見出し画像

英単語帳「Distinction Ⅱ」の英語表現3

引き続き、次世代の英単語帳「Distinction Ⅱ」の英単語・英語表現を紹介していきます。

例文は自分で考えたオリジナルで、例文以外は引用になります。

英単語・英語表現10選

101 in one ear, out the other:何も聞いていない、聞き流す(heard, but not remembered)

I tend to be in one ear, out the other because I'm bad at listening to someone.

私は(人の話を)聞き流す傾向があるよ。

人の話を聞くのが苦手だからね。

片方の耳(=one ear)から入って(=in)もう片方(=the other)から出ていく(=out)、つまり「何も聞いていない、聞き流す」ことを意味する表現です。go in one ear and out the otherという言い方もよく耳にする言い回しです。

103 crunch time:大事な時期、正念場(=the critical period)

It's gonna be crunch time this week because I will have to take an exam next week.

今週は大事な時期になる予定だ。

来週、試験を受けなければならないからね。

crunchには「バリバリ食べる音」という意味の他に「危機」という意味があります。そこにtimeが付くことで「危機的な時期=大事な時期」となります。

106 on the ball:頭が冴えた、(状況等を)把握した(=alert, aware of what is happening)

I'm really sleepy and on the ball right now.

今、本当に眠くて、頭が冴えないよ。

語源は諸説あり、野球やクリケットのようなスポーツでピッチャーが球をスピンさせたりカーブさせたりするために、球の表面に(=on the ball)何かを塗ることでプレーの質が高まった様子から来ているとも言われています。

116 jog somebody's memory:〜の記憶を思い出させる(=help somebody recall)

I didn't remember the class yesterday because  I was spacing out at that time.

Can you jog my memory about it?

昨日の授業、ぼっとしていたから、授業のこと覚えていなくて。

授業に関して、思い出させてくれる?

jogは元々「素早い動き」を表す単語で、動詞で「〜を揺り動かす」という意味があります。そこから本表現は「人の記憶を(=somebody's memory)を揺り動かす=思い出させる」となります。ちなみにジョギング(=jogging)もその素早く動く様子から生まれた言葉だと言われています。

117 get away with something:〜しても許される、切り抜ける(=avoid punishment for something)

We should start their own businesses and fail them instantly because we can get away with failure and find improvement from it.

私達はビジネスをスタートして、何度も失敗するべきだ。

失敗をしても許されて、失敗から改善を見つけることが出来るからね。

getは「動き」を表し、awayは「ある場所から離れて違う場所へ」というイメージがあるため、get awayは「逃げる」という意味になります。withは何に関して逃げるのかを示すために使われており、ゆえに本表現は「〜に関して逃げる=〜しても許される」となります。

125 keep track of something/somebody:〜の状況を把握する、動きを追う(=monitor something)

If we didn't keep track of our spending at first, we wouldn't be rich definitely.

最初に支出を把握しなければ、絶対に金持ちになることはないだろう。

trackは「跡、経過」を意味し、ゆえにtrack of somethingは「〜の跡、経過」となります。keepという動詞には「維持、継続」のイメージがあり、ここから「〜の経過を(見失わずに)追い続ける=状況を把握する」という意味になります。

135 on top of something:〜を把握した(=fully informed of something)

We gotta be on top of the situation and take action.

状況を把握して、行動をしないと。

直訳すると「〜の上にいる」となり、そこから自分が物事の一番上に立ち状況を把握していることを意味する表現に発展したと言われています。

139 ease into something:〜をゆっくり始める、慣れる(=be slowly introduced to something)

In general, it's easy for us to get tired until we ease into our jobs.

一般的に仕事に慣れるまで疲れやすい傾向にある。

easeには「ゆっくりと進んでいく」という意味があり、「ある物事や環境の中に(=into)ゆっくり進んでいく=ゆっくり始める、慣れる」となります。

147 get something off one's chest:〜を打ち明ける(=confess something)

There is actually something that I want to get off my chest.

I want to have you listen to my consultation.

実は打ち明けたいことがあって。

君に私の話を聞いてほしんだ。

off one's chestは「〜の胸から離れた」という意味なので、本表現は「心配事などを動かす(=get)ことでその人の胸から離れた状態にする」、つまり自分の胸に重たくのしかかっていた心配事などを「打ち明ける」という意味になります。

149 catch somebody off guard:〜を驚かせる、不意をつく(=surprise somebody)

My best friend made a lot of money.

It caught me off guard.

一番の友達が大儲けしたんだ。

驚いたよ。

off guardはガードや防備(=guard)が外れた(=off)状態を意味するため、somebody off guardはsomebody who is guard、つまり「防備が外れた状態の人」となります。その人を捕まえる(=catch)ことから、本表現は「驚かせる、不意をつく」となります。

Distinctionシリーズについて

Distinctionシリーズは英語系YoutuberのAtsuさんの英単語帳です。

日本の英語学習では習わないけど、英語圏でよく使われる英単語・英語表現を厳選収録しています。

Distinctionシリーズの紹介は以下の記事を参照してみて下さい!

Distinctionシリーズはatsueigo shopで購入できます。

興味がある方は以下のリンクをチェックしてみて下さい!


いいなと思ったら応援しよう!