CNBCで語彙増強「なぜウォールストリートのトレーダーは減少しているのか」
今回リスニング&シャドーイングに使わせてもらった動画はこちら。
ウォールストリートの寂れ具合を解説した内容になっています。
ウォールストリートは世界金融の中心地ですが、かつて(2000年代半ばまで)のような賑わいはもはやないというんですね。閑散としているらしい。
その原因は取引が人からコンピュータに移ったことと、アクティブ投資を押しのけてインデックス投資が主流になったこと、そして金融危機の直後に厳しい規制が導入されたことにあるといいます。
今回注目したいフレーズは4つあります。
・squeeze 圧迫する
「パッシブ投資とアルゴリズム取引の台頭は、トレーディングビジネスの利益を圧迫している。」
squeezeは電車とかレストランとかで「席をつめる」という場面でもよく使われます。たとえばPlease squeeze in.で「席をつめてください」
・go the way of the buffalo 廃れる
「ますます多くの市場が公正になるにつれ、電子市場が繁栄し、率直に言えば紙の証書は廃れていった。」
・the lion's share of ~の大部分を占める
「ボーナスはまだウォールストリートのシニア層が得る収入の大部分を占めている」
たとえば「彼はプロジェクトの成功に多大な貢献をし、利益の大部分を手に入れた(He contributed significantly to the success of the project and took the lion's share of the profits)」という風に使われたりします。
・over the long haul 長期間にわたって、長期的な観点から見て
「長期的なパフォーマンスに関しては、パッシブ投資がアクティブ投資を上回っています。」
ちなみにインデックスファンドに勝てるアクティブファンドは23%しかいないとのこと。
過去10年の株式市場が比較的安定していた要因として、インデックスファンドの主流化が可能性として挙げられているのは興味深いですね。
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