スピードラーニング英語版 第13巻 P.50 JUNICHI'S FIRST DAY OF SCHOOL(潤一が学校に通い始める第一日目)
日本語書き起こし
ナレーター
潤一は、今日から学校に通い始めます。教室に向かう途中、
新しいクラスメートに会います。
ジェニー
こんにちは、転入生ね。
潤一
うん。
ジェニー
私、ジェニーよ。
潤一
僕は潤一。
ジェニー
日本から来たの?
潤一
うん、どうして知ってるの?
ジェニー
えーと、先生がちょっと話してくれたの。
潤一
そう?
ジェニー
でも、ほんのちょっとだけよ。
ここが教室。
潤一
それで、どこに座ればいいの?
ジェニー
どこでもいいのよ。
席は決まってないから。
ジョニーは別だけどね。
問題ばかり起こしているから、ピーターソン先生が
見えるように、一番前に座らなきゃならないの。
ナレーター
出席を取った後、ピーターソン先生は歴史の授業を始めます。
ピーターソン先生
昨日の夜の、大統領候補のディベートを見た人は?
ほとんど手があがったね?
じゃあ、ジェニー、どう思った?
ジェニー
大統領候補は二人とも、彼らの政策を、
もっと詳しく説明するべきだったと思います。
ピーターソン先生
はい。彼らの討論の要点は何だったか、言える人はいるかな?
ナレーター
昼食に向かう途中、潤一はジェニーと話します。
ジェニー
今のところ、授業はどう?
潤一
う~ん、先生に何て言ったらいいか、わからないんだ。
ああいう教わり方に慣れてないから。
ジェニー
じゃあ、どういうのに慣れてるの?
潤一
あのね、日本じゃ、先生はあまり生徒の意見は聞かないんだ。
きまった答えが出るような質問の仕方をするよ、たいてい。
ジェニー
私達の先生もそうするわ。
でも、私達に自分の考えを言ってもらいたいのね。
潤一
うん、それが慣れてないんだよ。
だから、ピーターソン先生が僕にどう思うかって聞いた時、
何て言ったらいいかわからなかったんだ。
何か間違ったことを言っちゃうんじゃないか、心配だったし。
ジェニー
心配することないわよ。
ああいう話し合いの時は、正しいとか、間違っているとか
なんていう答えはないのよ。
潤一
英語で言うっていうのも、難しいし。
ジェニー
ううん、あなたの英語は大丈夫よ。
何でもいいから、思ったことを言えばいいの。
先生も、違う意見をもっていれば、そう言うし。
先生は、それでも、あなたの意見が聞きたいのよ。
潤一
うん、これから慣れていかなくちゃいけないな。
ところでランチはどこ?
ジェニー
学校であったかいランチを買うの。
潤一
おいしいの?
ジェニー
悪くないわよ。
潤一
今日はピザみたいだね。
ジェニー
ええ、ここのピザとフィッシュ・スティックは
とってもおいしいのよ。
スパゲッティとチキンも、まあまあ。
でも、スロッピージョーだけは嫌い、ひどいわよ。
潤一
それ、何だい?
ジェニー
スロッピージョーってのは、チリバーガーみたいなもの。
でも、変な味よ。
その日はいつも、自分のランチを持ってくるの。
潤一
いつか、ホットランチを試してみなきゃ。
ジェニー
何を持ってきたの?
潤一
おにぎりさ。中に鮭が入ってるんだ。
ジェニー
うーん、おいしそう。
おにぎり1個と私のチョコレートミルク、交換しよう。
潤一
いいよ。
英語書き起こし
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?