英単語帳「Distinction Ⅰ」の英語表現6
引き続き、次世代の英単語帳「Distinction Ⅰ」の英単語・英語表現をピックアップして、紹介していこうと思います。
例文は自分で考えたオリジナルで、例文以外は引用になります。
Distinctionシリーズに関しての紹介は以下の記事を参照してみて下さい!
英単語・英語表現10選
304 rough somebody up:〜を打ち負かす、暴力を振るう(=hit and kick somebody)
Stop roughing him up, man! Calm down.
彼に暴力を振るうのはやめて!落ち着いて。
roughには動詞で「暴力を振るう」という意味があります。upは「上」のイメージから「完全に」のイメージをもたらし、「相手を完膚なきまでに打ち負かす」という意味になります。
308 more art than science:(完璧に行うのは)現実的に難しい(=not methodical or fully grounded in reason or logic)
I prepared for everything under the sun for conference presentation.
But I think presenting at the conference is more art than science.
学会発表のためにありとあらゆることを準備しました。
しかしながら、学会で完璧に発表するのは現実的に難しいかな。
直訳すると「科学というよりアート」で、アートが科学的なものの反意語として使われている表現です。ゆえに「科学的ではない=現実的に答えを導くのが難しい」となります。
309 bite one's (own) tongue:思ったことを言わないようにする(=refrain from expressing one's thoughts)
I'm bad at biting my own tongue because I tend to say whatever I'm thinking at the time.
思ったことを言わないようにするのは苦手だよ。
その時に思ったことを言ってしまう傾向があるからね。
直訳すると「舌を噛む」となり、舌を噛みながら喋ることが難しいことから生まれた表現と言われています。
311 rough around the edges:完成度が低い、洗練されていない(=unrefined)
My professor told me to hand in my report again because he was like, it was rough around the edges.
教授はもう一度レポートを提出するように言ったんだ。
レポートの完成度が低いと言ってたからね。
直訳すると「ふちの周りが(=around the edges)粗削りでザラザラしている(=rough)」となり、そこから「完成度が低い、洗練されていない」という比喩的な意味に発展しています。
312 at the eleventh hour:土壇場で、ぎりぎりで(=at the last moment)
I tend to oversleep every morning.
So I always get to my workplace at the eleventh hour.
毎朝、寝坊する傾向があるんだ。
だから、いつもぎりぎりに職場に着くんだ。
新約聖書に見られるマタイ伝20章「ぶどう園の労働者」の一節にて、ぶどう園の主がある労働者を仕事終了時間の1時間前(=11th hour=聖書における5時)に雇ったことに由来していると言われています。
324 keep something to oneself:〜を人に言わないようにする(=keep something secret)
Keep my dirty laundry to themselves because I don't want to spread my bad rumors.
悪い噂を広げたくないから、恥ずかしい秘密を人に言わないでくれ。
Keep A Bは「AをBの状態のままにする」ことを意味し、to oneselfは「自分に向いた状態」を表すため「自分に向いたままにする=秘密にして公言しない」となります。
349 straw that broke the camel's back:我慢の限界を超えさせること(=the event or occurrence that finally leads to failure or collapse)
I had an argument with my girlfriend recently.
This is the straw that broke the camel's back.
最近、彼女と喧嘩したんだ。
我慢の限界だよ。
「ラクダの背を折った(=that broke camel's back)わら(=straw)」を意味し、背に積んだわらは一本一本は軽いものの、積み重なれば重くなり背を折るまでに至る、つまり些細なことも積み重なれば我慢の限界が来るということです。
356 put one's money where one's mouth is:有言実行する(=behave in a way consistent with one's claim)
I gotta put my money where my mouth is.
Otherwise, People around me don't trust me.
有言実行しないと。
さもなければ、私の周りの人達は私のことを信用してくれないよ。
直訳すると「君のお金を(=your money)自分の口のあるところに(=where your mouth is)置く(=put)となり、そこから「口を出したところには金も出す=口先だけではなく実際に行動する=有言実行する」となります。
364 snappy:短気な、イライラした(=irritable)
Everything under the sun doesn't go well.
I feel so snappy.
ありとあらゆることがうまく行かないよ。
めっちゃイライラするよ。
「怒鳴り散らすこと」を意味するという単語に接尾語-yが付き形容詞化した単語です。
383 move heaven and earth:何でもする、全力を尽くす(=do everything possible)
I moved heaven and earth to be like native English speaker because I want to get the new job that is related to English.
ネイティブ英語話者みたいになるために全力を尽くしたよ。
直訳すると「天(=heaven)と地(=earth)を動かす(=move)」となり、その大変で極端な行為から「何でもする、全力を尽くす」を意味する比喩的な表現です。
Distinctionシリーズについて
Distinctionシリーズは英語系YoutuberのAtsuさんの英単語帳です。
日本の英語学習では習わないけど、英語圏でよく使われる英単語・英語表現を厳選収録しています。
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