【解説編⓪】英会話に必要な学習とは！？@中学レベルから始める英会話

日本人は英語が苦手と言われますが
中学、高校と何年も英語は必修科目なのに
なぜ英語が話せないのでしょうか？

英語の能力を大きく分けると

インプット系のスキル
①「リスニング」(相手の英語を聞いて意味を瞬時に理解する力)
②「リーディング」(英文を読んで意味を正確に理解する力)

アウトプット系のスキル
③「スピーキング」（自分の考えや気持ちを英語で相手に話す力）
④「ライティング」（自分の考えや気持ちを英文で書き出す力）

に分かれます

この3つの能力の内、英会話でまず最初に
必要な能力はどれだと思いますか？

答えは①のリスニングです！

英会話表現の能力としては
①のリスニングと③のスピーキングですが

スピーキングはジェスチャーや
身振り手振りである程度伝わります

しかし、リスニングが出来ないと
何を話しているのか分からないので
コミュニケーションとして成立しません

リスニング力を磨いて
英語の正しい音が理解できるようになると
それを再現する練習をするだけで
正しいスピーキング能力も習得できます

②のリーディングと④のライティングは
書籍を読んだり、書類を書いたり
する時には必要ですが

英会話表現ではなく英文表現の能力です

文章でのやりとりは会話の様に流れてしまう
コミュニケーションではないので
じっくり考える時間があります

スマホの翻訳機能などもありますし、
落ち着いて調べる事である程度対処できるでしょう

日本人が英語が苦手な理由とは！？

上記の分類を見て勘がするどい人は

なぜ日本人が義務教育で英語を勉強してきたのに
英会話が苦手なのかお気づきかと思います

それはズバリ、今までの日本の英語教育は
②、④の英文表現の勉強がメインだったからです

そもそも英文を聞いて話すという体験が少なすぎて
英会話に必要なトレーニングが出来ていないため
英語が話せないのは当然なのです

英会話学習者を悩ませるリスニングの音の壁

英会話を学ぶためにはリスニングから学ぶべきだ
という事が分かりました

でも実際に色々とネイティブの会話を聞いてみると
簡単な文章でも聞き取れない！
という悩みが出てくると思います

その原因は単純にスピードが速すぎて理解できない
という事もありますが

ネイティブの発音が日本人が思っている音と
違うという事が一番の原因です

日常英会話のスピーキングは中学生レベルで十分！

論文や難しいビジネス上の会話は別として
日常的なコミュニケーションの英会話としては
中学生レベルの英単語や英文法を知っていれば可能です

もちろん高校、大学以上で学ぶレベルの
英語知識があれば表現の幅は広がりますが

英語が話せないと悩むのであれば
まずは中学生レベルの英語を使いこなす練習をするのが先決です

日本にいながら英会話力を習得する学習ステップ

では英会話の能力を習得するためには
どのような学習をすれば良いのでしょうか？

日本に居ながら、今の生活スタイルのままでも、
一番最速に英語を習得する方法を紹介します！

それは以下の順番で学ぶ事です

①アルファベットの発音を学ぶ
②中学レベルの英単語を学ぶ
③中学レベルの英文法を学ぶ
④日常の日本語を英語に変換する
⑤英会話を実践して会話の引き出しを増やす
⑥発音、文法の添削を受ける

上記が日本人が日本に居ながら独学で出来る
一番最速の英語習得法です。

・・・という事で、次回は
【解説編①】アルファベットの発音を学ぶ
について詳細な方法をお伝えします
お楽しみに！