報告 アートクラフトフェア

この記事は以前使っていたブログから引っ越して再投稿した過去記事です。ご了承ください。

初筆 2022年9月20日

お天気が心配でした。
既に雨が降っていました。

会場へ

台風14号の接近の影響を受け、空が不安定な状態で迎えた「浜名湖アートクラフトフェア」の2日目。
えんじろうは会場となる「浜名湖ガーデンパーク」に向かっていました。

心配していたお天気は、会場に到着する頃には上がり、上空には青空まで見え始めていました。とはいえ予報も周りの空も雲が敷き詰められており、いつ降ってくるか心配が絶えない状況でした。

左手が演奏予定の「ヤマハミュージックステージ」です。プロの音響の方々が控えて下さっているので、伴奏CDだけ作っておいて後はお任せです。
一通り体験し終わるまでは、音響関係を人任せにすることが嫌という意識でした。それは自分が体験して学びたい時期だったのだということが、最近わかってきました。自分の責任をどこかで感じつつ人にものを頼みたいときには、やはりその人に何を任せているのかが把握できていることは大切だと感じます。逆に全責任をその任せる人に負ってもらうのであれば、任せる内容は何も知らなくても気は楽なのでしょう。
その辺りに手を付けてしまったため、性格上把握していないと落ち着かない性分になっているのだと思います。

なんでこんな話を長々書いてしまったのだ?そうそう、それで右側のテントが演奏者控室です。ここで物販などもさせて頂く流れとなりました。

リハーサル

ここからは愛知から駆けつけてくださった音心後援会H氏のお写真を中心にお送りします。ありがとうございます。

音響スタッフさんが丁寧に対応してくださり、バランスや外に出ている音に関しては完全にお任せ。僕はマイクの配置など演奏に集中するためのことだけに気を使い、スムーズにサウンドチェックが進みました。

・・・ちゅうか風がすごい!自分に対して右からの風がかなりあり、頭がボサボサになってゆきます。

続いて井手氏の音響セッティング。
最初はギターをマイクで拾ってもらうと言っていましたが、風がひどく有線での接続にするしかなさそうという話になりかけたとき、音響の方が井手さんの意向を察し、マイクからと有線をミックスして空気感も損なわないようにしてみようと提案してくれました。

僕にはない発想でした。これが経験値というものの結果なのだと感じ、素直に感動しました。
音響も演奏者である。そう思っていましたが、実際に奏者の視点でものを考えてくださる音響さんに会える機会は少ないと感じています。だからこそより感動でした。

演奏開始

準備が終わり一旦ステージを降りたのですが、予定より早く開始となりすぐにまたステージに戻りました。

そしてうっかり・・・

光から目の保護のためにかけている「オーバーグラス」を取り忘れてしまいました。でももうステージに立っちゃったから、そのことは一切忘れることに。
お陰様で、なかなかごっつい感じのえんじろうとなりました(笑)

まずは感謝・・・ではなく手拍子をお願いしているシーンです(笑)
皆様の手拍子に乗せてオリジナル曲の「空が読んでるよ」からスタート。

続いてコーラス入りのオリジナル「雨上がりの雫」はまさにオンタイム。曲のイメージの状況で演奏できて幸せでした。

ガーデンパークでは定番の風から守りつつの方向転換演奏「風見鶏スタイル」で演奏しています。

専用楽器

上は「Tiamo黒陶プロモデル」のソプラノG管、夏の終わりのサビ専用で登場しました。
下は「パッキオーニ」のソプラノG管、カナリヤ専用で登場しました。

カナリヤでは最初のフレーズを吹いてからの伴奏スタートということで、音響の人にお願いしてこのポーズをスタートの合図にしました。

お陰様で最後までたどり着けました。

井手氏登場

井手さんとの最初の曲では、えんじろうが販売中の弾くオルゴール「e---Tuning Kalimba」が登場。

更に次の曲では、千葉さんの作ってくれた特殊管「アルトA管」のヒビ入りバージョン(歯切りが良かったから選択)と加藤オカリナソプラノA管のコンビも登場。

途中でいくどか雨が降り掛かってくる時がありましたが、小雨ですんでいたためなんとか皆様が傘を指しながらとどまっていてくださり、感謝でした。

タタンタンで終点へ

久しぶりに演奏したので、ちょっとセリフがわからなくなりそうでしたが、無事にラストまで走り抜けることができました。

なぜか古畑任三郎のような怪しげな格好でご挨拶して、終了となりました。

告知タイム

演奏後は今後の活動日程について宣伝させていただきました。来月のグースさんを中心に告知しました。「ガーデンパークで聴いたよ」という方が、今度来て声かけてくださると嬉しいです。

テントにて

終演後に物販コーナーに戻ると、いつも応援してくれる人たちが次々と声かけに来てくださいました。活動の蓄積を感じるとともに、長い間一緒にいてくださる方がいることへの感謝が尽きません。

仲間

ただ「いつまでも愛するオカリナとともに生き続けたい」という夢に、それぞれの目的を持ってたくさんの仲間が現れて関わり合ってくださっている。
そんなシンプルなつながりに感謝しています。

この後他の方のステージを堪能させていただいたり、会場の空気を少し楽しんだのですが、雨が夕立のように降るシーンも幾度と有り、出店させている方々は本当に大変だったのではと思いました。


ただいまの楽器

今回は7本のオカリナとカリンバが登場しました。

1回の演奏からも得られるものはたくさんあります。かつてこのガーデンパークでお客様として出会った井手氏と、今では仲間としてステージに立ったり。本当にいろいろなことがあるものです。音響の方との打ち合わせも、新たな発想を学ぶ機会になりました。
そして雨も降る中でも傘をさして聴いてくださったお客様と、この素敵な会を毎回立ち上げから実現させてくださる主催者様に、感謝でございます。

3年ぶりの「浜名湖アート・クラフトフェア」の開催、本当におめでとうございます。

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