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Milwaukee PACKOUT™ Compact Organizer 48-22-8435

 工具系の投稿は久々です。 工具というか工具箱です。 今回はこれの紹介をしようと思います。
 件の工具箱、Milwaukee社のPACKOUT™をご存じの方なら、あーなんだあの小物入れね、 という所でしょう。 おおよその業種において2つ3つあれば結構便利にスモールパーツ、ネジ、先端工具などを有意義にまとめて運ぶことが出来ます。

だからってこんなに買う?

 Compact Organizerということでこれは規格のハーフのサイズのモノになります。 それの標準厚みのものが8つと薄型が1つ。
 そんなに小物を管理する業種って何? 電気屋さん? ならハーフじゃなくフルのオーガナイザーボックスを買うべきでしょう。 ええ、でもそうじゃないんです。 この箱の一番いい活用方法はそうじゃない。

仲間はずれがひとつあります。

 この箱、 実はツールケースに最適なんです。 ものによってはミチミチ、パチパチなんですが、 かえって動きを抑え消耗や破損を防げそうな勢いで、もしかしてこれメーカーも意図していたもの? ってくらいに収まります。

中身はこう。

 最初このPACKOUT™を買い始めた頃は大きなボックスにとにかくドンドコ入れてまとめてヴァーって運んでしまおうという計画でした。 が、当然それは非常に重く、大径タイヤの付いたキャリーボックスをもってすれば運ぶことは可能ですが、やはり重いものは重い。
 こうして個別ツールケース化できるものは分割しておけば、現場の作業に応じて連れて行く子を選別できるのですね。 大きなボックスに全収容だとそれは便利でもあるのですが、いつも付いてくるけど活躍しない子、というのもやはりいてその運搬体力的費用が相当なのでした。
 サイズ的に主に加工、仕上げ系ばかりですが、逆に言うと解体、フレーミングの時は持っていかなくても良く、車と作業場を往復している間に二つずつとか運んでもぜんぜん間に合います。 使い終わった工具はしゅっと車に戻せますし、それでいて一気に運ぶことも可能。

 いやこれ最高じゃない? インパクトドライバーとかもこうしたいけど今は収まっているので今後の課題にしようと思いますが、そもそもツール付属の専用箱でええやん、って言う意見も尤もです。 ええ、そうですね。
 とはいえ近頃はツールオンリー売りが多く、バッテリーやその他消耗品を既に持ち合わせている人にとって箱や充電器、その他冗長の品にお金を払いたくないのでボール紙箱に工具と説明書と保証書だけがポンと入っているものを買いがちです。 その上で自分に最適なツールケースをチョイスするというスタイルが最高って人も多いと思うのです。 スーパーのカゴもよし、ホームセンターブランドのタフそうなでっかい箱もよし。 あと付属の元箱は連結できないしね。
 そんな中の答えの一つとして、PACKOUT™ Compact Organizer 48-22-8435を紹介しようと思います。 まず先に値段を書いておきます。

 Milwaukee.JP公式は、とにかく常に品切れです。 便利そうなものは何もありません。 補充もかなり遅いです。
 Amazonは並行輸入の品物と、Amazon在庫のものがあります。 並行輸入の品のほうが在庫はありますが、国内在庫の方が安く、翌または翌々日に届きます。
 値段について思う事は、 工具が二つ三つ入りそうなツールボックスMは14,828円、工具が4つは入りそうなLサイズが18,480円。 ハーフオーガナイザーの方が割高感は否めませんが、それでもあり得ない価格帯ではないという事が考えられたりられなかったりします。 その辺は使い勝手と価値観なのでこれぞ最強! ゲームチェンジャーとかいうつもりもありません。
 では用途と写真を並べていきましょう。

最初に買った薄型ハーフオーガナイザー ドライバービットがバカほど入っていた。

 これには各所に納めきれなかったドライバービット予備や鉄鋼キリ、ヤスリなどが入っています。 木工のドリルやボアビット、ボックスレンチなどが入らないのでもう一つこれ系の箱が必要だと感じています。 おそらくこれがメーカーの意図した使用法です。

M12™ 23 Gauge Pin Nailer

 ガンタッカー系で唯一入るサイズなのでは、というかコンパクトすぎてビビる日本の製品で言うとスーパーフィニッシュの類。 マキタやなんかの0.65ミリピンが打てます。 M12バッテリーなので予備バッテリーも入ります。 体感、M12の3Ahバッテリーで額縁巾木などを1日打ち続けてバッテリー2本で足ります。 コンプレッサーなんか要らんかったんや! というかこれが活躍する頃、現場にコンプレッサーを常備し続けるとどれだけ邪魔か・・・ という。 片手でほいっとお仕事完了できます。 予備のピンもかなり保持できるので不安なしですね。

M18 FUEL™ Barrel Grip Jig Saw

 これも使うときと使わないときがハゲしいツールの一つだと思います。
 バレルグリップを買ったのはアレだったかなーとDグリップ型も気になっていますが、裏返してジグソーテーブル的に使う時はかなりいいです。 ストロークが鬼でめちゃめちゃ切れますし、どうして今まで使っていなかったのだろうって位にマストツールの一つになりました。 替えブレードと集塵アダプターくらいしかOPも無いですので綺麗に収まります。

M18 FUEL™ Oscillating Multi-Tool

 マルチツールもマストツールの一つでしょう。 これも振り幅がでかいというか、押してもトルクがスゴいというか、切れる速度が半端なく、鉄工ブレードを用いて釘やビスなどを切ると後半熱を帯びて火花が散るほどです。 業界最弱と言われるヒコーキ社のマルチツールではそんなの見た事なかった。 調子に乗っていると替えブレードが熱ですぐになまくらになってしまいます。 深さゲージと集塵アダプタ、替えブレード多数を納める事ができます。

M18 FUEL™ Compact Router

 コンパクトルーター 日本ではトリマーと呼ばれるサイズかな。 Noteでは未紹介ですね、 日本未発売です。 これも使い出すと手放せなくなるツールで面取りから穴あけ、溝掘り、円切りなど様々な加工が出来て便利ですがメインツールというわけではありませんね。
 1/4シャンクのコレットが付属していて、そうです、日本のマキタやリョビのトリマを使っている人は6mmシャンクの刃物を揃えているので困ったなあと思っていたけど、ムリにこれに合う6mmコレットを探すより1/4シャンクの先端工具を揃えた方が早いやろと適当に買ったら案外たくさん届いたのだけど、本体が本当にコンパクトなので全部収まってしまった。 トリマーはOPパーツが非常に多彩、というか治具などどんどん作って増えていくのでここには基本セット。 純正大小平ベースと集塵アダプタ、並行定規、チャイナ製C及びR面取り治具が収まっています。

マルチボルト(36V)コードレスディスクグラインダG3613DA

 何となく調子に乗ってΦ125砥石のサンダを買ってしまった。 Φ100なら持ってるし・・・ って思ったけどまあデカい分には便利だと思います。 この子だけ、優先順位もあっていつもどこにも入らずそこら辺にコロがされていたり、GDGDボックスに投げ入れられていたりして可哀想だったのですが、よくぞ、よくぞ収まりましたというキツキツさ。パズルのようにしないと出し入れ出来ませんが完璧な収まり具合です。 安全カバー、替えと石、ダイヤモンドカッター、面取り、ハンドル、砥石脱着レンチが収まります。

M12™ Variable Speed Polisher

 これは送料無料を得る為に買った、主に車磨き用の体の工具だけどたまに現場でも使います。 小径なのであまりイエア!とはなりませんが、ウエスと研磨剤で手でしごくよりは相当に便利です。 替えバフ等と、4Ahバッテリーが収まります。 このバッテリーで車の横面1面くらいはイケます。 つまり常時充電しながらになりますが、まあ磨きの作業には便利です。 小さい研磨材ボトルがあるのでそれも入れておこうと思っています。

M18™ Cut Out Tool

 このボードトリマさんだけあまりご活躍になられていません。 電気屋業がやってきたらおそらくは・・・ といったところですが、 箱に余裕があるのでプラスターボードチョイ加工ツールをもう少し充実させていけるなあと思っています。

M18 FUEL™ Drywall Screw Gun
Collated Magazine

 買ってよかったものタグに入れたいくらい想像の5倍くらい大活躍しています。 早い、安い、綺麗。 コレットマガジンを付けると連ビスをバンバン打てるので合板に、プラスターボードに最高です。 隅っこは打ちにくかったり、ミスする事もありますがそれは普通に打ち込むとしても、作業効率が大袈裟でなく5倍くらいになりました。 替えのロングビットまで入っていますが、腰掛け用の金具だけは干渉して外しておく必要があります。 まあ高所ばかりの時だけ取り付けてもたいした手間ではありませんのでこの運用を揺るがすほどのマイナス要素ではありません。

副産物

 これを行っていくと当然のようにこの内ケースが増えていきます。 そのうちワークショップとかの引き出しの整理に使うか、フレンチクリートのネタにでもしようとおもいます。 他のケースの内箱も結構溢れているしね。

大きい箱はデカ物

今までハンドツールが6つ位入って一番重かったMサイズケースには名前を書けないツールとM18 FUEL™ Hackzall®レシプロソーが入っています。 意外に入らなかったものとしてはM18™ Random Orbit Sanderなどがありますが、そういう仕方が無いものは常備箱に突っ込むか、GDGDボックス等で管理しましょう。 替えペーパーとか結構嵩張るしね。

GDGDさせたら日本一

 GDGDボックスは無いと非常に困ってしまうのでこれはこれで・・・

 というわけでツールケースの話でした。 あと今M18 FUEL™ 6-1/2” Plunge Track SawとM12™ Brushless 2" Planerが欲しいので、いつの間にか増えていたもの等、そのうちに・・・

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