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先の記事に補足。(IMG2IMG 処理の本領。NMKD StableDiffusion GUI )

先のこの記事への補足です。
というか、面白いので続いてあれこれ試してみたものを作例として
追加します。

ローカルPC で無制約に動けるNMKD StableDiffusion GUI での
CheckPoint ファイルに美人画に特化したbeautifulRealistic_brav5.
safetensors を、nano-suit を着用させたいためにLoRA ファイルに
space_knight_2 を使った人物描写において、mage.Space の画を
背景画として使わず、そのまま以下のプロンプトを実行しますと….。

Earth and space station outside the window, A Japanese woman smiles in her 20s with big eyes stands in front of it,
(small face)+++, (glass windshield helmet full face visible)++, (wearing gray black metal nano-suit)++ ,short hair, advanced arms, photo-realistic,

こんな宇宙に居るのかどうか分からないが、美人はそこに居るという
画像が出てきます。美人だけに特化した訳で無さそうな作例も先人様が
ネットに公開されているbeautifulRealistic_brav5.safetensors でしたが
要求に無理がありそうです。

IMG2IMG での背景画を併用しないNMKD StableDiffusion GUI で上掲プロンプトを実行。
IMG2IMG での背景画を併用しないNMKD StableDiffusion GUI で上掲プロンプトを実行。
IMG2IMG での背景画を併用しないNMKD StableDiffusion GUI で上掲プロンプトを実行。

これはちょっと狙いたいイメージに近い感じもしましたが…。

IMG2IMG での背景画を併用しないNMKD StableDiffusion GUI で上掲プロンプトを実行。

同じプロンプトをmage.Space に入れて描画モデルを無償でも
利用可能なSDXL で描画しましたら….。(無償で利用できる他の
2つの描画モデルは、しっかりとしたphoto-realistic な描画に向いて
いません。)

上掲のプロンプトをmage.Spaceで描画

もうバッチリ!流石はmage.Space。Cyberpunk とかSpace のテーマの
作例が多いだけあって、イメージした通りの画像が出ます。
(じゃあ何故月15ドルの有償契約しないのかって、それは先の記事を
参照ください)
で、無償範囲ではリアルといえばそうなのでしたが、顔や表情にいまいち
満足感がありません。(私の好みの問題ではあるものの、そこに改善の
手を入れられない、というのが満足でない気持ちの正味のところです。)

そこでこの画像をNMKD StableDiffusion GUI でのCheckPoint ファイルに
美人画に特化したbeautifulRealistic_brav5.safetensors を、
nano-suit を着用させたいためにLoRA ファイルにspace_knight_2 を使った
人物描写(上述の通り、先の単独描画の4 例でもその設定にしていました)
の背景としてIMG2IMG に設定して上掲と同じプロンプトを使って描画
させましたら….。

mage.Space での作画をIMG2IMG で背景に設定してNMKD StableDiffusion GUI で人物描写

TXT2IMG 単独処理での上掲4 画像では届かなかった目的のイメージに
ほぼ到達出来、とても満足しました。

mage.Space では周囲の描写がラフスケッチのタッチでしたが、
人物描画のカッチリとした精密描写に背景も質感を再描画で揃えて
来ているのがとても感心します。TXT2IMG が主で、IMG2IMG が従、
そのような位置づけは使い勝手として、とても理解が容易で有難いと
感じます。

同様に何例かを。

地味だがリアルではある画がmage.Space での作画例で、続く画像が
それをIMG2IMG設定で背景画にしたNMKD StableDiffusion GUI での
作画例です。

上掲のプロンプトをmage.Spaceで繰り返し描画
直近のmage.Space での作画をIMG2IMG で背景に設定してNMKD StableDiffusion GUI で人物描写
上掲のプロンプトをmage.Spaceで繰り返し描画
直近のmage.Space での作画をIMG2IMG で背景に設定してNMKD StableDiffusion GUI で人物描写
直近のmage.Space での作画をIMG2IMG で背景に設定してNMKD StableDiffusion GUI で人物描写
上掲のプロンプトをmage.Spaceで繰り返し描画。これなどもう満足だが宇宙服が油絵っぽいか。
直近のmage.Space での作画をIMG2IMG で背景に設定してNMKD StableDiffusion GUI で人物描写
直近のmage.Space での作画をIMG2IMG で背景に設定してNMKD StableDiffusion GUI で人物描写
直近のmage.Space での作画をIMG2IMG で背景に設定してNMKD StableDiffusion GUI で人物描写
上掲のプロンプトをmage.Spaceで繰り返し描画。宇宙に居ることが背景でも分かり満足だが…。
IMG2IMG で背景に設定してNMKD StableDiffusion GUI で人物描写
IMG2IMG で背景に設定してNMKD StableDiffusion GUI で描写。横面の風防にも顔が。(失敗)
上掲のプロンプトをmage.Spaceで繰り返し描画。photo-realistic をプロンプトに入れなかったら。
IMG2IMG で背景に設定してNMKD StableDiffusion GUI で人物描写。背景画の人物の影響はなし。
IMG2IMG で背景に設定してNMKD StableDiffusion GUI で人物描写
上掲のプロンプトをmage.Spaceで繰り返し描画。これも悪くないですが…。
IMG2IMG で背景に設定してNMKD StableDiffusion GUI で人物描写。やはりこっちが良いです。
同上です。やはり併用するのが満足度は上がります。
mage.Space が強みのCyberpunk 系の画像を作例から選び、プロンプト入力した怖い顔でも…。
IMG2IMG で背景に設定してNMKD StableDiffusion GUI で描写。人物に背景画の影響は無さそう。
同上。ヘルメットをプロンプトから外したのに何故か復活している。

先の記事でIMG2IMG 処理をTXT2IMG 処理と併用出来ると知ってから
ますますAI 描画が面白くなりました。
CheckPoint ファイルには目的に特化する分、強みと弱みがあり、
複数のCheckPoint ファイルの属性をmerge させる進め方も、
Stable diffusion web UI (AUTOMATIC1111版)などではあるようですが、NMKD StableDiffusion GUI では先人様がmerge されたCheckPoint ファイル
を使わせて頂くのに留まります。

新PC の導入でStable diffusion web UI (AUTOMATIC1111版)も動くように
なりましたものの、人物と背景の質感の両立だけなら、このIMG2IMG
処理とTXT2IMG 処理の併用で充分満足出来そうです。


ご覧いただきありがとうございます。





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