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スピーキングテストとは? |#1|AI×Speaking Test
《今回のポイント》
・スピーキングテストは「話す力」を評価するテスト
・人力(手動)からAIを活用した「自動採点」に進化している
都立高入試など、最近ちらほらと「スピーキングテスト」について耳にする機会が増えてきました。…でも、実際のところ、いったいどんなテストなんでしょう? 特に《英語スピーキングテスト》は、入試や採用選考などで導入されるといった動きが活発化してきています。
いわゆる“テスト”のイメージと違う?
多くの日本人にとって、テストと聞いてイメージするのは「筆記試験」です。それは、学生時代に経験してきたものだから。参考書を暗記して答案用紙に書き込んでいくといったシーンを思い浮かべる人も多いでしょう。
スピーキングテストは、その名の通り「話すテスト」です。当然、回答するために紙やペンを使うことはありません(メモするために使うことはあります)多くの場合、使うのはデジタルデバイス(PCやスマートフォン)とイヤホン、マイク。音声で発される問題を聞いて、書き込むのではなく発声して回答します。
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英語スピーキングテストの種類
現在、日本において普及が進んでいるのが「英語スピーキングテスト」です。つまり《この人は、英語をどれくらい話せるのか?》を測定するためのテストです。
代表的なものとしては、下記のようなテストがあります。
・TOEIC®S&W
・実用英語検定(英検)スピーキングテスト ※一部の級のみ
・TOEFL®
・IELTS
・CASEC Speaking
でも、問題点もいろいろある
ただ、英語スピーキングテストを受験するにあたっては、いろいろな問題点もありました。
・受験料が高額(1回当たり数千~数万円程度)
・結果返却に時間がかかる
・会場受験で時間や場所が制約される
・テストによって評価基準が異なる
いくつかの問題点の本質的な原因は「人間が採点する」という部分にありました。人が行うがゆえに人件費がかかる(だから受験料が高額になる)、人が行うがゆえに時間がかかる…などです。会場受験も、コストが上がる理由のひとつです。
さらに、テストという観点で言えば、採点官によって評価内容が変化することがあっては公平性が保たれなくなります。とはいえ、すべてのテストを同じ人が同じ基準で採点するのは不可能ですから、評価の信頼性を保てるようにすることも、従来テストの課題でした。
同様に「Aのテストでは90点だった人が、Bのテストでは40点だった」ということが起こると、実力を判断するのが難しくなり、どのテストの結果が適正なのか?という問題も懸念されます。
AIを活用した英語スピーキングテストの登場
従来のスピーキングテストが抱えていた問題点の解決策として開発され、普及が進んでいるのが「AIを活用した自動採点のスピーキングテスト」です。
代表的なものとしては、下記のようなテストがあります。
・PROGOS®
・VERSANT
・CHIVOX
(手動採点と比較した利点)
・受験料がリーズナブル
・採点時間が短い
・受験の場所や時間の制約が少ない
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なお、レアジョブグループが提供する「PROGOS®」は、採点において国際標準企画のCEFR(セファール)を採用。受験後に表示される英語スピーキングレベルは、全世界で通用します。
今回は、スピーキングテストについてご紹介しました。
本シリーズでは、AIを活用したスピーキングテストを支える音声認識技術など、テクノロジー界隈の情報とトレンドをまとめてお届けしていきます。
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