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エンの採用担当File(田中さん)「偶然はよく準備した者だけを助ける」わたしのお仕事術!

連載中の「エンの採用担当File」。

普段は面接や面談で質問する側になることが多い採用担当を、逆に質問攻めにしちゃうシリーズです。

今回は新卒採用担当の田中杏実さん(2022年新卒入社)の登場です!

―—最初に、今までの経歴を教えてください!

2022年新卒入社です。エン・ジャパンのプロダクトをつくり、みがき、ひろげる「デジタルプロダクト開発本部」でエン転職を担当していました。メインのミッションはメールマーケティングでした。
周囲の手厚いサポートもあり、1年目で社長賞新人賞をいただくことができました!

人財戦略室に異動してからは新卒採用に携わり、面接やリクルーター業務を行っています!

いまも大好きなエン転職グループの皆さんです!

ーー学生時代はどんなことをしていましたか?

オフィス近くの中高一貫校に通っていました。
6年間のびのびと部活三昧の日々を送っていました!ずっとバスケットボール部でした。

大学は東京学芸大学という、ほとんどみんなが教員になる大学に通っていました。
幼稚園と小学校の教員免許を持っています!教育実習は一生の思い出になりました。

「やらない後悔よりやって後悔」体質なので、興味があることは一旦トライしていくような大学生活でした。
・接客がしたかったのでなんとなく最寄り駅のカフェバイトをはじめ、4年間続ける(ピザが回せます🍕)
・なんとなくとった英米文学の講義で先生と友達になる(学生がわたし1人でした)
・父の影響もあり未経験だけど軽音サークルに入る
・学んだことをアウトプットしてみたくて、個別指導塾でバイト
・なんとなくカンボジアでのボランティアに申し込み、初めての海外渡航
・タイ人学生との交流イベントに申し込み、1週間の受け入れとタイ訪問
・ずっと目標だった教授のゼミに入る(また学生がわたし1人でした)
・コロナで暇になったので、筋トレを始めてみる(当時は6kgくらい痩せました)
・コロナで時間ができたので、高1から通っていた英会話を再開(いまも続けてます!)

あとは友達と遊んだり出かけたり、スケジュール帳はいつも真っ黒でした。

タイでチャレンジしたグリーンカレー、辛すぎて涙目;;

ーーどんなご家族の中で育ちましたか?

バリバリ営業マン→転職を経験した父、陽気で料理上手な母、ちょっと甘えん坊な妹と4人家族です。

印象的なことを挙げるとしたら、小さいころから母はいつも「杏実ならできるよ」と言ってくれる人でした。
大学受験の最後の模試がE判定だったときも、就活があまりうまくいっていなかったときも、必ず「杏実ならできる」と確信してくれていました。

だからわたしは、自分が必死に努力すればなんでもできるはず!と今も自分を信じられています。たぶんずっと勘違いして突き進み続けられているのは、母のおかげが大きいんだろうなと感じます。

3歳下の妹です!いまも毎日ほっぺを触っています💗

ーーどんな就活をしてましたか?その中でエンに入社を決めたのはなぜですか?

教員養成系の大学に進学しましたが、わたしはもともと教員志望ではありませんでした。オープンキャンパスで出会った教授のお話がすごく印象的だったので、「この人のもとで勉強したい!」という熱意があっただけで、将来のことはあまり考えていませんでした。

世の中にどんな仕事、業界があるか知ることから始めよう!と思い、3年生の春からいろんな就活イベントやインターンに片っ端から参加していきました。

結果、自分の芯にあるのは、「子どもの人生をよくしたい」という気持ちだと気づきました。
講義の中で子どもを取り巻く環境について学ぶうち、わたしが興味を持ったのは子どもの貧困や居場所についてでした。子どもの人生をよくしたい→大人の生活をよくする必要がある→という連想で、保険会社や人材の会社に絞っていきました。

エンに決めた理由は、会う社員さん全員が仕事を楽しみ、面白がっていたからです。
もともとわたしは勉強が好きで、一生懸命勉強や部活に取り組んでいるときが一番やりがいがあったな!と思ったので、自己研鑽がしっかりできる企業で探していました。エンはOJTややメンター制度の手厚さと、自己学習を促すバランスがちょうどよく、日々インプットが楽しいです^^

ーー入社1年目、仕事をする上で大事にしていたことはありますか?

①締切を巻く
②もらった仕事で120%の成果を出す
これだけは自分の中で絶対守ろうと決めていました。

まず締切は、守って当たり前!!!一流です。
でも超一流は、締切よりも前に提出するんです。

研修期間に、「100%の成果を締め切り後に出すよりも、60%で締切よりもだいぶ前に出す方がえらい。なぜなら、締切前に1フィードバックがもらえて、質も高めることができるから」と言われたことがあります。
最初のうちは自分だけで100%の出来にするのは難しいので、とにかく早めに出して見てもらうのが大事なんだと気づき、それからすぐに実践していました。

また、わたしはどんくさかったのでとにかく同期に早く追いつきたいと常々思っていました。
そこでまずは、もらった仕事を誰よりも高いクオリティで仕上げることを意識しました。
独創的なアイデアや、自分から提案して仕事を生み出せたらかっこいいけど、わたしにはその力は全くなく…><
まずはもらった仕事を精一杯やって、期待を大きく超える成果を上げることで、信頼と自分の実力を積み上げようと決めました。

事実、見てくれている人は本当にたくさんいて、その後たくさん大きな仕事を任せてもらうことができました!焦らず、一歩一歩やっていけば、絶対大丈夫!!!✨

仲良しすぎる同期💖一緒に旅行したり毎日LINEしたり、心の支えです!

ーー仕事をする上で、大事にしているスタンス・座右の銘を教えてください!

座右の銘は「偶然はよく準備した者だけを助ける」。
大学入学のきっかけにもなった、お世話になった教授からいただいたお言葉です。
運も実力のうちと言うが、運を味方につけるためには最大限努力する必要がある。

わたしは何かをものにするのが遅く、一人前になるのにかなり時間がかかってしまいます。そしてすごく心配性です。
だからこそ、なんでも納得できるまで準備することで、「ここまでやれば運もついてくるはず」と自分に言い聞かせるようにしています。自信がなくても緊張していても、準備したから大丈夫!と信じて何事にも取り組んでいます🍀


ーー今も覚えている、「心に響いた上司の言葉」教えてください!

「1年目で、1人でなにかできるなんて思われてないよ!いろんな人巻き込んだもん勝ちだよ!!!」憧れの先輩からいただいた言葉です。

1年目のとき、大きなプロジェクトを任せてもらったものの右も左もわからずで途方に暮れていた時期がありました。毎日毎日何をしたらいいかわからないけど締め切りは近づいており、上司に叱られる夢を見たことも一度や二度ではありませんでした…

そんなとき、尊敬する先輩から
「ただ成果出したいだけなら上の人が自分でやればいいんだから!杏実ちゃんは周りを頼りまくって、成長していくことを求められているんだよ」
と言っていただき、ハッとしました。

それからは自分で調べたり作業するのはもちろんですが、リーダー、マネージャー、部長、パートナー企業など、周りにまず相談して、どんどん巻き込んで頼るようになりました。
先輩を頼れば頼るほどプロジェクトも円滑に進むようになり、わたし自身すごく仕事が楽しいなと感じられるようになりました!


ーー採用担当をする上でのやりがいは?

1人として、同じ学生さんはいないことです。
全員との出会いが唯一無二なので、本当にその人にとって一番いい選択肢が提案できたのか?何かお役に立てたのか?毎日自問自答です。

だからこそ、「自己分析が進みました!」とか、「田中さんとお話しできてよかったです!」と言ってもらえる瞬間の喜びはひとしおです!
就活生の皆さんも毎日迷い悩みの連続だと思いますが、実は人事も「この子にとって一番幸せになれる選択肢はどこかな」と悩んでいるのです…

1日も同じ日がない、素敵な仕事だなあと感じています。

大切な後輩と🌱いつもわたしのモチベーションは人です!

ーー休みの日、何してますか?

学生のころと変わらず、毎日何かしらの予定を入れて人と会っています。
お家にいるとついついダラダラしてしまい、1日があっという間に感じるので…予定がなくても何かしら理由をつけて外に出るくらいアウトドア派です。

あとは旅行が大好きです!
毎年、大体月に1回くらいのペースで旅行している気がします。最近一番感動したのはグアムです。暖かくて海が透明で、最高でした~~~!
これからもいろんなところに行きたいです^^

水が好きなので、グアムは天国でした🌺

ーー最近、興味関心が強い分野ありますか?

スシローです🍣

わたしは回転寿司が好きで同期と仕事帰りによく行くのですが、推しはスシローです。ユーザーコミュニケーションで驚かされることがすごく多いからです!!!

例えば、新宿西口店は1席ごとに大きな液晶画面が設置されていて、レーンの代わりに画面の中をお寿司が流れていくんです!流れるお寿司からも注文ができますし、いつも通りメニューからの注文も可能です。
また飽きさせないようにクイズが流れてきたり、メニューも全画面表示に切り替えができたり…

Webサイトやアプリを通してユーザーとコミュニケーションを行うとき、UI(ユーザーとの接点)とUX(ユーザーが得る経験)の両面を設計していく必要があるのですが、スシローさんはそれがすごく上手で、楽しいなあと思います。
この楽しさは自分が周囲とコミュニケーションする上でも生きる気がしていて!!!
こういったときめいたUI/UX体験を、メモして何年も貯めています^^

仕事帰りのスシローにて🍣

ーー憧れている人、どんな人ですか?

・天海祐希さん
・「プラダを着た悪魔」のミランダ
・デジプロ時代の先輩

強くて、かっこよくて、堂々としている女性に憧れます。
わたしは泣き虫でビビりなので…><

50歳になったとき、天海祐希さんみたいな女性でありたいなと常々思っているのですが、もう折り返していて焦ります。

ーー人生における目標・描いている将来像があれば教えてください!

目標と言えるか微妙ですが、一生働いていたいなと思っています。

リクルーターの先輩がおすすめされていた本に、「憂鬱でなければ、仕事じゃない」という1冊があります。個人的バイブルです!

働いていると、難しいプロジェクトや目上の方への提案など、気が重くなるような仕事にも多々出会います。特にわたしが憂鬱に感じるのは、「新しくてできないことに直面する仕事」。できない自分が嫌なんです><

でもそういう仕事こそ、乗り越えたあと一番うれしかったり、成長を実感できたりします。あと褒められると頑張れるタイプなので、できなかったことができるようになって、褒めてもらえるのも超活力になります^^
ながく働いて、これからも何回もそんな経験をしていきたいなと思っています!

これからも泣いて笑って、仕事を楽しんでいきたいです!

ーー田中さんの新たな側面を知ることができました。田中さん、ありがとうございました!

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