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カーボン・クレジットって何?最も理解されていない投資対象

カーボン・クレジットとは「21世紀で最も重要な、ビットコインをはるかに超える史上最大の投資チャンスである」と言われているコモディティ(商品先物)である。

この記事では学べる事は


すでに注目しているお金持ち達

上記のカーボン・クレジットに対する強気発言は、資源関連の投資家のマリン・カツサ氏の言葉の引用です。

マリン・カツサ氏(左)ロバート・キヨサキ氏(右)

マリン・カツサ氏は、『金持ち父さん』シリーズで有名なロバート・キヨサキ氏の投資パートナーの一人で、ここ数年、ユタ州の金鉱山のプロジェクトやカーボン・クレジットでのプロジェクト等で、二人は共同投資を行っている。

ロバート・キヨサキ氏とマリン・カツサ氏は、2021年頃からカーボン・クレジット市場に注目し、投資している。

では、なぜ二人がカーボン・クレジットに注目しているのか?

トレンドの始まりと2030年まで

事の始まりは2016年のパリ協定から始まった。

パリ協定

世界の炭素排出97%を占める196か国が、気候変動に関する法的拘束力のある協定に調印した。

協定上の目標としては、「産業革命前から世界の平均気温上昇を1.5℃未満」を目指すものである。

しかし、実際には2016年以降世界の気温はすでに1℃上がっている。

つまり、現実は調印から5年以上何もできていない状態で、各国の2030年の目標達成がどんどん難しくなっているのが現状である。

つまり、パリ協定は不十分で、機能していないのである。

そこで地球を守るための『世界的の戦い』が2021年11月1日のCOP26から始まった。

つまり、パリ協定に違反した国は、今後厳しい罰則が科せられるようになると思われる。

その予兆がこの判決である。

石油大手シェルが炭素削減を命じられる

この判決により、今後は国や企業に対し、炭素削減へ向けて、より大きな圧力がかかると思われる。

この世界的な『脱炭素』の動きこそが投資家にとってのチャンスになる。

20年以上の投資家人生で一番魅力的な投資対象

カツサ氏は「カーボン・クレジットは21世紀で最も重要なコモディティである」と言っており、「2011年にビットコインに投資したり、1995年にアマゾンに投資するのに匹敵する」とも述べている。

アマゾンの株価推移

その理由としては、世界銀行、国際通貨基金(IMF)、国際金融公社(IFC)などの巨大機関がこの動きに重要視しているおり、

世界的に大量の資金が投入される分野である。

さらに、グリーン債とよばれる債権(何兆ドルもの資金)が炭素削減を実践する企業に用意されている。

実際、欧州と北米だけで2050年までに16兆ドル(約2400兆円)以上の資金が地球温暖化対策に投入され、これは史上最大で地球規模の政府事業になる。

2050年まで16兆ドル以上が地球温暖化対策に投入

このように今後もカーボンクレジット市場に参入してくる資金は莫大である。

当然のように、カツサ氏の周りのファンドマネージャー、投資銀行部門担当者もこの市場に投資したがっている。

しかし、問題が一つある。

この市場はまだ未発達であり、「カーボン・クレジット市場への良い投資方法を(まだ)誰も知らないのである」とカツサ氏は述べている。

さらに「20年の資源関連投資の経験から、私はこのセクターに投資する最善の方法を見つけた。」と言っている。

それはカツサ氏の有料サービスのKatusa Researchで知れるようです。

カツサ氏のKatusa Research

しかし、さらにこう続けている。「試合はまだ始まったばかりである。これから30年で一番重要なカーボン・クレジット市場への投資は、大成功する人も大失敗する人もでてくるだろう。」とも言っている。

最後に

カーボン・クレジットとは21世紀で最も重要で、2011年のビットコインや1995年のアマゾン投資し匹敵するほどの投資対象(コモディティ)である。

この30年に一度の投資チャンスを見逃したくないのであれば、まずはKatusa Researchの無料ブログを覗いてみてはいかがでしょうか?

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