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2000円切りの快挙
3月の電気代請求が届き、思わずガッツポーズでした。
人生の中でこれまで見たことのない数字が、電気代高等が叫ばれる今はじき出しれたのです。
証拠写真
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もはや「証拠写真」と言いたくなるほど嬉しい瞬間でした。使用電力は70whを切り、2月と違い31日あった3月で「1987円」という結果を出せたことは本当に嬉しかったです。
動向を再確認
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ではいま一度、3月の使用動向を見てみます。
実は5日に4.6kwhというとんでもない使用量を出しているのですが、こちらはPちゃんの動作検証でコンセントからの充電を行ったためです。ロスも含めて2kwh以上を使っているはずなので、この日の生活分の2倍の電力を使ってしまいました。
快挙の理由
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2月と何が違うのか?実は快挙の理由は「冷蔵庫」です。
常に動いていて電気を使い続けているものは、もはや我が家では冷蔵庫とメーター類と無線LAN、後は各種待機電力くらいなのです(結構あった)
そんな中でも冷蔵庫だけは別格の消費電力です。100W近くを使ったり使わなかったりの周期が約20分置きに訪れていることが判明しました。20分周期なので均して考えれば50whということになるかな?
少し前から寝ている間を中心に冷蔵庫の電源をPちゃんから取っていたのです。それを3月からは残量にゆとりがある限り、日中であってもなるべくPちゃんから電源を取るようにしていたのです。
この効果が絶大だったようで、5日の無駄遣いがあったにも関わらず消費量を抑えることができました。
交流を作る電力
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ポータブル電源にはAC(交流)出力があるため、怖いものなしと思うかも知れませんが、実はこのAC(交流)の電気を作るためにも電気がいるのです。
ロス(損失)と言うみたいですが、要はDC(直流)をAC(交流)に変換するためのエネルギーが要るということのようです。
変換ロス
聞くところによるとそれはだいたい15wh程度ですが、AC出力をオンにしている間は例え何も繋いでいなくても、常に交流電力を生み出しているので15W程度が使われていることになります。
出力時のロス
そしてどうやら接続したときに出力する電力の10~20%もロスしているみたいなんです。100Wの冷蔵庫使用中なら本当は115Wくらい使っていることになるようで、そこに先程の15Wも加わり130Wが使われる状態と、冷蔵庫停止中で変換ロスの15Wが使われる状態が交互に20分お気という具合になるようです。均したら75whになっちゃいました。
都合悪いことは黙ってる
なんでもお決まりのことですが、この辺のロスはポータブル電源の出力ワット数には表示されないようになっています。あくまで使用機器が必要とした分だけ表示するようで、現実に使っている電力とは違うようですね。
通りで冷蔵庫をPちゃんで動かしていると、電池の減りが早いわけです。
そこら辺までが判ってくると、次に何をするべきかが見えてくるわけですよ。
ACを避ける!
これが答えというわけです。ACコンセント以外でも動ける冷蔵庫を手にすれば、もっと効率よく電気を利用できることになる。
昔はとにかく「大は小を兼ねる」の精神でデカきゃ何でも優れていると言われていましたが、当時からそれにはえんじろうは疑問と「反抗心」がありました。動植物の行動はそのように見えていなかったからです。もっと言えば人間の体の構造すら「大は小を兼ねる」ではできていないのです。
そんな訳でミニマムで効率良い方向に動くことは、とても自然で憧れる道なのです。次回はいよいよ家庭内節電企画の最終兵器の登場という感じになるかも!どうぞお楽しみに。