますね(笑)

判りやすい「奢」の字

大きな者とはよく書いたものだなあと関心です。まんまの意味って感じで面白いです。

でも素敵な行為のように感じる2番の意味も、上記の「飲食させてやる」なんて言い回しでは何だか態度がでかいというか、そんな印象になっちゃいますよね。
そして気が付きました。この際の奢るの立場は「今日は僕に奢らせて」という言い回しに答えがあるんだと。
今日は僕に身分以上にでっかい振る舞いをさせてちょうだい、と言っているのだなと思うと納得いきました。

またしても勘違いしてたこと

お金に余裕のある人が「おごる」というイメージを持っていたのです。余裕があるからそれを使ってちょっとばかし還元してあげようというようなイメージでした。

しかし奢るの意味そのものに「身分以上のぜいたく」というのが含まれているので、余裕があるからではなく「分不相応の贅沢の一端として」人に奢るということに意味があったのです。
ある意味今日の驕りは、自分がいただく外食代の人数分というだけなので、分不相応な贅沢というほどにはなっていなかった。つまり今日の奢りは元々の意味の奢りに至っていないということになるのか?

そしてこういう事考えすぎると、やや泥沼にハマりそうでもありますが、何か色々感じるものもあったり勘違いに気づけたり、面白いなと思いました。

奢ってもらうとき

千円札の扇の写真

撮影のためにありったけの札を集めてみました。全部千円札じゃん!レッスンの仕事をしていると、千円札には不自由しないんですよ(笑)

ところで、もし自分が奢ってもらう側のときには、奢る人がちゃんと奢り高ぶれるように気分よくしてあげると、感謝を伝えることにつながるのかも知れませんね。
頭を下げる以外にも、何か気の利いたこと言ったりできるようになったら素敵ですが、人付き合いの苦手なえんじろうにはハードル高い話(笑)


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