新春バニーホップ合宿 その2500本目。
ご無沙汰しております、バニーホップ強化合宿委員会でございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。
表題の通り、本年初のウサギ年100本バニーホップを開催する運びとなりました。 つきましては関係者の皆様にご連絡を。
100バニはなんだか久し振りな気がしますが前回寒すぎエントリを上げて以来なので5週35日ブリとなります。
その間クリスマスなり年明けなりいろいろありましたがそれ以外にもバニーホップスランプからの脱出などがありました。
さてそのスランプの主原因はといいますと、つまりは頭打ちを迎えたバニーホップの高さに起因します。 もうこのままじゃ何をやってもモアハイヤーになれる気がしない! だもんでもっと深くもっと後ろへもっと早くもっと立ててもっと踏み切って… と無限の追い込みを行ってきた結果なんだなと思いました。
もっと深くやると伸びが間に合わない。 タメの部分でなるべく高くから一気に圧をかけるように、もっと後ろへは鬼くそバー引きで身体が前へ持って行かれないよう、もっと強く後輪を地面に押しつけ、もっと踏み切ってはそもそも実現しない。
結果なにもかもチグハグで遅くなり、考えすぎることと無駄こもった力と45センチでも引っかかる絶望感と焦燥感……
そもそも地上における身体のみのジャンプのように好きなタイミングで縮めきった脚を伸ばしきるジャンプは不可能なのだ。
そこから脱したのはしばらくサボってリセットしてからの何も考えずにしゅぱっと、身体で覚えた通りに跳んでみたら簡単に50センチ超え。 なんだ、簡単じゃないかとなりやる気再燃からしばらく型の確認的な跳び方ばかりしていたけれど、いよいよ今回久々の100バニをやってみることにしたのです。
サボっていたのが災いしているのか50センチくらいまでしか跳べなかったけど手応えはよかった。 ていうかリュックばかり跳んでいたのでアレがちょうど20インチのタイヤの直径くらいの50センチなんだよね。
ポンポンとリズムよく淡々と跳んでいると何に悩んでいたのだろうという感じ。
そこからラスト20本くらいの時くらいからかな、既に暗くなり照明のない広場ではカメラには何も写らないので語る以外の表現を持ち合わせない幻のものなんだけど、今までは高くから沈み込む勢いでフロントタイヤとリヤタイヤに圧をかけてタメを作るイメージでやっていた行程、 それまでにも何度かこれいいなって思っていたのは目標物やバニホバーに向かうときの漕ぎの時に少し腰を落として入るとタイミングというか具合が安定するというのは判っていた。 そこからなんらかどう動いていたかは判らないのだけど、今回は意識して腰を落としたまま、というかいわゆるBMXでいうBBに乗った状態というのかな、ぼくのご理解では腰を少し落とし、バーに乗る体重をほぼゼロ(場合によって前後する)のイメージの位置。
から軽くタメを入れて腕を突き出し身体を後ろへ突き飛ばしーのから体重は後輪の上へ、まさにマニュアルの動きでフロントが浮き始めたらそのモーションを利用しつつ脚を伸ばしバーを腹まで引く。 その時脚のストロークは低まりから入っているのでかなりのジャンプ圧を後輪に掛けることが出来、相当な手応え(脚応え)を感じることができた。
今までのはバーを引き切るタイミングで既に脚が伸びきっている事がよくないと考えていて脚を遅らせる事が出来ず、脚を遅らせられないならもっと早くバーを引ききればいいのよ(マリアン談)ともがいていたわけなのだ。 バーをより早く引くことは確かによい手応えがありたまに脚と腕がシンクロする感覚が得られていたがなかなかモノにすることが出来ないままだった。
これよ、これだわ! となりそこから必死に答えを探すのだけれど既に90本程跳んでいる身体の反応は鈍く、いつもなら惰性でミスらないようにただ回数をこなしている頃の身体に新しいエリアの筋肉を爆発させる事が出来ず消化不良となったが目的の回数は跳んだし新たな発見もあったのでここで疲労から転んでもつまらないのでお開きにした。
気付きを得る前
人間は言語で記憶し思考するのでこうして文字にするとなるほど更なる気付きがある。
こうして今の気持ちを書き留めておかないと明日からは豪雪極寒ウィークが始まってしまう。 限界を押してさらに未使用エリアの開発まで行われた身体は正直でありとあらゆるところが痛い。
ああ無限の体力がほしい。
あと全天候型屋内練習場と友達。
今年はBMX友達を作りたいと思うけどやり方が判らない。 このトリックが一番難しいのでは。
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