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TOEIC900点突破の勉強法|独学で実際に勉強した方法を解説します

800点→900点って一番苦労する人が多い印象ですが、私もかなり苦労してました。

今回の記事ではその苦労を乗り越えるために自分が実践した勉強法についてそれぞれ詳しく解説していますので、気になる人は読んでみていただけると嬉しいです。

600点勉強法、800点勉強法の記事でも解説しているように、私は元々TOEIC400点台からスタートして、苦労しながら900点まで到達させています。

長期間海外に滞在したこともありません。

そんな私でも900点を達成できた勉強法が今回の記事なので、集大成みたいな記事ですね。では解説していきます。(600点、800点の勉強法の記事も読んでみてください)

初めて900点取った時は、L475点 R435だったと思います。

800点→900点を目指す上でも、やはり重要になってくるのはリスニングで極限までスコアを引っ張ることです。

可能ならリスニングは満点を目指す勢いで勉強して、リーディングの得点不足をカバーする方が900点には到達しやすいと思います。

ただ、前回の800点勉強法の記事で解説したように800点であれば、L450 R350のように、Rの点数が低くてもなんとかなったのですが、900点となるとR430~440前後はやはり必要になります。

そうなると、Rの正答率も85%前後はないと厳しいです。(※最新のTOEICは難化しているので必要な正答率は変わってきている可能性もあります。)

このレベルになってくると、最難関のPart7をまず解き終えれるようにしないといけないですし、そもそも失点もあまり許されないです。

ここまでを読んで感じたかもしれませんが、Rで430~440を取るのは結構大変です。私もこの壁がなかなか越えられずに、ずっと苦戦していた記憶があります。

TOEIC 900点の壁を越えるための考え方

900点を取るにはLで470点前後Rで430点前後が無難な得点方法だと思います。前回の記事でもお伝えしているように、TOEICはLのスコアが上げやすいです。

なので、Lは満点を目指すレベルで勉強してRのスコアをできる限り伸ばすのが全体的な戦略です。その上で、スコアを常に470以上取れるように安定させていくのが大事です。

まずは、Lのスコアが安定できるようにリスニングを磨いていく必要があります。

また、470と書きましたが、これが高ければ高いほどリーディングでの失点が許されるようになるので、取れるなら490点とかを目指すといいと思います。

そうすると、L490 R410になるので仮にPart7で5問塗り絵になったとしても、410点ならなんとかなります。

また、最初から5問捨てる前提で問題に向き合えるなら、他の問題をゆっくり解けるようになるので全体の正答率は高められます。

このように、Lで高スコアを取るのは非常に重要なのです。とはいっても、リスニングの基本的な対策は800点編までとそこまで変わりません。模試を解いて、音読やシャドーイングを通して繰り返しトレーニングするのが基本です。

900点はその上で、さらに上級者になるためのトレーニングが必要になります。それはTOEIC以外の音声を使った勉強です。

私はこのTOEIC以外の音声を使った勉強がかなり効いてリスニングが大幅に伸びたと思っています。

繰り返しですが、リーディングは結構大変なのでリスニングで高スコアを取るのが本当に大事です。リーディング対策は基本的にPart5.6を高速で失点を最小限にして解き終えて、Part7で勝負することです。

ただ、Part7で勝負すると言ってもPart7の正答率を上げるには相当時間がかかります。かなり模試をやりこんで単語を覚えてやっと20~30点スコアが上がるかな、、という感じです。体感ですが。

なので、やっぱり可能ならリスニングで490前後まで獲得してリーディングが410点でも合計900点に達せられるようにするのが適切な戦略だと私は思っていました。

もちろん得意不得意があるので何とも言えないですが、Part7は一番労力がかかる割には一番スコアが上がりにくいパートなので、Part7以外のところを攻略してしまい、Part7の195~200は解かなくても900点に到達できるようなスコアプランを立てるのが良いと私は思っています。

では、まずはリスニング対策から解説していきます。

TOEIC模試でのリスニング強化

公式問題集や模試を使った具体的な勉強法は前回の800点までのところで解説しているので、詳しくは説明しませんが、基本的には問題を解いたら音読やシャドーイングを通して完璧に再現できるようにするのを目指していました。

ただ、800点→900点で何が変わったかと言うと、使う模試のレベルです。

精選模試などは800点を目指す段階でも使っていましたが、900点を目指す上ではリスニングで470〜480が欲しいので満点に近いスコアアップが期待できる模試を使いました。

でる模試リスニングはレベルが高いリスニング問題を700問も解けるので、これで結構トレーニングしていきました。

精選模試は800点記事でも紹介しているようにやっぱりおすすめですね。

あとは、メディアビーコンさんの難問模試です。これは900点を取った後にやってみたのですが、900点持ってても少し間違えてしまうくらい、やりがいがあるレベル感の問題集でした。

満点近くを狙うなら、これがいいと思います。

模試はどんどん新しいものがたくさん出てきていますが、個人的には精選模試やメディアビーコンさんの模試をやっておけばTOEICリスニング対策としては、十分だと思っています。

目安としてはそれぞれの模試で9割近く正答できるレベルを目指したいところです。

意外と穴になりやすいPart1.2


この段階では多くの人がPart3.4の対策をメインにすると思いますが、Part1.2が意外と足を引っ張ってしまうこともあります。

また、慣れてくるとPart3.4は全体の流れを掴みながら消去法で正解できたりするのですが、Part1.2は一瞬聞き逃すともう終わりです。

ある意味純粋なリスニング力が求められているような気もしますね。

そんな方におすすめなのは、有名な森鉄先生のパート1.2難化対策ドリルです。これを1〜2周追加するだけで失点は減らせるようになります。

ネイティブ音源でリスニングトレーニング

リスニングで高スコアを目指すなら、TOEIC以外の音源での勉強をするべきです。勉強というか普段から英語を聞く習慣を作れるといいと思います。

私もこの段階から、色んな英語を聞くようになっていました。

私が実際にやってみておすすめなのは、「CNN Engilsh Express」です。
※最新のを購入するといいと思います。

本格的に英語を学習している人ならみんな知っていると思いますが、CNNの音声を使って徹底的にリスニング学習できる優れた教材です。

レベル別に題材が分かれていたりするので、TOEIC800点→900点の人は、ページ序盤の短いニュース英語を使って、音読→シャドーイングをやっていくといいと思います。

余力があれば中級レベルなどにもトライしていくといいと思います。

この本は毎月発売されますが、結構ボリュームがあるのでこれ1冊を使ってトレーニングしながら、TOEIC模試をやるだけで十分かもしれません。

あとは、私は海外ドラマを観まくっていました。単純に好きだったというのもあるのですが、とにかく観てました。

日本語字幕をつけてみている場合だと、正直あまり効果は得られないのですが、日本語と英語の字幕を両方つけられる機能があり、私はそれで最初の頃は観てました。

今は英語字幕だけでも良いのですが、900点を目指す段階においては日本語&英語じゃないと厳しかったので、当時の自分には最適でした。

この方法でも、実際に登場人物がどんな会話をしているのかを字幕を見ながら追いかけたりしていけるので、少しずつ高速なネイティブな英語に慣れていきます。

これだけでリスニング力が大幅に上がるというものでもないですが、やはりネイティブの速度への慣れも重要だと思っていて、その点海外ドラマは非常に優れています。

900点取るために優先度が高い勉強法とは言えないですが、暇な時はネイティブの英語を聞いて慣れてみるというのはやってみてもいいと思います。

あとは、Podcastがおすすめです。今はPodcastにスクリプト機能がついたので、シャドーイングなどのトレーニングをしやすくなりました。

スクリプトさえあれば、何でも勉強できるのでPodcastでの勉強法はかなり流行っていくと思いますね。

参考までに私が普段から聴いているPodcastをご紹介します。

自分の興味に合わせるといいと思いますが、一番上のでWSJは綺麗なアメリカ英語で1日15分程度の放送が2回あります。

私は往復の通勤でそれぞれ1本ずつ聴いていて毎日30分のリスニング時間を必ず確保しています。

Podcastはスクリプトがあるので、じっくり勉強するならこんな感じの学習プログラムがおすすめです。

5分くらいで区切る→普通に聴く→スクリプトを見ながら聴く→音読してみる→シャドーイング→何も見ずに聞き取れるようになるまで粘る

こんな感じです。Podcastのおかげで勉強がしやすくなりましたね。色んな番組があるので、自分が楽しめるものを見つけるといいと思います。

リスニング対策はこんな感じです。

では、リーディング編に入っていきます。

TOEIC Part5、Part6の問題演習

Part 5とPart 6はミスを極限まで減らすことと、高速で解答する力が求められます。800点を目指すところで、でる1000を終えていたので、残りは補強のような形で勉強していきました。

TOEIC 900点特急 Part5 & 6は難問が詰まっている良い問題集です。私はこれを追加でやりました。

ただ、今の難化している状況を踏まえるとメディアビーコンさんのPart 5 & 6 難問模試はやっておくといいと思います。

苦手意識がないのなら、どちらか1冊でも良いと思います。

TOEIC Part7の問題演習

この段階になると一番大事なのはPart7の攻略です。Lで470点すると、最低でもRでは430点が必要となります。(Lで490点ならPart7がだいぶ楽になります)

TOEICは素点ではないのであくまで目安となりますが、430/495なので85%前後は得点しないと厳しいです。

そうなると、リーディング合計100問のうち86点なので、Part5,6で5~6問ミスとして、Part7では10問以下の失点で収めないと計算上は厳しくなってしまいます。(※TOEICは素点ではないのであくまで目安です)

800点台のときはリスニングで引っ張ればよかったのが、900 点を目指すとなるとリーディングでも高スコアが必要になり、そのためにはPart7でも必然的に高スコアが求められる。

これが900点を取る上での大変なポイントかなと思います。

今振り返ってみると、僕もかなり苦労していましたね。何回TOEICを受けても190問目あたりから塗り絵を意識しながら問題を解くようになり、残り1分くらいになったら適当に全部塗るみたいな。

このようにPart7ではずっと苦労していたのですが、最終的にはなんとか乗り越えて全部解き切れるようになりました。

そのために具体的にやったことですが、Part7リーディング問題を解きまくること+TOEIC以外の英文を読みまくることです。

TOEIC以外の英文のところについては後述しますので、ここではPart7リーディング問題についてまとめてみますね。

まあやったことと言ってもとてもシンプルなのですが、Part7の以下の模試を購入して解きまくりました。

もちろん、解いて終わりではないです。

解き終えた後に丁寧に一文一文精読して読めないところがなくなるまで読み込みますし、分からない単語があったらそれを全部覚えていきます。

さらに、TOEICって間違えるパターンが決まっているので、間違えた後になぜ間違えたのかを必ず分析するようにしていました。

例えば、単語がわからないから間違えた、時間が足りないから焦って解いたから間違えてしまった、そもそも英文が読めていなかったから間違えたなど、いろんな要因はあると思います。

私は1つの模試を解き終えた後に、全ての問題の間違った原因を整理していって、何が要因で失点しているのかを分析していました。

そうすると、自分の英語力の弱点が見えてくるので、そのときは少し模試を解くのをストップして一度弱点を潰しになどを定期的にやってみました。

また、解説が詳しい問題集であれば間違えやすいポイントや設問ごとの解説が丁寧にあるので、Part7全体が弱点だと感じている人はそういうものを購入してみるといいと思います。

おすすめPart7対策模試

では実際に使った模試を紹介していきます。初めて900点取るために使った模試と、ここ数年で実際に購入してよかった模試を合わせて紹介します。

精選模試リーディングシリーズですね。これは100問×5セット分の問題が解けるので、絶対にやるべきです。この本で問題演習→間違えた原因分析→復習→再び解く→完璧にする、を徹底的にやればPart7の正答率はかなり上がると思います。

精選模試リーディング3に関して言えば、これは結構難問模試と当時は言われており、私もかなり苦戦しました。問題が全体的に捻られているので、いきなりこれをやると挫折してしまいます。

ですが、Part7の対応力を上げるという意味では有益な模試だったので、やってみてもいいと思います。

繰り返しですが、問題を解いて終わりではなく以下の流れを踏むようにしてください。

解いたら復習を徹底して間違えた原因を探し、復習トレーニング(音読&通読等)→再び解く→完璧にする

同じ問題を解く意味はあるのか?と疑問に思うかもしれませんが、私はあると思います。

1度解いて復習しただけでは定着しきれないですし、多くの場合は1回目にしてしまったミスを再度してしまいます。

複数回解くと、だんだん間違えたパターンが分かってくるので、同じミスを起こさなくなります。

これを複数の問題集を通して実践していくことで、少しずつミスが減っていきます。

自分は基本的に精選模試でこのトレーニングをやり込みました。最低3回は解き直しましたね。

結構ハードな勉強法なのですが、やれば効く勉強法なのでやってみてください。

精選模試といえばこっちもありますね。

これもおすすめなのでぜひやってみてください。個人的には精選模試3よりもこっちのが若干優しめだった気がするので、模試3をやる前に精選模試総合から入った方がいいかもしれません。

あとは今業界で強い影響力を持っているメディアビーコンさんの難問模試です。これもいい感じの難易度なので、やってみるといいと思います。

精選模試3はちょっと意地悪な捻り方をしてるのですが、こっちは現代のTOEICに基づいて難易度を設定しているような感じがしました。

この模試も繰り返し解くことを前提に作られた本なので、この模試のガイドに従って勉強していくといいと思います。

自分が初めてTOEIC900点取った時はこの模試が販売されていなかったのですが、もし今の自分が800点台とかだったら、これをメインでやりこむかもしれません。

難しめな模試ですが、おすすめです。

あとは最近販売された金の読解です。

これも結構良かったですね。著者が長年TOEICを分析されている方なので、最新のTOEICの内容が反映されていますし、とても良い模試だと思いました。

ここまで色々と紹介してきましたが、もし今の自分が800点台前後だったとしたら、金の読解→精選模試総合→メディアビーコンPart7 の順番でやると思います。この3冊を復習も含めてやりこんで、さらに演習したいと思ったら、精選模試シリーズ(1~3)をやる。

演習量としてはこれで十分です。990点を取るとかであれば、韓国の模試をやるなどさらなる演習が必要かもしれませんが、いったん900点を目指すならこれだけでも十分な演習量だと思います。

単語対策+TOEIC以外の英文の読み込みをやれば、到達できると思います。では、ここからはそれらについて解説していきます。

TOEIC以外の英文を読みまくる

900点を取るにはPart7に限らず幅広い英文を読むことが大事だと思っています。超極論ですが、普段から英文雑誌や英字新聞を読む人であればTOEIC模試の解きまくりは不要です。

TOEICの英文なんて実際に使われているものからすると圧倒的に簡単なので、そっちに慣れていればそこまで対策をしなくても取れてしまいます。

そんなわけで私も800点後半くらいからTOEIC対策以外に英文を読む込む期間を作りました。ではやってみたことを解説していきます。

洋書多読トレーニング

私自身、洋書の多読を通じてリーディング力を飛躍的に向上させることができました。もしかしたら、800点→900点の壁を越えられたのはこの洋書多読のおかげだとも思っています。

やったことはシンプルで洋書を紀伊國屋か丸善で適当に買って読むだけなのですが、最初はかなりきつかったです。

今では全然読めるのですが、800点台のときは全くと言っていいほど読めませんでした。洋書って小説なので、読む時に少し違う筋肉を使って読む感覚があるんですけど、最初はその感覚が全く掴めずにすごく苦労しました。

小説って文字で読んだことを頭の中にイメージしないと上手く読めないんですけど、洋書でそれをやるのがかなり難しかったんですよね。

文字→ビジュアル化が脳内でできないので、文字を読むだけで全く小説を楽しめないという状況でした。

そんなときに試してみて良かったのは、映画を観たことがあったり日本語で読んだことがある小説の洋書に挑戦してみることです。映画で観たことがあれば、英語と言っても読んだ内容を頭の中で浮かべやすいです。

私はこれで少しずつ感覚を掴んでいきました。今思えば結構ハードなんですけど、村上春樹の小説を英語で読んでみたり、あとはハリーポッターを買って順番に読んでみたりしました。

ハリーポッターの英語って初心者にとってはハードルが高いんですけど、自分はハリポタに当時ハマっていたので、すごく楽しみながら読んでいました。

こんな感じで多読の世界にハマっていった結果何が起こったかというと、英語を左から右へと自然な流れで理解できるようになり、リーディングのスピードが格段に上がったのです。

さらに単語が分からなくても内容を推測して読めるようになっていって、全体的な英語力が大幅に伸びました。

厳密にいえば、英語力というよりも英語を読む力って感じですかね。あとは場面を想像して読めるようになりました。

TOEICの問題集などでは左脳を使って英文を論理的に読むことが求められますが、洋書を読むときは頭の中で場面を想像しながら読むので右脳を使って英文をイメージで解釈することができます。

私はこの感覚が身についたので、英語をスラスラと読めるようになっていきました。

◯洋書多読トレーニングの簡単なコツ

簡単な洋書を選ぶ:難しすぎるものではなく、自分のレベルに合った洋書から始めましょう。

分からない単語を全部調べない:すべての単語を完璧に理解する必要はありません。文脈で推測しながら読み進めることが大切です。※たまに気になったのは調べてます

場面を想像しながら読む:文章を頭の中で映像化し、内容をイメージで捉えるようにしましょう。

返り読みをしない:一度読んだ部分を何度も振り返ることなく、前に進むことを心がけてください。

簡単な洋書からで十分です。自分に合ったものを見つけると、洋書の世界にハマる人も多いです。TOEICのため以外にもおすすめできる方法なので、試してみてください。

英文雑誌を読む

英文雑誌をたくさん読み込むのも結構いいです。自分は偶然、政治や経済系に関心があったので、情報収集も兼ねて頑張って(無理矢理&強引に)読んでいましたが、レベルがあまり高くなく楽しみながら読めるメディアを見つけたらそういうのをよみこむのでもいいです。

TOEIC800点台前後でThe Economistを読むのはまあ厳しいです。なので、もし経済系に興味があるなら、The Japan Timesあたりから始めるのがいいのかなと思います。

自分の場合は政治、経済が好きだったので英語力が足りないのに強引にWall Street journalとかThe Economistを調べながら地道に読んだりしました。

当時は電子版ではなく紙で買っていたので、辞書で調べながら時間をかけて読んでいました。

超絶効率が悪いので、初心者ほどデジタル版がいいですね。デジタル版ならスマホ内の辞書機能で簡単に分からない単語を調べられます。

あとは、今はChatGPTがあるので、読み終わったら精読してもらったりもできるので、デジタル版が強いと思います。

この段階での目的はTOEIC以外の英文を読む力をつけることなので、自分が好きなものならなんでもいいと思います。

科学が好きならScientific Americanを読んでみてもいいと思いますし、色んな選択肢があります。

参考までに自分が読むメディアです。

  • The Economist:国際的な経済や政治に強い雑誌。ビジネスリーダー向け

  • The Wall Street Journal:アメリカの主要経済新聞。ビジネスリテラシーを強化したい方に最適

  • TIME:時事問題や社会問題にフォーカスした雑誌。読みやすい記事も多い

  • The Japan Times:日本の英字新聞。日本のニュースを英語で学びたい方におすすめ

  • Foreign Affairs:国際関係に特化した雑誌。英語で国際問題を深く理解したい方に。

このようにTOEIC模試での徹底的なトレーニング、洋書多読、英文ニュースの読み込みを通して自分はかなりリーディング力を高めました。

ただ、あと1つやらないといけないことがありました。それは単語です。

TOEIC 900点を取得するには、TOEIC向けの単語に加えて、より広範な語彙力も必要です。

TOEIC単語暗記

また、冒頭にもお伝えしましたが、最近のTOEICは昔よりも難しい単語が出題されるようになっているので、金のセンテンス(金のフレーズ)以上のレベルのものを使う必要があると思います。

僕の頃は金のフレーズとDUO3.0で単語を覚えてあとは模試を解きながら知らない単語をインプットしていくので良かったんですけど、最近のTOEICではもう一段階上の単語を覚えたほうがいいと思います。

結論、この2冊を覚えきればかなり網羅できると思っています。暗黒のフレーズは不要という声も聞かれますが、自分は昨今の難化傾向を考えると両方やったほうがいいと思っています。

単語は知っていて損はないですし、暗黒のフレーズもめちゃくちゃ高難度かというと、そうでもないです。英検1級レベルの英語単語帳と比べたら明らかに簡単なので、全然やっていいと思います。

なので、

金フレor金セン→黒フレ→暗黒フレ

ここまでやっておくと語彙が難しくなった最新のTOEICでも対応できます。
900点を取ることを目的にするなら、ここまででOKだと思います。

もし、さらにやりたいなら英検1級レベルの単語を覚えていくのがいいと思います。あまり優先度は高くないですが。

まとめ

ここまで600点、800点編を含めると2万文字近くも読んでいただきありがとうございました。私は最短突破でTOEICスコアを上げたタイプではないです。

ですが、苦手な段階からコツコツ色んな方法を試してここまでスコアアップしてきています。

また、勉強方法自体も同じ模試を繰り返し解いたり、洋書や英文雑誌を読んだりかなり過酷な方法をとってきています。

今回の方法が少しでも参考になれば嬉しいです。ありがとうございました。


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