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肌再生の専門家が語る、美容外科医の倫理と業界の問題点

美容外科は、かつて「医療の主流」ではなく、社会的にも低く見られていた時代がありました。しかし、現代では美容医療が急速に成長し、多くの医師がこの分野に参入しています。それにもかかわらず、業界には倫理的な問題や「美容外科医はどうしようもない人間が多い」という偏見も根強く残っています。本記事では、肌再生の専門家の視点から、美容外科業界の歴史と問題点、そしてこれからの課題について解説します。


1. 美容外科医に「どうしようもない人間」が多いと言われる理由

✅ 歴史的な背景

  • 昭和30~40年代の美容外科は未公認の医療分野だった

    • 一般の医療機関とは異なり、自由診療の形態で成長

    • 美容外科に携わる医師の教育や訓練が体系化されていなかった

    • 「ヤミ医療」的な側面があった

  • 「美容整形=医療ではなく金儲けの手段」という偏見

    • 当時、美容外科の医師は正式な診療科目として認められず、地下的な存在だった

    • 形成外科の延長として美容医療が発展していったが、医療法の制限により「美容外科」と名乗ることすらできなかった

    • その結果、怪しい手法で施術を行う医師も多く、「倫理に欠ける医師が多い」というイメージが定着

✅ 美容外科医の倫理的問題

  • お金にルーズな医師が多い

    • 高額な施術を提供することで、医療倫理よりも利益を優先するケースが見られる

    • 治療効果よりも「売上」を重視するクリニックも存在

  • 女性関係にルーズな医師も

    • 美容外科医は一般の診療科に比べて自由な時間が多く、高収入を得やすい

    • その結果、一部の医師は私生活でも派手な行動を取る傾向があり、それが偏見につながる

  • 過剰なマーケティング

    • SNSや広告を駆使し、必要のない施術を顧客に売りつけるケースもある

    • 美容医療市場が急成長する中で、純粋に「患者のための医療」を提供する医師と、単なるビジネスとして運営する医師の二極化が進んでいる


2. 美容外科の発展と現在の課題

✅ 現在の美容医療の発展

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