2台目 Tallorder 187V2
とバニーホップについて。
一台目がガンメタで
それはそれは乗りやすくよくまとまったSUBROSAのLetum2019という自転車だったのだけれど、当時はとにかく全部盛りで、フリーコースターと強そうな4pcsハンドルバー、四つペグにハブガード、ガード付きスプロケットにジャイロブレーキが付けてもらえる店で買った。 とにかく全部盛りだった。 今思えば(まだ所有しているが)非常に素直で乗りやすいいい自転車だったのだけど、一年もしないうちにフロントハブはたまに噛みついて減速するようになり、やはり完成車というか、遊びが半周くらいあるフリーコースターに、とにかく折れていくスポーク(単にゆるゆるだっただけだった)、は整備好き欲を満たしてくれるものだったが、うまく行かない責任を、責任をとる奴が必要だったことと、あとあり得ないほどガンメタだったこと。 そう、ぼくはかわいい色しかやはり無理なんだな、と再確認したりして、赤いハレンチなイギリスメーカーに浮気をするのである。
初心者はショートのほうが扱いやすい
そんな事をどこかで見ては、試してみたくなる。 仲間がたくさんいれば中にはショートフレームの人も居たりして、ちょっと乗らせてもらってはああでもないこうでもないだの、アドバイスをいただいては反発してみたりだの、YouTubeなどを見ていると一般的にはそのような感じらしい。
ボッチライダーには縁のない話である。
一応言い訳しておくと、友達が居ないだとか孤独が好きだとかそういうことではない。 あ、いや独り遊びは割と得意だけど。 好んでこのシチュエーションに居るわけではなく、単に人見知りなだけである。 寂しい奴だとかそういうのでは決してない。
フレームにフォーク、シートとポストにペダルとクランク、スプロケとチェーン、前後ホイールはかっこいい完組み。 ステムとハンドルバーとグリップ、あとブレーキ関連とBBやヘッドパーツがあればBMXは組めてしまう。 機械いじりは好きな方なので、特に困ることもなく組めてしまう。 赤い。 至高の赤さ。 ハンドルバーは白。 もうめちゃめちゃにかわいい。 この子(子呼ばわり)は、10センチのポゴから45センチのバニーホップに至るまで、サイクリングは70キロ以上走ったり大阪から東京まで輪行してお登りライダーをしてみたり、 本当に一番の相棒になった。
ショートフレームは扱いやすく、言えばバランスを失いやすいがその分勉強になった。 ロールバックやフェイキー戻りなんかもやってはいたが、浮気した奴って大抵次の女に気が向くんだよね。 フェイキー戻りがサッパリ判らないこと、ロールバックも安定しないこと、あとはバニーホップが45センチの壁にぶつかり数ヶ月、何も得られなくなった責任者を探し始めるのにそう時間はかからなかった。
そこから第三世代、第四世代へと遍歴していくわけだけれど…
今はフレームとフォークだけになっているがそのうちフラットランドでもやりたくなったらこれで組むかもしれない。
バニーホップ
バニホのハウツーは見まくった。 とにかく何でもヒントが欲しくて、ゼロからのものも初心者のものも超上級者の語りなども漁りまくった結果、パニックになった。
世のバニホハウツーは大抵嘘である。 嘘であるが全部本当のことである。
ゼロからの感覚の学びと、初心者がそれなりの形を作るための動作と、中級くらいからカラーコーン70センチを跳ぶためのやり方は、モノによっては正反対だし、とある人はハンドルバーを引けというし、とある人は押せという。 バニホって実は全然力とか要らなくて、タイミングと形なんですよ~ って言う人がカラコン越えのサンプル跳びをしている腕はバキバキに力が入っている。 70センチから先はもう職人の世界なのでイメージと擬音しかない。 そもそも、BMXライダーに誰かに説明が出来るほどのインテリジェンスがある人が希なのである!(失礼)
とにかく、フレームを買えに換え、ここまでやってダメですなんて絶対にイヤなので最低目標のカラコンを跳べるようになりたいです。 安西先生。 ほっほっほ。
判っている部分、ぼくは後ろがとにかく怖いというか苦手で、まだジャックナイフやフットジャム系で前に転がるほうが全然いけるのだけど、187v2のショートフレームの時はまくれ練習が出来ていたのだけどTTが長くなってからほぼ、怖くて出来なくなってしまった。 後ろが怖いのでチャリが立たない。
バニーホップは基礎技って言うけどうなぎ焼き職人みたいに一生鍛錬する系なのでは? と思ったりする。 何センチ飛べたら初心者の基礎クリアーなのか? 30センチくらい跳べたら180を始めるべき、とか言ってる人も居たのでそのくらい? 30センチならまあ確かに気の抜けたミニホップでも跳べるけれど、 初心者の基礎としてはまずフロントアップだとおもう。 捲れるか、捲れないか(技やポジションによって捲れる角度は違うが)ギリギリの角度までいかに余力を残したまま一瞬で上げるか。 このテーマに今までの全てを使っていると言っても過言ではない程に、フロントアップは奥が深いと思う。 とにかくBMXはフロントが上がらないと話が始まらない。 そんな技術を事細かく解説しているところは稀である。 たかだか55センチ、まぐれで60センチ弱程度のぼくがハウツーをするなんて有り得ないけど、思ったり感じたことなんかを書き残していけたらなあと思っています。 実際もう降りたのか更新が止まっている練習ブログにもかなり教えてもらったりもした。 日本にはこういう共有が足りないのではないのかなと思ったりして。
そういえば毎日バニホ100本跳んで10日で1000本跳んでみるって動画をみて、そうだよね!(ゴリラ顔)って、若さが足りないので毎日は無理だけど100本ずつ跳んで左手親指を怪我するまでに2000本跳んでいる。 その結果がまぐれの60センチ弱。
やはり技の話は長文。
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