【解説編②】中学レベルの英単語を学ぶ@中学レベルから始める英会話
中学レベルから始める英会話
今回は英単語の学習方法について解説します
観光旅行などで必要な日常会話レベルの英会話なら
中学校卒業レベルの英単語を知っていれば十分です
中学レベルの英語を習得して使いこなせるようになれば
英語を話すのが楽しくなり
英会話でのコミュニケーションを通じて
自然にボキャブラリーや使える単語も増えていきます
まずは英会話スキルの基礎作りを兼ねて
中学英単語の学習に取り組んでみましょう!
中学レベルの英単語とは!?
中学英単語がどれくらいあるのか確認しましょう
グローバル化が進み、英語能力の必要性が
ますます高まって来ている昨今
日本でも小学校からの英語教育が導入され
覚えるべき英単語の語彙数は増加傾向にあります
1800語も覚えないといけないの?
と驚いた方はご安心ください
日常英会話に必要な中学卒業レベルの英単語としては
まずは1200語程度を学習すれば十分です
では1200語とは具体的にはどれを指すのでしょうか?
文部科学省の学習指導要綱では語彙数は示されていても
具体的にどの語彙なのかは示されていないようですが
参考になるサイトをいくつか紹介します
神戸大学の石川慎一郎のプロジェクト
JEV(Junior High School Level English Vocabulary)
中学校検定教科書において2冊以上で重複している
語彙を基準としてまとめたもので
中学生レベルの英単語として
1211語が登録されています
⇒日本人中高生用基本語彙 JEV/HEV(2014年)
中学1、2、3年とそれぞれ400語ずつ紹介されています
⇒英語漬け
書籍派の方はAmazonなどの通販でも様々な本が発売されています
⇒アマゾン 英単語 中学生の検索結果
その他、お近くの書店で立ち読みしてみて
気に入ったものを購入するのも良いでしょう
中学英単語の学習方法
まずは上記リンクを参考にお好きな単語帳や
データベースを用意します
それを以下のステップで学習しましょう
中学英単語の学習方法 その1:知ってる単語と知らない単語を振り分ける
中学レベルの英単語は既に知っている
単語も結構あるはずです
1200語全てをダラダラ眺めて暗記しようとすると
記憶に残りにくいですし
既に知っている単語を復習しても効率が悪いので、
最初に振り分けをして知らない単語だけを集中して学びましょう
※既に知っている英単語とは見た瞬間に
すぐイメージが湧いて即答できるものです
英単語を見てイメージが湧かなかったり、即答出来ないなら
しっかりと記憶出来ていないか、知らない単語なので
学習対象としてチェックします
具体的なやり方としては英単語を順番に見て
瞬発的に日本語訳で即答出来るかチェックします
即答出来なかった英単語はファイルにチェックするなり
ノートに書き出すなり、参考書にマークするなりして
後で集中的に学習できる様に抜き出します
1200語全ての振り分けが出来たら次のステップに進みましょう。
中学英単語の学習方法 その2:苦手な単語を重点復習
ステップ1でチェックした単語を集中的に復習しましょう
英単語を見て瞬発的にイメージが浮かぶまで繰り返し学習します
苦手な英単語の学習方法 その1:ノートに書いて学習する
ノートで学習する場合は文字が隠せる
赤緑シートを活用すると楽に復習が出来ます
赤緑シート専用のペンも発売されています
⇒Amazon 赤緑シートの検索結果
苦手な英単語の学習方法 その2:単語カードで学習する
ノートに書き出して学習しても良いですが
英単語カードを作成するのもおすすめです
単語カードがあるとカードを
頭から、後ろから、ランダムに等
任意の順番で開いてゲーム感覚で楽しく学習できます
出てきた英単語を和訳で即答出来るまで
繰り返し練習します
【参考】オリジナルの英語単語カードの作り方
白紙の単語カードとペンを用意して下さい。
単語カードは文具店などに行けば100枚つづりで
100円程度で売っていますので必要な数を購入します
書き込みするペンは赤緑シート専用のものもありますが、
特に普通のボールペンなどでも問題ありません
表に英単語→裏に日本語訳という感じで
1単語1枚としてカードを作っていきます
注意点としては複数の意味がある英単語については
重要そうな意味については全て記載しましょう
英単語カード作成は手間と時間がかかりますが、
実際に手を動かしてカードに書き込みする作業は
脳に定着しやすい学習方法です
完成した単語カードは外出時や隙間時間にも
活用できますし
自分でカードを作ると思い入れも深まり
英単語に興味が湧くキッカケにもなりますので、
出来るだけカードの自作をオススメします
※単語カード作りは時間も労力も使うので
もし面倒すぎて挫折してしまいそうという方は
書籍や電子版の単語カードを活用すると良いでしょう
※もしスマホで単語帳を作りたいなら
WordHolic!というアプリが便利です
中学英単語の学習方法 その3: 一斉確認テストを行う
ステップ2の学習が終わったら
1週間ほど開けて一斉確認テストを行って下さい
JEVの中学生部分の英単語1211語をコピーして
ExcelやGoogleドキュメントなどに貼り付けして
英語→日本語訳のテストを作成しましょう
テストファイルを印刷し
問題を解いて赤ペンで採点します
※自宅にプリンターがない方は
ネットプリントがオススメです
セブンイレブンのコピー機で印刷できます
⇒netprint
中学英単語の学習方法 その4: 復習&テストを繰り返す
確認テストの点数がイマイチだった場合は
必要に応じて復習~テストのステップを
繰り返して高得点を目指しましょう!
特に満点を取る必要はありませんが
目安としては7割以上は正解できている方が
実際の英会話で有益だと思います
学習における記憶の研究
記憶に関する有名な研究結果としては
エビングハウスの忘却曲線があります
何度も思い出しながら反復することで
節約率が上がり次第に長期記憶に定着します
復習&テストを繰り返す事で
確実に長期記憶に残る英単語は増えていきますから
すぐに覚えられなくても焦る必要はありません
英単語の学習を行ったら
次は英文法の学習に進みましょう
・・・という事で、次回は
【解説編③】中学レベルの英文法を学ぶ
について詳細な方法をお伝えします
お楽しみに
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?