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【医療事務】診療報酬請求事務能力認定試験について【最難関資格】
こんにちは、misaです。
今回は「診療報酬請求事務能力認定試験(医科)」の話です。
今、読んでいる人は試験合格を目指している人、どんな資格なのか調べたい人など様々だと思います。
まずは診療報酬請求事務能力認定試験についての第1回目。
この資格がどんな資格なのかを知っていきましょう。
診療報酬請求事務能力認定試験とは?
まずは基本的なことですが、試験概要です。
この資格は、公益財団法人日本医療保険事務協会が実施する全国一斉統一試験です。
厚生労働省後援の民間資格になります。
受験資格:受験資格問わず。
合格率:30%前後
試験日:年2回(7月,12月の、日曜日または祝日)
試験時間:3時間(13:00~16:00)
試験種目:学科試験、実技試験(レセプト作成)
試験地:札幌市、仙台市、さいたま市、千葉市、東京都、横浜市、新潟市、金沢市、静岡市、名古屋市、大阪府、岡山市、広島市、高松市、福岡市、熊本市、那覇市
※資料の持ち込みは自由だが、携帯電話などの通信機器は持ち込み不可。
とまぁ、試験概要はこんな感じですね。
厚生労働省後援の資格でもあるため知名度が高く、受験者も年間1万人以上になります。
合格率は30%前後となり、医療事務の資格としては最難関と言われています。
しかし、それと同時に医療機関で最も高く評価される医療事務の資格となります。
難しい試験だからこそ、高く評価されることが多いってことですね。
試験内容について
次に、試験内容についてです。
この資格は、学科試験と実技試験で構成されていて、全て筆記での試験となります。
・学科試験
こちらは、80問からなる医療事務の知識の問題となります。
①医療保険制度等・公費負担医療制度の概要
②保険医療機関等・療養担当規則等の基礎知識
③診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識
④医療用語及び医学・薬学の基礎知識
⑤医療関係法規の基礎知識
⑥介護保険制度の概要
この範囲から問題が作成されます。
解答方法は、5者択一式のマークシート方式となります。
例)ア、イ、ウ、エ、オの選択肢の中から1つ選んで、解答欄に筆記で記入します。
・実技試験
問題文には、カルテが記載されています。
このカルテを元にして、レセプトを全て手書き記入し、作成します。
原則として、外来1枚、入院1枚で合計2枚の問題が出題されます。
とにかく、ひたすら書いて、書いて、書きまくる試験です。
時間は3時間ありますが、問題を解いていたら、一瞬で終わります。
というか、時間が足りず、焦る人も多いと思います。
ちなみに、問題を解く目安としては
学科試験:1時間
実技試験:外来は30分、入院は1時間20分
見直し:5~10分
と言われています。
合格率について
この試験は、合格率30%前後と言われています。
10人の内、たった3人しか合格出来ないの!?(゚Д゚;)
と、思われる方もいると思います。
しかし、30%という数字に怯える必要はありません!
実際には、しっかりと勉強・対策をすれば合格する試験だと思います。
しっかりと勉強し、実際に時間を計って過去問を解き、試験形式に慣れれば、決して取れない資格ではないはずです。
受験者の約20%は実務経験者と言われています。
「レセプト作成をしたことがある実務経験者」は、それだけでとても有利になります。
実際に仕事で行っている内容が、そのまま試験になる訳ですからね。
仕事の間に、職場にある点数表に目を通すだけでも勉強になりますよ。
なので、実務経験者の独学は十分可能です。
だって、基礎知識をしっかり持っているのだから、あとは更に知識を上乗せするだけです!
まとめ
・診療報酬請求事務能力認定試験とは、厚生労働省後援の民間資格です。
・合格率は30%前後となり、医療事務の資格としては最難関。
⇒しっかりと勉強・対策をすれば、決して取れない資格ではありません!
【試験概要】
受験資格:受験資格問わず。
合格率:30%前後
試験日:年2回(7月,12月の、日曜日または祝日)
試験時間:3時間(13:00~16:00)
試験種目:学科試験、実技試験(レセプト作成)
【学科試験】
⇒80問からなる医療事務の知識の問題
【実技試験】
⇒外来1枚、入院1枚のレセプトを作成する
今回はまず試験概要についてと、合格率についてでした。
試験の基本事項なので、目立ったことはなかったかもしれませんね。
しかし基本事項をしっかりと把握することも、合格する上でとても大切なことです。
筆者も働きながらこの資格を取得することが出来ました。
これから受験を考えている方、受験しようか悩んでいる方の背中を押せるような情報が伝えることが出来れば嬉しく思います。