ポゴ180
ポゴ180とは。
シリーズ化するほどの事でもないと思っていたが、意外に上達しない。
どうも回転もジャンプ力もまるで足りていないようである。 今気が付いたけどそもそも自転車の引き上げがぜんぜんできていない。 ポゴの基礎すら出来ていない。 回ることに意識を持って行かれすぎなんだ。
前までまるで出来る人の様に得意げだったのは、歩くような速度でもって進みながら60度ほど切り込んでから残り120度を回りきるやり方なのでインチキである。
ほぼゼロ速度からだと90度前後しか回せない。 予備動作なしでポンと180度回れるようになりたい。 力なのか? 勢い? テクニック?
180度回る技法としてはバニーホップ180の方が圧倒的に華であるし、多様性があるのでそちらこそマストであるが難しく全くそのようには身体は動かないのでまずはポゴ180を手中に収めようというのが筋であると思う。
本当はバニーホップ180がしたいのだけど、という枕詞を常に意識して読んでいただく事をお願いして、まずはポゴ180である。
とはいえ、ポゴ180も場においてとても有用であるため、けして捨て置いて構わない技術ではない。 上手い人ほど意識する事もないように何かの折にポンと回る。 予備動作なしからのポゴ180だと恐らく前進である時も後退である時もきっかけ以外は同じであり、簡単に戻ったりフェイキーに入ったり出来るのだろう。(と思ったがフェイキー時のペダル回転しながらのポゴはペダルの位置次第なのだろうか? 圧倒的にフリーコースターの人が多い様にも思うが)
バニーホップ180も上手い人は予備動作なしでいきなり回るように見える。 幅10センチほどの平均台のようなところから180をキメる。 フロントタイヤどうなっているんだろう?
なんならロールバック的回転も、フィーブルグラインド(前輪を台の上、後輪はペグ掛けで滑る技法)から回ったりする。 それってつまりは回る方向か、ペグを掛ける方向が逆に作用しているという事なのでは? ??? もうわけがわからないが、やりがいがあるとも言える。 スミスグラインド(前輪がペグ、後輪が台の上)から回るのなんてフロントホイールまったく言うこと聞かなそうに感じるが……
とにかくまあ、当分はポゴ180の基礎的な、ゼロ速度回転を出来るようにして走行中の回転を簡単な物にしたい。 スローで見るとタメも捻りも高さも足りないが、これでも余裕はなく目一杯動いているつもりなのだ。
ロールバックばかりやりすぎて関節各位が疲弊しているのでほかの練習も急務であるが、とにかく左テニス肘がかなり悪く、一度完璧に治さないといけないなあと思う。
右腕のテニス肘もかなり悪かったがいつの間にか完治した。 麻疹みたいなものなのか?
バニーホップもぜんぜん跳べなくなってしまったのでバニーホップ180どころの騒ぎじゃない、というのも正直なところである。
湿布を貼るだけで劇的によくなるのでまだ手遅れではないのではと考える。 もっと練習時間を盛りたいが身体と相談しながらになってしまいとてももどかしい。
閑話休題
予備動作なしの回転運動とはいえ、全く無しという事もないとは思う。 ただ切り込みと体重移動と圧の高さが瞬間的になったものの成果なのだろうと思っている。
実際にロールバックは予備動作が小さくなりつつある、というか未だに言うほど小さくはないが、ここぞという切り込んだ点に集中してバープッシュによる圧をフロントタイヤに掛けられるようになった。 長年やり続けた結果なのだろう。
ロールバック考察の最後の記事あたりから変化しだしたやり方は、バーの高さを低くした理由にもなるがそれまでの、なるべく高いところからフロントタイヤに乗っかろうとしていた気持ち的動きから一転、頭も腰も低めのニュートラル状態から入り、リズム的なカウンターから切り込むと同時に膝を伸ばし後ろからフロントタイヤに一気に荷を移動するやり方で、これがすこぶる調子がよい。
フロントタイヤへの加圧とリヤタイヤをしゃくる動きが一度に出来るこの動きこそ正解なのだろうと思うが今までにみたhow toで誰も言ってはいなかった。
つまり、口に出して言うほどの事でもないということか、誰もその動きを当たり前にこなしていて気が付いていないのか。
ロールバックの話はまた別に機会を設けるとして、つまりは予備動作なしのポゴ180もきっとうまいやり方があるのだろうなという気持ちである。
今回、特に役に立つ考察でも華々しい進捗でもないけれど、つまりあまり何も目立った更新はなく相変わらずということである。
ただ出来ることが増えるとバリエーションと繋がりが加速度的に増え、楽しさ倍増どころの騒ぎではない。 だんだん動きもダイナミックになってきて、近頃は広場で思いっきり遊ぶときなど膝と脛とくるぶしのガードを付けている。
怪我してはなんにもならないし、なにより練習出来なくなる事が怖い。 ちょっとした故障で2年とか乗れなくなったらと思うともう恐怖である。(そっち)
と、全く的を射ない更新になってしまったがとりあえずこの辺で。 ポゴ180の成長記録として書き留めておく。