BMX 100本バニーホップ その3300本目 超える60センチ編 とニューシューズとか諸々
こいつバニホしかしてないんとちゃうか、と思えるくらいバニホしかしていない。
去年達成出来なかったカラコン70センチ。 70センチを目標に掲げてこらもう二年が過ぎてしまった。 本当はあらゆる場所のあらゆる物を跳んでいけば自ずと高さもあがるのかな、とは思うけれどさすがにリアルストリートは年甲斐により二の足を踏む。
最近BMXは書くことがないというか、ただ淡々と同じ練習を繰り返しているだけで閃きもなければ進捗もない。
といって本当に同じ事を同じ様にやっているだけではトレーニング以外の何者にもなり得ないのでこれでも一応あれこれ考えてはいる。
師匠やトレーナーなどは居ないので誰も指摘してくれない(YouTubeに上げるようになったらコメントで教えてくれる人があるのはとてもうれしい)ので、自身が考え調べ見つけたこと以外成長の幅が広がり得ない。
逆にいうと全て教えてもらってただそれをなぞるだけのライドばかりしていたら自分で考えて動くやり方は身に付きにくいのかもしれないな等と考えもするが、もう少しアドバイスとか欲しくなるときもある。
バニホのモアハイヤー的なものや複雑な技やベーシックグランドトリック以外の技のhow toなんかは見つけるのが困難なものばかりなのでやはり先へ行くには自信で考える以外にはないんだろうなと思う。
そうこうして今年の初めから本当にバニホばかりしていて、毎日撮ってはガッカリし明日次回取り組むべき事を考え、そうは身体が動かねえよを繰り返しているうちについに60センチに到達した。
60センチはかつて、腕を壊す前の勢いとパワーだけの跳び方の時に達成した事があるが、撮影していなかったのでバニホバーなりの目標物を擦っていないかどうかの真否が明らかではなかった。
しかもかなりの偶然だと思うので痛む腕を押しても二度とその高さに届くことはなく、どんどん高さは落ちていった。 幻の60センチとなった。
今回、フォーム改造を行い腕の痛まない、ビデオで見る上手い人たちと同じ様なフォームから繰り出されるバニーホップを以てついに60センチに届き、なんなら58センチなら数さえこなせば毎回届くだろうなという自信に満ちた物となってとても嬉しい。
ここからだ。 ここからまた始まる、二年半前の夏頃、腕が痛んでフロントを上げ損ないそのまま跳んで前転しかかって前着から転んで以来なので感動的ですらある。 バニホは人生。
これまでフォーム改造をしての別ルートに来てからほぼ、フォームについてはイチからのやり直しになってずっとフロントアップすら安定しない、どのくらい跳べるかは跳んでみないと判らないという事態になっていた。 その状態から今では55センチなら確実に超えられる、的な気持ちで臨めるようになったのはまず最初の踏み切る前段階から始まる。
これは未だに調整中なので、これこそ世界人類の求めた答えなんだ、というものにはたどり着いていないのだけれどそう、間に合わないならショートカットすればいいのではというもので、開始位置をやや後ろ寄りかつ、低くした。
後ろ寄りスタートにすれば、短い時間で腕を伸ばしきる事が出来る。 かつての安定しないフロントアップの時は急ぐがあまり腕を伸ばしきらないでバー引きに転じている事がよくあった。 それではフロントが重く、バーを引くことにかなりの力を使う。
伸ばしきった腕による着位はキッチリとした後ろ目一杯でフロントに全く荷が乗っていないのでバープッシュ(ただ前へ突くだけ)で、フロントは30センチくらい上がる。 その上がってくるフロントの勢いが落ちない間に一気にバーを引き、同時に脚を踏み込み伸び上がる。 ここで今一番課題にしている脚と同時に伸び上がる、が出来なくて、その時点で脚はほぼ伸び終わっているから、バー引きのテコと身体の上昇ムーヴが一致しない事に高さが稼げない要因があると考えている。
脚が動作開始するのが早すぎるので、それなら腕をもっと早く動かせばよい、は半分正解で、とにかく足が伸びきるまでにバー引きを終えることができればかなりいい感じに滞空時間の長いジャンプを跳ぶことが出来る。
あとずっと文字通り引っかかっていた後輪だけど、いままでおざなりにしていた「刺し」に本格的に取り組むときがやってきたという事。
上手いことバー引きまでを高速に完了出来ていたなら太ももにバーと腕が激突しているのでその跳ね返りで一気に刺す。 この時考えていたよりかなり脚が刺しの邪魔をして、しゃくるという意識が踏ん張りになり、脚より筋力の弱い腕による刺しを妨害していた。
これはもう感覚の問題なのでただ数を跳んで、意識してやって克服するしかなく、刺しまでが上手く最高速をもって完了出来たときにたまたま脚が抵抗なく脱力していた場合において、60センチを跳ぶことができた。 というのが後日分析である。 フロントは恐らく70センチに近いと思うので、後は後輪なのだ。
色々書いたが実際やっていることは腕を前後ろ前に動かし、その間に脚を畳み伸ばし畳んで伸ばして着地しているだけである。 それらの速度とタイミングだけのこと。 その間自転車は後ろ回転し、前回転に切り替わり、後ろ回転しつつ着地する。
それが遅くてまだ頂点で刺しきる事ができない。
これからはその腕の超高速動作と脚のフルパワーからの全脱力をなにも考えなくても出来るようになるまで繰り返すだけ。
ただ繰り返しているだけだとすぐにかつての手癖跳びになってしまうので、自分を変えていくという相当に長い戦いが始まるのだ。
その間にも脚を動作させるタイミングを調整する方法を見つけださなくてはならない。
脚だけはワンマン運行であり、動作開始から一定時間後に自動的にそれは行われる。
今考えている回答はこうだ。 先程やったスタートラインをずらす方法を用い、より低い位置から開始すれば脚が伸びきるまでの時間が稼げるし、ストロークアップでジャンプ力も増すのではないか、というもの。
ただこれが考えるとやるでは大違いでそのように想定された高さから必要な速度で全力ジャンプ出来る筋力がぼくに備わっていない。
また一つの動作のタイミングをいきなり大きく変えてしまうと他が全て無効になり全く跳べずオブジェクトに突っ込む事になるから、それらは慎重に少しずつずらして行かなくてはならないというわけだ。
でもこの理論が正しくてそれらが上手く繋がったら今年こそ、カラコンに届くかもしれないし、この辺からの1センチがめちゃくちゃ高いということを実感していく。
ニューシューズ。
この黄色い靴は以前のHyper-V屋根プロ1の後継モデルだ。 これも実売3,000円前後。
というのもよそ行きEtniesも軒先練習用Hyper-V屋根プロ1も一番欲しいところがボーズになってしまったからで、要所要所でペダルが足から離れかけて余計なことに気を使う。
怪我するより、不安を抱えて余計なところに神経を使いながらやるより交換で済む物は換える。
屋根プロ1は本当にここだけの磨耗なのでこの後お仕事用にされる。 リユースだ。
そしてその屋根プロ2の使用感は結構良い。 靴中で足が動いてしまっていた屋根プロ1よりサイズダウンしたのもあってかなりいいフィット感だ。 軽くも重くもない感じで、底も薄すぎないから着地でも足裏が痛くはならなかった。 ただやはり少し靴中で足が動いてしまうので、屋根プロ1用に買った薄目のインソールを追加したらかなりよくなった。 磨耗度とかはこれからだけど、屋根プロ1は3ヶ月くらいの耐久値だったのでお値段通りというか、可もなく不可もなくといった感じかな。
さて、よそ行きシューズも半年でボーズになったので今度はVANSを試してみる。 BMX用らしい。 実は下ろしただけでまだ使ってはいない。
色がとても好みなのでなるべくズタボロにせずにアフター普段履きにしたい。
あとはバニホバーを壊してしまったのでまた新しい三脚を仕入れたり試したりしている。 前のモデルもよかったけれど、より軽く小さく耐久力のある物を求めて彷徨っている。 まあ自転車で60センチの高さから踏みつけたら大抵の三脚は壊れると思う。
そのほかは、FJTWのとっかかりが掴めそうな気がしてきた事と、バニホ180のとっかかりが全く掴めないままジタバタしているということ。 この辺も今年は実績を積みたい。
ではこのへんで
ご安全に。🪖
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