私はある本で職場の人間関係の悩みを解決した
4月は何かと環境が変わる時期です。学年が上がる、学校が変わる、仕事の人事異動がある。
新型コロナウィルス対策の緊急事態宣言で学生さんはまだ新しい環境に入っていない人もいますかね。
私には人事異動で職場に変化がありました。新しい環境では周りの人がどんな人か気になります。
そして仕事の人間関係で悩むことあります。
言うことがコロコロ変わる上司
上司が昨日と言ってることが違くて腹が立ったなんて経験あるのではないでしょうか。
昨日と言ってることが違う人は評価を下げやすい。部下がいる人は気をつけたいものです。
ただ部下側も一方的に「上司がさらに上の上司へのゴマスリで意見を変えた」なんて妄想で非難してはいけませんね。良い結果を出すために柔軟に対応していることだってあるのですから。
人には感情がある
人には感情があって、タイミングによって判断が異なる。部下がアホなミスして怒る時があれば、そんな日もあるよと慰めてくれる時もある。
それはその時の感情次第だ。
『反応しない練習』という本に「同一人物であっても昨日と今日では違う人と思っておく」とある。
人の悩みの多くは「他人からみたら側からみたらたいしたことない人間関係」であることが多いという。人間関係で悩んでいる人の多くは他人の性格を断定しがちなのだ。
人の対応なんてその日の感情次第だ。
相手に注意されたり怒られたりしても、自分が絶対に正しいと思うのならば今日はハズレの日だと思う方が悩まなくて済む。
『残酷すぎる成功法則』
読んだ方もおられるだろうか。タイトルの通り、成功するための法則が書かれている。著者エリック・バーカー氏が非常に多くの論文を読んで見つけた法則だ。
その1つが「あまのじゃく対応」だ。
*「あまのじゃく対応」は私が勝手に名付けてしまいました。
ギバーという言葉を聞いたことがあるでしょうか?人に多くの利益を与える者のことを言う。その反対がテイカーであり、人から多くの利益を得る者だ。
直感的に100%ギバーは成功しそうと思う人は多い。残念ながらそうではないと著者は言う。
残酷すぎる成功法則は以下だ。
"ある人にギブされたら、次の人にギブする。
ある人にテイクされたら、次の人にはテイクする。"
全て自分の中だけでギブアンドテイクするのだ。ギブしてくれた人に恩返しの意味でテイクするのではない。あくまで自分がギブされたから、次はテイクしようという考え方なのだ。
これがいかに残酷であるかに私は気がついてしまった。これは先程の「人間関係で悩む人」を利用しているのだ。
上司が怖い、怒られたらどうしよう、同僚とのチームワークがうまくいかないなど人間関係で悩む人を利用しているのだ。
人の悩みを利用した法則なんです。まさに残酷すぎる成功法則だ。
オススメの対策
私はここまでに出てきた2冊を同時に読むことをオススメしたい。これは意外とマッチングが良いと私は思う。
相手の「残酷すぎる成功法則」に負けないために「反応しない練習」で跳ね返そう。