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スピードラーニング英語版 第15巻 P.50 SEEING A DOCTOR(医者にかかる)

日本語書き起こし

ナレーター
野村夫人が、息子のために、診察の予約をします。

受付
ドクター・ケントの診療所です、ご用件は?

野村夫人
予約を入れていただきたいのですが、
息子の具合が悪いので。

受付
どうなさいましたか?

野村夫人
華氏103度の熱があって、2日間ひどい頭痛なんです。
アスピリンを飲んでも、よくならなくて・・・。

受付
以前ケント先生にかかったことはありますか?

野村夫人
いいえ、初めてです。
スクールナースから、ケント先生をご紹介いただきました。

受付
では、明日の朝、息子さんをお連れください。

野村夫人
できるだけ早く、先生に診ていただきたいのです。

受付
わかりました。なんとかいたしましょう。
少々お待ちいただけますか?

野村夫人
はい。

受付
先生は、3時半でしたら、息子さんを診られると言っています。

野村夫人
よかった。

受付
息子さんのお名前は?

野村夫人
野村武です。

受付
電話番号は?

野村夫人
373の2976です。

受付
それでは、3時半にお待ちしています。

野村夫人
ありがとうございました、さようなら。

受付
さようなら。

ナレーター
野村夫人と息子が診療所に着きます。

受付
こんにちは、どのようなご用件ですか?

野村夫人
息子ですが、3時半にケント先生に
診ていただくことになっています。

受付
野村武君ですね?

野村夫人
はい。

受付
おかけになって、この用紙に記入してください。

野村夫人
わかりました。

受付
武君、さあ、こちらにいらっしゃい。


はーい。

ナレーター
武の診察が終わり、ケント先生は野村夫人と話をします。

ケント先生
こんにちは、野村さん。

野村夫人
こんにちは、ケント先生。
武の具合はどうでしょう。

ケント先生
インフルエンザにかかっています。
でも、すぐ、よくなりますよ。

野村夫人
大したことがなくて、ほっとしました。
息子はお医者さんに診てもらうことが不安だったんです。
でも、先生が、息子を落ちつかせてくださったようです。
アメリカのお医者さんは、打ち解けた印象を与えますね。

ケント先生
ええ、患者さんの気分をほぐすのは、大事なことなんですよ。
武君の解熱剤の処方箋です。
この薬をのんで、数日間休んでください。
すぐ元気になりますよ。

野村夫人
わかりました。いろいろ、ありがとうございました。

ケント先生
いえ。武君、お大事に。


はい。
ありがとうご、ケント先生。

ケント先生
どういたしまして。

受付
診察料が80ドルになります。

野村夫人
まあ、お高いんですね、驚きました。
薬が入ってその額ですか?

受付
いいえ。
薬は薬局に行って買わなければいけません。

野村夫人
そうですか。これじゃ、保険がないと駄目ですね。
日本だったら、国民健康保険というものがあるんです。

受付
残念ながら、アメリカにはそのような制度がありません。
ですから、たいていは会社の保険に入るか、個人で保険を掛けるんです。
でも、保険を掛ける余裕などない人もたくさんいまして…。

野村夫人
それは大変ですね。

受付
ええ。
貧困家庭向けの政府援助もあるにはあるんですが、
充分というにはほど遠い実情でして…。
保険はお持ちですか?

野村夫人
はい。

受付
そうですか。今、全額お払い願いますが、
保険会社にこの領収書を送れば、
払い戻されますよ。

野村夫人
わかりました。
それで、近くに薬局はあるのでしょうか?

受付
ええ、1階にあります。

野村夫人
そうですか。ありがとうございました。

受付
お大事に。

英語書き起こし

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