A型山羊座でINFPペガサスの消耗日記
今週だけが謎に忙しい。
仕事の締め切りとか、それ以外の予定がなぜか今週を狙ってやってきた。
パズルのように予定をスパンスパンと当てはめていって、きれいに埋まったスケジュールを見てA型の私は満足した。
けれど山羊座の私がこれを完璧にこなさないといけないのかと眉間に皺を寄せ、動物占いペガサスの私が自由度の低い今週にうわーーーー！とうんざりしている。
そんなスケジュールの中で、今日は朝から病院だった。初めての病院で検査を受ける。
入るとすぐに受付のお姉さんが「順番に受付しますので、検温と消毒が済みましたらあちらのソファでおかけになってお待ちください」と壁沿いに並べられているソファエリアを指さした。
検温と消毒を済ませて移動すると、壁沿いに5つほど等間隔で2人掛けのソファが並んでいた。全て1人ずつ腰かけていて、その奥には立ってる人もいる。
なんで2人掛けなのに詰めて座らないんだろう、とだけ思い、よく考えもしないまま受付すぐ近くの2人掛けソファに座っている女性の隣、空いた1人分の席に座った。
待ちながら、ふと「受付の順番待ちはどう管理してんの・・・？」と気になり始める。特に受付番号をもらったわけでもなく、まだ予約の名前すら伝えてない。
どういうシステム？と疑問に思い始めたところで「受付開始します、こちらににどうぞ」と、受付のお姉さんが声を張り上げた。
すると、私と同じソファに座っていた女性が立ち上がって受付へ行く。そして、左隣のソファにいた女性が私の隣（さっきの女性が座っていた場所）へスライドしてきた。
ん？！？と思って、移動してきた女性に「あの、もしかしてここが先頭で、皆さん左側に並んでいます・・・？」と尋ねると、気まずそうに「あ、そうですね・・・」と微笑んでくれた。
い、言ってよ〜〜〜〜〜〜！も〜〜〜〜！！！！恥
心の中で絶叫して「そうなんですね、すみません！」と立ち上がり、2人掛けソファに1人ずつ綺麗に並んで座っている女性たちの前をそそくさと通り過ぎ、列の一番最後まで移動して並びなおした。
そこから受付の順番が来るまで「恥ずかしい」の感情でいっぱいになってしまった。
初めての場所でこういう初心者にはわからないルールに直面すると、それだけでもうすべて嫌になったりする。はあ〜帰りたい。
右詰で並んでその順番で受付なら、この病院の正式ルールではないのか。受付のお姉さん、先に言っといてくれんと。
というか、私がいきなり横に座った時、あの先頭女性はなぜ「みんなここを先頭に並んでいるので、左奥に並んでください」と言ってくれなかったの・・？！と憤りかけて、INFPの私が待て待てとなだめる。
先頭女性だって、あまりに堂々と横入りしてきた人間に声をかけるきっかけを失ってしまったのではないかと思いを馳せる。
私だって間違えちゃってる人に声かけるの勇気いる。例えば「左奥に並ぶんですよ」と教えてあげても「あ、はい、知ってます」とか言われちゃったら怖い。分かる。列を正すことが先頭女性の仕事でもないし。
結局はよく見ていなかった、よく聞いてなかった自分の不注意ということです。
A型で山羊座でINFPなペガサスの私は、朝からこんなことだけで消耗してしまった。ちょっと緊張していたMRI検査で寝れるくらい消耗してしまった。
でも大丈夫。
週末には台湾旅行が待っている。今週の私はそれ一本でやっている。
負けず嫌いな真ん中っ子次女の私は「恥ずかしい」の感情をくしゃくしゃに丸めて小さくして、食事制限中だけどカツサンドを食べて今日をチャラにしてやった。
