NativeCampのレッスンを受けてみて再認識したこと
こんにちは!ユウタです。
現在、NativeCampを受講していて、その体験をXでシェアしています。
実は、NativeCampを始めたのは2024年8月からなんですが、それ以前から英会話の勉強をずっと続けてきました。(そのあたりの話は、2016年からのことなので、また別の記事で詳しく書こうと思っています!)
さて、今回どうしてNativeCampを始めようと思ったかというと、単純に「英会話の実践が足りない」と感じたからなんです。
コロナ禍の前までは、大学院時代に国際学会で英語プレゼンをしたり、会社に入ってからも海外出張で英語を使う機会がけっこうありました。
でも、2020年以降は仕事でもプライベートでも海外に行く機会がなくなってしまって…実践からはちょっと遠ざかってしまったんです。
(それでも英語の勉強自体はずっと続けていました!)
「もっと英語を話したい!」そんな思いを抱いていた矢先に、会社の福利厚生でNativeCampの案内が来たんです。(ありがたいことに、受講料は7割くらい会社が負担してくれました。)
ちょうど英会話の実践機会を求めていたので、これは良いチャンスだと思って申し込むことにしました。
この記事では、実際にNativeCampを体験してみて、改めて「英会話で大切だな」と感じたことをシェアしていきたいと思います。
初回レッスンを受けてみました!
2024年8月1日、ついにNativeCampのレッスンが受講できるようになり、さっそく試してみることにしました。
予約もできるんですが、初回だったので空いている講師を選んでみることにしました。
そのとき空いていたのは、フィリピン人の男性講師。まずは軽く挨拶をしてから、テキストを使ったロールプレイを始めました。
正直、NativeCampに限らず英会話レッスンってこういう流れが一般的ですよね。
僕も以前、大手の英会話教室に通っていたことがあるので、「まあ、こんな感じだよな」という印象でした。
そして残り7分を残してテキストの内容が終了。すると、フィリピン人の講師が「次のテキストに進む?それとも雑談する?」と聞いてくれました。
僕は迷わず答えました。
"I wanna have a chat with you!"
(雑談したいです!)
講師
"OK!"
こうして残りの時間は雑談をすることに。
僕
"What did you do today?"
(今日は何をしてたの?)
講師
"Actually, I taught English early in the morning. I stopped it at 10 a.m, because there was a power outage."
(朝早く英語を教えてて午前10時にいったん終了しました。というのもpower outageがあったんですね。)
僕(心の声)
(ん、power outage?なんだそれ?)
僕
"Sorry, what do you mean by power outage?"
(すみません、power outageって何ですか?)
講師
"It means there's no electricity."
(電気が来てないってことです。)
僕
"No electricity? Really?"
(電気が来てない?本当ですか?)
講師
"Because there is construction nearby. Our electricity was not available, so I went to a farm."
(というのも近くで工事があったんですよ。だから電気が使えなかったので、仕方なく農場に行きました。)→彼は農場を持ってました。
そう、power outageっていわゆる停電ってやつだったんですね。
(工事が理由で停電が起こった場合、日本だったら問題になりそうですね…)
ちなみにblack outとpower outageとの違いをChatGPTに聞いてみました笑
いやー、とても勉強になりました。
こうして初のレッスンは終了。
最後は思いのほか雑談が盛り上がりとても楽しいレッスンになりました。
実践の英会話ってやはり難しい
初回レッスンはpower outageの話で雑談が盛り上がりました。まあ、楽しかったのですが改めて感じることがありました。
英会話ってやはり難しいよね。。。
特に雑談ベースの英会話は。。。
英会話レッスンを受けていると、誰しも一度は感じることがあると思いますが、テキストに沿った会話と自由な雑談での会話には大きな差があります。
僕もNativeCampでレッスンを受ける中で、それを痛感しました。
ロールプレイなど、テキストに基づく会話は事前に予習したり準備ができているので比較的スムーズに進むことが多いです。
相手の質問や会話の流れも予測できるため、なんとか形にはなります。
しかし、いざ予想外の雑談やフリーな会話に入ると一気に難易度が上がるんですよね。
僕の場合も、最初のレッスンでロールプレイを順調に進めていたときは「まあ、こんなもんか」と思っていました。
しかし最後に「次のテキストに進むか、雑談するか?」と聞かれ、雑談を選んだ途端に状況は一変。フリーな会話の難しさに直面します。
心の中では「この表現で通じるかな?」「あれ、これ英語でどう言うんだっけ?」と自問自答。
でも幸いこのときはちゃんと通じていたんですけどね(笑)。
NativeCampに限らず英会話のレッスンを受けている皆さんも、こうした経験があるのではないでしょうか?
例えば、講師に「今日は何をしていたの?」と聞かれて、瞬時にどう答えればいいか迷ってしまったことはありませんか?
自分の思っていることを英語で自然に伝えるのは、思っている以上に難しいですよね。
この瞬間、自分の英語力の限界を感じてしまい、続けるべきか不安になることもあるかもしれません。
実際、僕も最初に英会話教室に通ったとき(2016年頃ですが)、全く同じ挫折を経験しました。
あの時は英会話教室でレッスンを受け続ければ自分も自由に英語が話せるようになるだろうと期待していたんです。
でも現実は大きく違いました。いくらフレーズを覚えても、どれだけロールプレイをこなしても、なかなか実践では言葉が出てこなかったんです。
最終的には、「ああ、やっぱり自分には無理かも」と思い、レッスンをすべて消化する前に、その教室をやめてしまいました。
僕にとっては、英会話人生初の挫折でした。
もちろん、その英会話教室のカリキュラムが悪いというわけではありません。今振り返っても、テキストはよくできていたと思います。
ただ当時の僕は「英会話とどう向き合うか」というスタンスが今とは全く違っていたんです。
英会話力習得に求められる「基礎・基本」
英会話を上達させるために、まず最初に取り組んだのは「基礎・基本」に向き合うことでした。そして、その「基礎・基本」とは、実は中学英文法なんです。
「えっ、今さら中学英文法?」と思われるかもしれません。
でも少しお付き合いください。もしかすると、あなたも中学や高校の頃、受験のために英文法を一生懸命勉強した経験があるのではないでしょうか?
そして、どれだけ文法を勉強しても、いざ英会話の場面になると、なかなか話せないと感じたことがあるかもしれません。実際、僕もそうでした。
中学生の頃、僕は高校受験のために死ぬほど英文法を勉強しました。ルールや構文を覚えることに集中していましたが、結局、それが会話にどう役立つのかは全く分からず、話せるようにはなりませんでした。
だから「英文法なんて英会話には関係ない」と思い込んでしまったんです。
でも、それは大きな誤解でした。
英文法は英会話において超有用なツールです。
英会話に特化して文法を学び直してみると、その効果がはっきりとわかるようになります。
僕も最初は、英会話では文法はあまり必要ないと考え、高いお金を払って英会話教室に通ったり、ネイティブ講師から直接学んだりしていました。
でも、どれだけレッスンを重ねても、自分の口から英語が満足に出てくることはありませんでした。
その経験から、「やっぱり何かが足りない」と感じ、ようやく英文法と向き合うことに決めたんです。
そこから状況は一変しました。
中学英文法を再度学び直し、それを実際の会話にどう使うかを考えながら学んでいくと、徐々に会話の中で自分の言葉として英語を使えるようになっていったんです。
今回、NativeCampのレッスンでフィリピン人の講師とある程度自由に雑談ができたのも、この文法の積み重ねがあったからこそだと感じています。
雑談という自由な会話の中で、文法の知識が僕を支えてくれていることに気づいたんです。
次の記事では、英会話に効く中学英文法との向き合い方について、具体的な学習方法をお伝えしていきます。
文法はただのルールではなく、実際に使えるツールとして活用できるものだという視点で、あなたにもその効果を感じていただけるはずです。
楽しみにしていてくださいね。