AI 描画:木星系の風景(続・衛星カリストの水上都市など)[1/2]
何故このテーマが私の気持ちを安らがせるのか、先日の記事化の
後も繰り返しローカルPC のNMKD StableDiffusion GUI で描画を
続けています。
前回は灰色マスクを作ってIMG2IMG 処理で目的の仕上がりに
力技で持って行きましたが、今回は前回の後半と同様、
CheckPoint ファイルをいろいろ変えながら、単純にプロンプト
を描画させました。
(個々に使ったCheckPoint ファイルの記録は残せていませんが、
良い結果を出したのは、恐らくmeichidarkMix_meichidarkV45.safetensors
か、realismCERevolution_v10.safetensors あたりだったかと思います。)
Callisto, a moon of Jupiter, a city of water, Jupiter hazy in the sky, photo-realistic
カリストの水平線と木星のかかり具合や前景と後景の
コントラストなどが多少不自然でもさほど気になりません。
流石にカリストの海に木星が没しているのは失敗作としますが。
地上からの惑星撮影が大気による攪乱で不鮮明だった昔、
人工天体からの遠隔画像も無かった頃、少年だった私が
想像をたくましくしたのは天体画家 Chesley Bonestell の宇宙画
が唯一のものでした。
その頃を具体的に思い出して懐かしんでいる訳でもありません。
ただどんなAI 描画を描かせても、このテーマ以上に心が休まる
ものはありません。
不思議です。
この描写はmage.Space の無償SDXL では出来ません。
繊細で緻密なメカニカルを描くCheckPoint ファイルでしたが、
上掲の作例とは描画タッチが異なります。
それに空に浮かぶのは、いつも地球の月です。
これでは画の意味が違ってきますね。
最近、木星単体は描けるようになって来ているようでしたが。
結果的に高速GPU 搭載のローカルPC を持った意義がここにある、
という訳でした。
ご覧いただきありがとうございます。