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塩崎 沙和
2019年12月6日 20:39
(前回のあらすじ)ホワイトブリーチをした頭で登校し朝から生活指導の先生と校門で揉めましたが、どうにか無事に1日の授業が終わり、放課後、その足で原宿のラフォーレに行きました。目指すはウィッグ屋さん。そう、カツラです。何個も試着して、焦げ茶色のコロンとしたレトロマダムなウィッグを買いました。そして翌朝、学校の校門。生活指導の先生が私に当然目を止めます。先生が私の頭を見て言葉
2019年12月2日 17:45
(前回までのあらすじ)髪を好きに染めてみたい。でもくらい髪の色だと、自分でピンクとかに染めても直射日光くらいの光に当たらないとあまり色がわからなかった。一度、地毛の暗い色を抜かないと、カラーを入れても見えない。じゃあ、明るくブリーチしてみるか。やるからには思い切り。金髪くらいの色の人はもういるし、いっそ白なら誰ともかぶらない。というわけで、髪をベリーショートに切って
2019年11月30日 11:56
(前回のあらすじ)私、中学の頃は冴えないメガネのいわゆるオタクでした。今ほどオタクに地位も市民権もなかった当時、私はクラスの序列でも下の方でした。いつも狙ってないのに浮いてしまって、変な人と失笑されてしまう私の夢は、「普通になること」でした。できるだけ周りに馴染んで、目立たなくなることが憧れでした。そんな変な自分を返上したくて、生まれ変わりたくて、私を知らない人ばかり