報告 風の音コンサート
行楽シーズンの日曜日、音心は愛知県豊田市にあります高月院というお寺に行って参りました。そこで毎年開かれているフォルクローレの祭典「風の音コンサート」に出演するためです。ただし今回はりょうこさんは販売員として、演奏はえんじろう単独でのステージでした。
というわけで、そのご報告をさせていただきます。
道中
この日も最高のお天気。イベントは外で行われるので、本当に自然には見守られてる感を感じて感謝せずにはいられません。
フクロウに見えて仕方ない岡崎SAに到着。こちらでお食事となりました。
サンワの若鶏
というわけで、美味しいったらないらしい若鶏のサンワを使用しているとかいうお店で、からあげの定食をいただきました。
CMで歌われているように、確かに柔らかく美味しいお肉でした。が、上のCM動画を探すためにいくつか動画を見たのですが、どれも鶏が鶏肉がでてきて、しまいには鶏が鶏の肉を運んだりしてるし、心がきしむ感じがしました。でも本当に、我々は「食べる」という行為に対して命を奪う行程があることを忘れてはいけないと、妙に強く感じる食欲の秋の出来事でした。
命は勝手に湧いているのではない。他者から頂いているという事実は、ちゃんと「頂きます」の言葉に内包されているのだから。
更に山の中
道はどんどん変化してゆき、だいぶ山の中に上ってゆきます。
会場の様子
緑が大半を占める状態になり、到着した高月院。意外とこぢんまりしているお寺さんですが、長い参道がありそこが風の音コンサートの会場となっていました。ここからはNCH氏の写真も含めてお送りします。感謝です。
参道の先に階段があり、その階段の下がステージになっているようでした。実は風の音コンサートは何度も出演させてもらっていますが、今回は5年ぶり。この高月院さんでの演奏は初めてになります。
こちらが楽工房 風の音の伊藤氏です。ケーナ作家でありこの日の主催者様です。
ここからたくさんの出演者さんの演奏が続き、えんじろうもその1人として参加させていただきました。
物販担当りょうこさん
出演者の多くは自動お任せ販売方式で売っているそうでしたが、我々は5年ぶりなこともあってお客様とお話できる方が良いと考え、ブースを設けさせてもらいセルフ販売をしました。
演奏は14時すぎ。お天気は良くてもここは山の中、割と日当たりに左右される感じでした。
美しい景色
演奏の様子
受付をされていた方を始め、すれ違う方から「えんじろうさんですよね?」と声をかけていただくことが多く、こんなひっさしぶりに出てくるような輩のことを丁寧に覚えていてくださったことに嬉しさでいっぱいでした。
この場を借りて、本当にありがとうございます。
おかげさまで演奏に向けての自信をもらえました。
控え場所
控室は別にあるようなのですが、時間も押していたのでステージ脇ですぐ出られるよう待機していました。
知り合いのミュージシャンの方からも声をかけていただき、久しぶりに再開できたことも嬉しく、また元気をいただけました。
挨拶とマデリーナ
こちらはこの日司会もされていたM氏からご提供いただきました。司会者ならではの視点です。ステージ前方と左側の産道脇にお客様がいらっしゃいました。
今回は15分という演奏時間(出入り込)に凝縮する形で、4曲を演奏しました。こしらえてきた伴奏音源には曲の間のひとことの時間も含めて作ったので、CDスタートしたらそのままノンストップで演奏という流れ。
ちょっと時間が余る内容だったのですが、伊藤氏からリクエストいただき、皆さんの手拍子に乗せていただきながらアカペラで「木製オカリナマデリーナ」を使った演奏を加えました。マデリーナは伊藤氏制作の楽器です。
マデリーナは基本高いレが最高音ですが、そこに手をかざすことで更に1音高い音が出せます。そのお話を実演付きでやったりしました。
オカリナ演奏
えんじろうはこう見えてオカリナ奏者ですから、ここからはメインのオカリナで演奏です。演奏は「名曲の宝箱第1弾」から2曲、そして昨年末に演奏の機会をくださったベネズエラの支援団体さんから教えてもらった「ベネズエラの歌」というとてもきれいな曲を続けて演奏しました。
この日も何度か演奏されていましたが、コーヒールンバという曲が生まれた国がベネズエラです。現地ではこのベネズエラの歌は愛唱歌として誰もに知られている歌なのだそうです。
演奏後のひととき
演奏が終わると、また物販の方に戻りました。演奏直後の時間だけが売れるチャンスと思い、靴をぬかるみに取られたりしながら急いで移動したのに、以外にもお客様の移動はなく、ただ待機するだけになってしまいました。
皆さん最後まで楽しまれてゆかれる方々ばかりで、物販は終演後という感じでした。にお立ち寄りいただくことができました。
不思議な光景
自分の後は2組、出演者の皆さんの演奏を聴いているときに、とても不思議なものを見ました。
それはとても光り輝いていて、門の前の石碑のところに留まっています。時々ふわっと舞い上がり、石碑の周りを巡ってすぐにまた留まるという行動をしていました。
本当に奇跡のような輝きで、日光を浴びたからなんだと思うのですが理屈でそう思ってもとても幻想的で、この世のものとは思えない神秘的なものを感じました。
光の妖精。昔の人ならそう信じ込むのではないかと思うほど、僕もそんな言葉が浮かびました。
その時聴こえてきた自然と共に流れるようなサンポーニャの美しい旋律とこの光景は、見事にマッチングしていました。音楽のひとつの答えを感じたような、そんな気分でした。
下の動画はまあネタバレ動画かも知れませんが、それでも神秘的なことには違いないと感じています。
記念品「ポッケーナ」
今回も先着200名くらいに向けて、風の音工房伊藤氏から記念品が提供されました。名前は「ポッケーナ」というそうで、以前から愛用している「だれでも吹ケーナ」のオカリナで言う所のソプラノC管に当たるものでした。
息を入れれば誰でも吹ケーナの音色を楽しめる。
更にキャップを外せば吹くまでにコツがいるが音色の多彩化が得られるケーナに大変身。
過去最小最軽量のケーナとなりますが、プロでも指が難しいと最初に釘を差されました(笑)
僕らが会場に到着した頃、ちょうど伊藤氏がこの楽器の紹介をしておられました。
今回はなんと、えんじろうの「ファーストインプレッション動画」をアップしました。無論ファーストなのでうまく演奏できてないですし、吹ける方には聴いていられないかも知れませんが、気になる方は再生してみて下さい。長いです!
終演
1日通しての企画運営、もちろん準備からお疲れさまでした。
光の走行3連発
というわけで、この日は光に恵まれていたので、3連発です。
後ほど「みんなのフォトギャラリー」にもアップしますので、noteユーザーの方にタイトル画像で利用していただけるのが楽しみです。
ご褒美
今回は浜松に戻ってから夕飯をいただきました。調子に乗っておかずをたくさん撮り過ぎちゃいましたが、やっぱりお味噌汁が一番。ほっとします。
感謝の楽器立ち
今回は風の音発の楽器「マデリーナ」と、オカリナ3本に来てもらいました。実はマデリーナのG管も、箱の中から久々に演奏されるC管のことが心配で応援に駆けつけていたりしたのですけどね。えんじろうの世界ではよくあることです。
聴いてくださった方、お声掛けしてくださった方、ミュージシャン仲間の皆さんに工房の主催者伊藤さま、写真提供下さったM氏とNCH氏、本当にありがとうございました。
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